令和の時代に「ガメラ、復活!」 初めて尽くしのイベントと新PVにキャストも大興奮! 『GAMERA -Rebirth-』新情報発表トークショーレポート【AJ2023】
2023年3月25日(土)、「AnimeJapan 2023」内にて『GAMERA-Rebirth-』「ガメラ、復活!新情報発表トークショー」が行われました。
『GAMERA-Rebirth-』は、1965年に公開された特撮映画『大怪獣ガメラ』から始まった人気怪獣シリーズで、『ゴジラ』シリーズと並ぶ特撮シーンの礎を築き、『昭和ガメラ』シリーズ8作品の後も、『平成ガメラ三部作』が制作され、50年経った今も世界中で愛されています。そんな人気作品が『GAMERA-Rebirth-』として初めてアニメ化され、Netflixにて全6話が配信されます。
本稿では、ボコ役を演じる金元寿子さん、ジョー役 松岡禎丞さん、ジュンイチ役 豊崎愛生さん、ブロディ役 木村 昴さんら声優陣4人が登壇した『GAMERA-Rebirth-』として初めてとなるイベントの模様をお届けします!
キャスト陣は豊崎さんの怪獣感No.1の衣装などガメラを意識した衣装で!? ガメラと戦う2体目の怪獣も発表!
開演するとキャストが一人ずつ、ステージに登場。最後にステージに現れた木村さんは胸を張ってゆっくり歩いてステージに。その様子は怪獣? もしくは演じるブロディのイメージ? 物々しいBGMと相まってか、豊崎さんから「ラスボス感がすごい!」と指摘されると「緊張するんです」とニッコリする木村さん。
アニメ『GAMERA-Rebirth-』はアニメ『GOZILLA』で監督を務めた瀬下寛之さんが監督を、本作の怪獣デザインを平成三部作でガメラの造形をされた高濱 幹さんが担当されるなど豪華制作陣によって、どうアニメで躍動するのか期待が高まる中、木村さんは「もちろん初めてご覧になる方に楽しんでいただければ嬉しいですけど、これまで『ガメラ』が好きでご覧になっていた方にもご期待いただければ」。
本作ではガメラと5体の怪獣が戦うことが発表されていて、既にギャオス(1967年公開の映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』で初出)が登場することは告知済みでしたが、ここで2体目の怪獣を豊崎さんから発表することに。「すごい緊張する! 大きな仕事だから間違えちゃいけない!」とドキドキする様子が伝わってくる豊崎さんに、「ここ大事なところですよ。この4人の中で一番怪獣っぽい衣装ですから。」と笑いを誘う木村さん。豊崎さんも「デコボコしているガメラの甲羅を意識しました」。金元さんもシャツの柄が怪獣っぽく、木村さんもシャツのポイントポイントにグリーン、松岡さんに至ってはジャケットがグリーン一色。「緑はどうしても意識してしまいますよね」(木村さん)。
衣装ネタで盛り上がった後、豊崎さんは「それはさておき(笑)……ギャオスに続き、ガメラの強敵になるのは……ジャイガーです!」と発表。すると後ろのスクリーンにもビジュアルが映し出されるとキャスト陣から「すごい!」、「怖い!」、「怪しい!」という声が! ジャイガーは1970年公開の『ガメラ対大魔獣ジャイガー』に登場した怪獣で、昭和ガメラシリーズ最強とも言われています。
司会の「期待通りでした?」の問いかけに会場から大きな拍手。まだ顔のフォルムや目の赤さのみしか見えていませんが、豊崎さんいわく「アニメのジャイガーはヤバいです」、松岡さんも「威圧感しかないです」。そして公式サイトにある「KAIJU」ギャラリーのコーナーではガメラとギャオスのフォルムのほかは、4つのスペースに「COMING SOON!」と書かれていましたが、この場でジャイガーのフォルムも右上に追加されました。まだ3つの「COMING SOON!」が残っている状態で、「本来、怪獣が来ないほうがいいけど、こんなに怪獣が待ち遠しいことはありますか?」(木村さん)、「早く見たい!」(豊崎さん)。
キャラクタービジュアルも初公開! キャストからキャラの紹介と注目ポイントも!?
過去の『ガメラ』シリーズでは子供たちとの心の交流も描かれてきましたが、本作でも4人の小学生がメインのお話になっています。4人のキャストが演じていますが、気になっていたキャラクターのビジュアルも初公開&キャスト陣からキャラ紹介! 金元さん演じるボコはコピーライターの母親と二人暮らしで、本名は和多大輝(ひろき)。「本名がありますが決して芸能人ではありません(笑)。ボコはニックネームで、(キャラクター名が)ボコと聞いた時、新しい怪獣かなと思いました。でもベストとソックスを合わせていて良家の雰囲気があるけど、思春期ならではの葛藤も見えてきたりします」(金元さん)。
ジョーは本名が松田 了(さとる)ですが、「なぜジョーと呼ばれているのにはとんでもない理由が隠されています。ボコを第一に行動していますがどうなっていくのかも注目してください」(松岡さん)。
ジュンイチ(市原 純)は「SFオタク、ミリタリーオタクで、クラスの中では浮きがちだけど、ボコとジョーは良き理解者で仲良し。ディープな知識や趣味がガメラが現れた時、どう活かされていくのか楽しみにしてください」(豊崎さん)。
ブロディ(ダグラス・ケン・オズボーン)の絵を見た瞬間、木村さんは「デカいよね!? 在日米軍司令官の父と日本人の母を持つミックスで、インターナショナルスクールのアメフトクラブのエースだけど最近は不良まがいなこともしてます(笑)。なぜブロディなのかが本編で描かれるのか、描かれないのか。楽しみにしてください。そして他の3人とどう関わっていくのか、絆を深めていくのかも見どころの1つかなと思います」。