落ちて失うものってないんですよね――大久保瑠美さん、駒田 航さん、白田千尋さんら歴代受賞者が語る、81オーディションまでの道のり【短期連載第1回】

服装よりもエントリー写真が大事？

――今のお話はこれからオーディションを受けられる方々の参考にもなりますね。

大久保：個人的には、当日の服装よりも一次審査の書類の写真（バストアップ・全身）が大事だと思います。小耳に挟んだのですが、最近はプリクラの写真を貼る方や、加工される方も多いようです。大勢いる写真を貼って自分の顔にマルを付ける人もいるとか。

駒田：昨今は加工アプリが豊富ですからね。でも結局配信もされますし、審査員の目にはフィルターなく映るわけじゃないですか。一番良い自分を出したいという気持ちはわかるんですけど、すっぴんの自分を把握するのも大切だと思います。それを堂々と出すのが、オーディションのファーストステップかもしれません。

――駒田さんはカメラマンとしてもご活躍されているので、言葉に説得力があります。

駒田：知り合いを通じて個人で依頼を請け負うことがあるんですが、写真は調整した上でお渡ししているんです。でも「携帯の加工アプリで編集するのでそのままください」と言われることがあります。そう言われたときは、RAWデータの編集はアプリだと難しいかもしれませんよ、とお話していますが、個人の世界でもそうなので、社会全体で見ると、加工は当たり前になってきているんでしょうね。でもオーディションの時は、ありのままの自分を見られるわけですから。最低限に留めておくべきだと思います。

――ちなみにおふたりはどのような写真を送られたんですか？

駒田：僕はちゃんとしたところで撮影した記憶がありますね。

大久保：私の場合は専門学校の授業で「宣材写真を撮る」という授業があったので。あと先生にお願いすると、カメラマンさんを紹介してくれて学割で撮ってもらえたんですよ。

駒田：へえ！　そんなのあるんですか！

大久保：最初の宣材写真はそれだったかと。確か赤い服を着た記憶があります。

――白田さんはどんな写真で応募されたんですか？

白田：あまり覚えてないんですけど、スタジオで白い服を着て撮ったような……。第一印象になるので、写真は私も大切だなと思っています。

駒田：めちゃくちゃ大事だと思う。

――では次回は、オーディション当日のお話についてじっくりとお伺いさせていただければと思います。

★次回は5月2日（火）19時に掲載予定です。

インタビュー：逆井マリ
編集・撮影：鳥谷部宏平

オーディション概要

【名称】
第17回81オーディション＜エイティワンオーディション＞

【主催】
株式会社81プロデュース

【開催日（予定）】
応募期間　2023年4月1日（土）0:00～2023年5月15日（月）23:59エントリー完了
２次審査　東日本（東京）会場：2023年6月10日（土）・6月11日（日）
　　　　　西日本（大阪）会場：2023年6月17日（土）・6月18日（日）
＊2次審査は上記日程のうち、いずれかの日で1時間程度の拘束を予定しております。

最終選考　2023年8月1日（火）
　＊主催者の都合や天災等の事情により、日程は変更される場合もございます。

【会場】
東京都内を予定

【応募受付期間】
2023年4月1日（土）0:00～2023年5月15日（月）23:59エントリー完了

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