劇場公開決定！『ポルプリ』初のプレミアムイベントレポート　土屋李央、鈴木杏奈、小倉唯、日向未南、南條愛乃、日高里菜、早見沙織がポールダンサーと熱演

4月2日（日）、アニメプロジェクト『ポールプリンセス!!』の初となるイベント『ポールプリンセス!! Special Event ～Wish Upon a Polestar～』が行われ、星北ヒナノ役・土屋李央さん、西条リリア役・鈴木杏奈さん、東坂ミオ役・小倉唯さん、南曜スバル役・日向未南さん、＜エルダンジュ＞の御子白ユカリ役・南條愛乃さん、紫藤サナ役・日高里菜さん、蒼唯ノア役・早見沙織さんが出演。

「ポールプリンセス!!」声優キャストによるスペシャルトークや、最新エピソードの最速上映、そしてポールダンサーによるパフォーマンスをまじえた各キャラクターの歌唱ライブなど、文字通りプレミアムなイベントとなりました。さらにイベントの後半には、『劇場版ポールプリンセス!!』が2023年初冬に公開されることも発表に……！

本稿では昼公演の様子をレポートします。

ポールダンスに出会い、⼈⽣を変えてゆく少⼥たちの努⼒と成⻑のストーリー星北ヒナノは、ごくごく普通の控えめな17歳。幼いころから、おばあちゃんの営むプラネタリウムが⼤好きだったがそのプラネタリウムをたたもうとしていることを知り、おばあちゃんとプラネタリウムのために何か⾃分にできることはないかと悩んでいた。そんな中、ヒナノは偶然、星空の下で⼀本の棒に掴まり、美しく舞う⼥性を⽬撃する。憧れていた夜空の星に⼿が届きそうなほど、美しく上に昇っていくそのショーに衝撃を受けてこれをプラネタリウムの中でステージをすれば、お客さんも集まって盛り上げられるかもしれない、と幼馴染のリリアにも背中を押され、ようやく駅前に⾒つけたポールダンス教室の扉を開けたのだった。しかし、室内は活気が無く、美しいショーをしていた時とは別⼈でやさぐれた様⼦の講師、アズミがいた。「え︖ポールダンスをやりたい︖残念ね、もうここ閉めることになったの」ようやく⾒つけた希望を失い、残念そうなヒナノとリリア。その寂しそうな顔を⾒て、アズミはついつい、「…⽣徒を４⼈集められたら、⽉謝で家賃が払えるから再開してもいいわよ」と⾔ってしまうのだった。ヒナノとリリアはさっ...

イベントはポールダンスで幕開け！

プラネタリウム風に彩られたステージ中央に、ポールダンス用のポールがそびえ立つ。そう、今日はアニメで描かれてきたアニメの第6話「初ステージへ向けて」の次の世界、「ポールダンスショー発表会」当日。つまりここはヒナノのおばあちゃんの「プラネタリウム」。

ポールダンスショー発表会を目前に控えたヒナノ（CV 土屋李央）、リリア（CV 鈴木杏奈）、ミオ（CV 小倉唯）、スバル（CV 日向未南）たちの声がナレーションとして響き、最後にヒナノが「大切な皆さんと、大切な場所で、大切な1日になりますように。星に願いを込めて」とアナウンス。客席から拍手が響くと、その後間もなくしてポールダンサー5名（KAORIさん、Ayakaさん、Minamiさん、るんたった・えっかさん、MANABINさん）による華麗なパフォーマンスがはじまり、ファンの視線が釘付けになりました。

ここでキャラクターをイメージした衣装を身にまとった7人が登場（衣装の完成度がすごい！）。皆さん一言ずつ自己紹介をし、「最初のポールダンスでひと泣きしました。本当に泣いた」という南條さんに続き「感動いたしました！」と早見さん。また、この日は声出しOKということで「盛り上がる準備できてますか！？」と日高さんが投げかけると「いぇ〜い！」という声が客席から響きます。「記念すべきイベントになりそうな予感がしますので、最後まで楽しんでいってください！」と結びました。

自己紹介後は着席して、イベント前半はYoutubeで配信されてきた各キャラクターたちのポールダンスショーについてのトークを展開。司会進行は土屋さんが務めます。

まずは最初に配信されたエルダンジュ・御子白ユカリのポールダンスショーについて。主人公・ヒナノたちのライバルであり、圧倒的な強さと美しさを持つチーム「エルダンジュ」の中でもトップの実力と美を兼ね備えたユカリ。

南條さんはユカリ風に「我ながら素晴らしいと思うわ」と話したあと、素の声色で「歌詞も曲も強くて、つよつよのつよという感じで。どうしたら強さや余裕さを出せるのかを考えました」と、「Queen of Fairy Sky」のレコーディングについて振り返りました。

続いて「エルダンジュ」の“あざと可愛い”担当”紫藤サナのショーの話題に。日高さんは「これポール使わない？っていうくらい踊りが多いんですが、ポールダンスシーンも可愛くて！　歌詞もサナ姫らしいというか。もっと私を見て、もっと私を褒めて！というところが詰まっています。それこそ、ライブで歌いたい曲です。このあと披露するので、ぜひ皆さんの声を聞かせてもらえたらなって思います」と声を弾ませます。

ユカリの幼なじみである「エルダンジュ」のノアは、おっとりとした口調や和風のコスチュームが特徴的です。早見さんは「音楽も“雅”な感じ。映像ではお洋服の衣装もめちゃくちゃ美しくて。ノアちゃんが迷いを秘めながら、己の道を見つけて進めていく、その芯の強さが感じられる曲だなという印象がありました。ダンサーさんとの融合が美しい曲なので、のちほどお楽しみに！」と伝える、期待を込めた拍手が送られました。

小倉さん演じる東坂ミオは、コスプレや衣装作りが大好きで魔法少女に憧れる少女。場面カットを見ながら出演者から「かわいい〜！」という声が上がります。「ミオちゃんは魔法少女に憧れているということで、楽曲も魔法少女の世界観がたっぷり。途中で呪文が出てきて、最初はどうしようかと思ったのですが、なんとか楽しく呪文を唱えました。ステッキを持ちながらポールダンスするのもすごいなって。衣装の透け感も美しいなって思っていました」。

鈴木さんが演じる西条リリアはポジティブで元気いっぱい。「ポールダンスというとセクシー、キレイといったイメージがあったので、元気でポップなりリアちゃんがどうやってポールダンスのショーをするのかと気になっていていたんです。こんなにも力強いポールダンスになるとは思っていなくて感動しました。楽曲が良いのはもちろん、ダンサーさんの踊り、CGの技術も素晴らしいです！」と大絶賛。コール・アンド・レスポンスの場面では「皆さんの声も聞けたらうれしいです」と語りました。

イベントの直前にポールダンスショーが公開されたスバル。日向さんは「めちゃめちゃかっこいいです」と伝えます。「最初は暗闇で雷が鳴っているんですが、ポールが避雷針になっているんです。ポールに雷が落ちて、背景がパーン！と変わるんですけど、それがスバルの心の解放というか。ポールダンスをやったことで、心が開いた感じがしています」。

ヒロイン・星北ヒナノのポールダンスは“Ep.07”で公開になることを伝え、「皆さん応援宜しくお願いします！」と伝えました。