東映アニメーションとagehaspringsがタッグを組む新ガールズバンドプロジェクト『ガールズバンドクライ』が始動! 声優を担当するバンド「トゲナシトゲアリ」のメンバー5人へ独占インタビュー!
数多くのアニメーション作品を手掛ける東映アニメーションと、蔦谷好位置さんやAimerさんが所属するagehaspringsがタッグを組んだ新ガールズバンドプロジェクト『ガールズバンドクライ』が始動!
『ガールズバンドクライ』はそれぞれ違った境遇や過去を抱えた5人の女の子が出会い、ぶつかり合いながらバンドを通じて自分と向き合い、仲間と絆を深め合いながら成長していくバンドストーリーです。
東映アニメーションが最先端の技術を導入し、agehaspringsの個性的なクリエイターたちがどんな楽曲を提供するのか注目です。そして、作中のバンド、トゲナシトゲアリのキャラクターを演じる5人は声優に初挑戦しながら、実際に作中と同様の担当パートのメンバーとしてバンド活動もしていくという本格的なプロジェクトです。
『ガールズバンドクライ』のプロジェクトは4月24日に公式サイトと公式ツイッターがオープンし、5月29日には5人のバンド、トゲナシトゲアリのMV2本の公開と新情報も解禁になりました。今後もCDリリースなどいろいろな計画が進行中とのことなので、乞うご期待!
今回、アニメイトタイムズではそんな『ガールズバンドクライ』のバンド、トゲナシトゲアリの声優を担当する5人のメンバーにインタビュー! 今回が初インタビューとなる本作。まずは『ガールズバンドクライ』のイントロをお楽しみください。
トゲナシトゲアリのメンバーの自己紹介
──まず皆さんそれぞれの自己紹介をお願いします。
ボーカル担当 井芹仁菜(いせり にな)役 理名(りな)さん(以下、理名):私は歌うことやピアノを弾いたりすることと、ゲームをするのが好きです。
長所は好きなことに熱中できることで、短所は体力がないことなのでこれから鍛えないといけないなと思っています。好きな食べ物はお刺身で、特にサーモンが大好物です……とこんな感じでいいでしょうか?(笑)
ギター担当 河原木桃香(かわらぎ ももか)役 夕莉(ゆり)さん(以下、夕莉):ニックネームは特になくて、友達やメンバーからは「夕莉ちゃん」とか「夕莉」と呼ばれています。
長所は負けず嫌いで、一度決めたことは最後までやり通します。短所は飽きっぽいことです。趣味は読書とギターを弾くことで、飽きっぽい私でもギターだけは高校1年生の時からずっと続けています。
ドラム担当 安和(あわ)すばる役 美怜(みれい)さん(以下、美怜):普段、友達からは「美怜」とそのまま呼ばれることが多いんですけど、メンバーから「みー」とか「みーちゃん」と呼んでもらってかわいがってもらっています。
マンガが好きで、特に『週刊少年ジャンプ』などの少年マンガをよく読んでいます。『ONE PIECE』や『呪術廻戦』など長い連載ものを中心に読んでいますが、映画を見たのがきっかけで『名探偵コナン』を1巻から読み始めました。安室さんが登場するまでまだまだ時間がかかりそうです(笑)。
キーボード担当 海老塚 智(えびづか とも)役 凪都(なつ)さん(以下、凪都):「なっちゃん」と呼ばれることが多いので、皆さんにも「なっちゃん」と呼んでもらえたら嬉しいです。
キーボードは高校生の時に始めましたが、ピアノは3歳からやっていたので鍵盤を弾くことが好きです。長所はいつでも元気なところで、短所はちょっと意地っ張りで素直になれないところがあります。趣味はスポーツ観戦や舞台観劇、読書です。あと、特技はタップダンスができることです。
ベース担当 ルパ役 朱李(しゅり)さん(以下、朱李):ニックネームはないので、これからメンバーや皆さんに付けてもらえたらいいなと思っています。
決めたことは最後までやり切るのが長所で、短所はあがり症なところです。趣味は野球観戦で、好きなプロ野球チームは埼玉西武ライオンズです。特技は焼肉の部位が当てられることです。豚肉より牛肉のほうが的中率は高いと思います(笑)。
──個性豊かですね(笑)。皆さんはそれぞれ音楽経験があるけど、声優としてお芝居するのは初めてとお聞きしました。初めて声優に挑戦された感想はいかがでしたか?
理名:アニメが好きでよく見ていたので、ふんわりと声優さんをやってみたいなと思ったことはあります。でも、その時は職業としてではなく、興味があるくらいのもので。実際にマイク前に立ってやってみたら難しくて、何度も心が折れそうになりました(笑)。
でも、メンバーと一緒に収録できたのでお互いに励まし合ったり、スタッフの皆さんや周りの方々に支えられながら収録させていただいています。
私の声が入ることで一人のキャラクターが完成するんだなと考えるとすごいことですし、形になったものに触れた時はきっと感動するんだろうなと思っています。
夕莉:今まで演技をしたことがなかったので、お芝居をすること自体が難しかったです。あと、普段しゃべっている時よりも抑揚を付けて話したり、相手と会話していることを意識しながら話さなければいけなくて。
そして、声だけでキャラクターの感情や想いを伝えなければいけなかったりと収録のたびに難しさを実感していますが、試行錯誤を重ねていく中で桃香をしっかり演じられるように頑張ります。
美怜:私も演技経験がなかったので、キャラクターに声を吹き込むということに対して感覚がつかめなくて、最初はすごく苦戦したことを覚えています。
自分が話すタイミングや相手との間など気を付けなきゃいけないことは多いんですけど、回数を重ねるごとに自分がキャラクターになって話す感覚が少しずつ身に付いてきたかなと思っています。
あと、メンバーもみんな初心者なので一人じゃないと思えることも心強くて。失敗したり、悩んだりすることがあってもみんなと楽しく収録できています。
凪都:『進撃の巨人』のアニメにハマった時、キャストの皆さんの演技が素晴らしくて「声優さんってすごいな」と思っていました。いざ自分がやってみたら想像していた以上に声優さんはすごいことをされているんだなと実感していますし、いつも壁にぶつかっています。
すべて難しいことばかりですが、特に息の吸い方は衝撃的でした。ちょっと変えるだけでまったく違った雰囲気のお芝居になったり、自分の思っていた以上に繊細な感覚でやっていくものなんだなと。
あと、1つのシーンで何度も録り直しをしたり、じっくり時間をかけて録っているので、集中力もエネルギーもすごく必要で。今後も気を引き締めながら頑張っていかなくちゃと思っています。
朱李:私は演技どころか日常生活の中で大きな声を出すこともほとんどないし、口数も割と少ないほうなので大変でした(笑)。
また、緊張しやすいタイプなので事前にしっかり練習しなきゃと思って、家で台本を読みながら演じてみたものを録音して聴き返して、また練習して、を繰り返しています。
ただ、練習では「ちょっといい感じかも」と思っても本番ではうまくしゃべれなかったり、自分が思っている以上に声がフラットになってしまったりと改善しなくてはいけないことが多くて。上達、成長していかなくちゃいけないと思いながら収録に臨んでいます。