「忍風戦隊ハリケンジャーでござる！ シュシュッと20th Anniversary」塩谷瞬さん、長澤奈央さん、山本康平さんインタビュー｜京都・東映太秦映画村で10日間の合宿撮影！「大江戸ハリケンレッド」は皆の思いが集まったもの！

全員分の「チェーンジ！」が込められた特別なもの

ーー今回は新フォームの「大江戸ハリケンレッド」が登場し、20年後の新フォームでしたがやってみていかがでしたか？

塩谷：凄く感動しました。衣装を見た時も、脚本を読んだ時にも感動しました。僕らがずっと『ハリケンジャー』に向けていた思いが、スタッフさんたちにも伝わって、倍返ししてくれたなと思いましたね。

20年経ってから新しい作品をするって、とんでもない事なんです。ハードルも凄く上がりますし。でも、大江戸ハリケンレッドを作ってくれた。劇場版の後半で、5人がそれぞれの戦闘シーンからひとつになって、新ジャイロから転送されて……あの流れはずっと鳥肌立ちっぱなし。凄いことをやらせてもらっているんだなと。

やりたいって言っていたのは僕らなんですけど、20年経ってから新しい命をキャラクターに吹き込んでもらえた。単純にストーリーとして続く以上のものをやらせてもらっているんだなと実感できた現場でしたね。

ーー変身シーンも凄く力が入っていましたよね。

塩谷：そうですね、今回は脚本も新しい方に書いてもらっていて「シノビチェンジ」が脚本で、「シノビチェーンジ！」になっていたんですよ。ここも新しくなっているのか！　って。

監督はそのままで良いって現場でおっしゃっていたんですけど、やっぱり僕は「シノビチェンージ！」版もやりたかったので、お願いしたら「やってみろ！」って言ってもらえて。

これは5人の思いがレッドに集まって「大江戸ハリケンレッド」になるので、全員分の「チェーンジ！」が込められた特別なものなんです！

ーー凄くかっこよかったです！

山本：やったじゃ〜ん！　かっこよかったってよ。

一同：（笑）。

ーー『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』とのコラボもありましたが、今後『ハリケンジャー』としてやってみたい作品はありますか？

長澤：やっぱり忍者を集めてやりたいですよね〜。

山本：元々ね、20周年記念で忍者企画って出してたんですけど、中々難しいですよね。

ーー見たいです！

塩谷：僕が『手裏剣戦隊ニンニンジャー』に出た時に、忍者の伝承っていうテーマでやったんですが、西川俊介君ともその時からずっとやりたいなって話はしていますね。

長澤：忍者って人気ですからね。子供が好きじゃないですか。あと「ニンジャパーク」作りたいな〜。

塩谷：やろうか！「ニンジャパーク」。

山本：頑張ってください！

塩谷：一番働かせるよ！　現場監督ですよ！

ーー山本さんの頑張りで今回も実現したって事ですよね（笑）。

塩谷：本当にキャラクターそのままで、縁の下の力持ちですね！

ーー皆さんの現在のスーパー戦隊シリーズへの印象はどうですか？

長澤：やばいよね！　おばさんもうついていけない！

山本：ハイテクになりすぎですよ〜！

ーーいやいや（笑）。

山本：『ドンブラザーズ』も凄かったしさ、『王様戦隊キングオージャー』の1話なんてこんな世界観なの？　って驚きましたよ。国ごとに雰囲気を変えたり。何でもできるんだな〜。

長澤：息子が口開けて見てましたよ。

山本：新しい技術ですよね。

ーーLEDウォール凄いですよね。塩谷さんはいかがですか？

塩谷：最新のテクノロジー僕らも是非つかいたいです！　昨年『ドンブラザーズ』と共演させてもらった時も、今の子って凄いスピード感に溢れていて、フレッシュだなと思いました。

実際にアクションの立ち回りのスピードも上がっていて、アクションチームもだんだん感覚が研ぎ澄まされていますよね。『キングオージャー』もそうですし、年々進化して行っている、その恩恵に預かりたいですね（笑）

山本：あれは現役じゃないと難しいな〜。俺らも現役なんだけどね（笑）

塩谷：クワガタにクワガライジャーが出てからじゃない？『ドンブラザーズ』でも姜暢雄が最初に行って俺らが出たからね（笑）。今回も誰かお願いします！（本気）