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- 嶋脇
- 1996年1月4日生まれ 趣味:ゲーム、ラーメン 好きな作品:『緋弾のアリア』などの恋愛バトル、VTuber
2019年に天開司さん主催の「Vtuber甲子園」を舞元啓介さんが引き継ぐ形で2020年に開催した「にじさんじ甲子園」。その第4回となる「にじさんじ甲子園2023」が7月1日(土)に開幕しました!
本イベントは、『eBASEBALL パワフルプロ野球』シリーズの「栄冠ナイン」を使用して、「にじさんじ」所属の監督ライバーが選手を育成、頂点を目指して試合を行うゲーム大会となっています。
今回は、レオス・ヴィンセントさんの育成をレポート! まめねこ工科高校1年目の夏の様子をお届けします。
7月1日(土)にドラフト会議が行われ、チームが決まると7月2日(日)0時に育成をスタートしたレオス・ヴィンセント監督。
リセットを2回行い、笹木咲選手(投)、鷹宮リオン選手(投)、加賀美ハヤト選手(捕)、小野町春香選手(外)、佐伯イッテツ選手(三)、Ren.Zotto選手(外)を新入生として迎えました。希少な天才肌や転生プロはいないものの、小野町選手の総合評価が☆180となっており、未来の主砲候補として期待されます。
入学式を終え、上級生ともご対面。3年生に投手がいなかったり、2年生に佐伯(兄?)が所属していたりと賑やかな雰囲気となり、練習を開始していきます。
前年度レオスさんが監督を務めた楽園村立まめねこ高校は屈指の進学校でしたが、まめねこ工科の生徒も勉強に興味津々な様子。それに監督は「君たちは野球をしなさい! 進学校はいやだ~」と檄を飛ばしていました。
夏大会の抽選前に練習試合を実施。対戦相手は岡山県の総社中央高校(総合力:E)です。3回表に先発・笹木選手がタイムリーヒットで先制を許すと、5回表も2アウト1.2塁のピンチを迎えます。ここでレオス監督がキャプテンの大塚選手を伝令に送ると、笹木選手が粘りのピッチングをみせて追加点を許しません。
すると5回裏に0アウト1.3塁のチャンスに6番佐伯選手(兄)がフォアボールで満塁となり、チャンスを拡大。7番イッテツ選手(弟)がレフト前の同点打を放ち、試合を振り出しに戻しました。後続の打者がゲッツーで2アウトになるものの、笹木選手のセンター前ヒットで逆転に成功!
6回裏にも1アウト満塁から佐伯兄弟が追加点を獲得し、4-1で最終回へ。8回まで投げた笹木選手に代わって鷹宮選手がマウンドへ上がり、無失点で試合を締めくくりました。
結果:まめねこ工科 4-1 総社中央
7月に入り、夏の県大会がスタート。まめねこ工科高校の初戦は新見高校(総合力:D)です。初回にいきなり先発の笹木選手が相手の4番にホームランを打たれ、3失点をしてしまい、不穏な空気が流れます。
すぐに追いつきたいまめ工は2回裏2アウト満塁で3番髙橋選手(2年)を迎えます。期待が高まるなか、ピッチャーにゴロを打ってしまい、チェンジかと思いきやファーストがエラー。その後もタイムリーが生まれ同点に追いつきました。
レオス監督が「同点だー!」と歓喜するも、3回表に2点も勝ち越され、奇声を上げてしまいます。6回表にも2アウト2塁のダメ押しのピンチになると、レオス監督はキャプテンの大塚選手を伝令へ。これ以上の失点は許さないと笹木選手が高めのストレートで三振を取ります。続く7回表も2アウト3塁の危機を迎えますが、レフトフライに抑えます。
1年生エースの力投に応えたいまめ工打線は7回裏。四球とヒットで0アウト満塁を作ると6番田辺(3年生)のレフト前タイムリー、代打大塚キャプテンの逆転満塁ホームランで7-5と逆転しました。
このまま逃げ切りたいまめ工でしたが、リリーフの鷹宮選手が8回表に1アウト1.2塁の場面で8番打者に逆転3ランホームランを浴びてしまいます。
最終回1点差を追いかけるまめ工打線は、7番イッテツ選手(弟)が気迫のヘッドスライディングで出塁。しかし後続の打者2人が打ち取られ2アウトになってしまいます。諦めムードが漂うなか、1番松澤(3年生)がセンター前ヒットを放ち、2アウト1.2のチャンスを作り出します。一発が出ればサヨナラの場面で打席には2番浅井。コメント欄も盛り上がるなか、白球をライトスタンドへと叩き込み、レオス監督に公式戦初勝利を献上しました。
結果:1回戦 まめねこ工科 10-8 新見
1回戦のサヨナラ勝利の勢いをそのままに、2回戦は玉野高校(総合力:E)に13-1、準々決勝は高梁高校(総合力:D)2-1と勝利し、大会ベスト4入りを果たしました。
続く準決勝では、井原高校(総合力:B)と対戦。相手のエース・石黒選手は球速154㎞/h、コントロール:S、スタミナ:S、変化球:ツーシームファスト、カットボール(7)、フォーク(5)、総合評価:577の超好投手です。レオス監督は「なんだこいつ!?」と驚愕しつつ「3年生で(今大会で引退だから)よかった」と安堵した様子も見せます。
格上の相手にも果敢に挑むまめ工は2回表に先発の笹木選手が相手投手の石黒選手から2ランホームランを打たれてしまいます。
少しずつ取り返していきたいまめ工打線は、4回裏に0アウト1.3塁のチャンスを作ると、7番村中選手(3年)の内野ゴロの間にサードランナーが生還し、1点を返しました。しかし、5回と7回に1点ずつ取られ点差を広げられてしまいます。
強力打線を相手に170球以上を投げ、4失点に抑える好投をしたエースに応えたい打線でしたが、幾度となくチャンスを作り食らいつくも、力及ばず敗れていることに。
1年目の夏は準決勝敗退という結果にレオス監督は、「うちの戦力としては最高だったと思う。これ以上の結果は出せなかった。えらい!」と選手たちをねぎらいました。
結果:
2回戦 まめねこ工科 13-1 玉野
準々決勝 まめねこ工科 2-1 高梁
準決勝 まめねこ工科 1-4 井原
夏大ベスト4により、1・2年生の基礎能力がかなり向上したまめねこ工科高校の選手たち。夏合宿では、小野町選手が「ヘッドスライディング」、鷹宮選手が「リリース〇」、「真っスラ」という青い特殊能力(良い能力)を獲得しました。小野町選手はその後特訓でアベレージヒッターもゲット。秋大会での活躍が期待されます。
そんな秋大会1回戦の相手は、夏の準々決勝で勝利した高梁高校(総合力:D)。次回の配信はここから行われるとのことで、レオス監督とまめ工の選手たちがどんなゲームを見せてくれるのか今から楽しみです!
[文/嶋脇俊介]
1996年1月4日生まれ 2019年栃木県下野市立小学校に教員として赴任 2021年バンタンゲームアカデミー ゲーム・アニメライター専攻入学 趣味:ゲーム(『VALORANT』『プリンセスコネクト!Re:Dive 』)、ライトノベル、ラーメン屋巡り 好きな作品:『ハイスクールD×D』『ストライク・ザ・ブラッド』『ギルティクラウン』『緋弾のアリア』などの恋愛バトル系、VTuber