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『呪術廻戦』第2期 天内理子役・永瀬アンナ&黒井美里役・清水理沙インタビュー

出会い頭の言葉は「お守りします」。キャラの関係性を徹底意識したアフレコ現場ーー夏アニメ『呪術廻戦』「懐玉・玉折」天内理子役・永瀬アンナさん&黒井美里役・清水理沙さんインタビュー

7月6日から毎週木曜夜11時56分~MBS/TBS系列全国28局にて放送がスタートする、TVアニメ『呪術廻戦』TVシリーズ第2期。「懐玉・玉折」は、高専時代の五条 悟と夏油 傑を描いたエピソードで、その後、第1期からの時間軸となる「渋谷事変」へと繋がっていく。

不死の術式を持つ呪術界の要・天元の適合者である"星漿体"天内理子の「護衛」と「抹消」。これが五条と夏油への依頼であったーーーー。

500年に一度、呪術界存続のため“不死”の術式を持つ天元と同化しなければならないという過酷な宿命を背負った少女、天内理子を演じる永瀬アンナさんと、理子の世話係として、彼女と家族のような関係である黒井美里を演じる清水理沙さんにインタビュー。

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最強の2人 戻れない青い春2018年6月、両面宿儺を己の身に宿した虎杖悠仁。2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太。そして更に時は遡り2006年(春)—。高専時代の五条悟と夏油傑。呪術師として活躍し、向かうところ敵のない2人の元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。依頼は2つ。天元との適合者である“星漿体(せいしょうたい)”天内理子、その少女の「護衛」と「抹消」。呪術界存続の為の護衛任務へと赴くことになった2人だが、そこに伏黒を名乗る“術師殺し”が“星漿体”の暗殺を狙い介入する…。後に最強の呪術師と最悪の呪詛師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされる―。作品名呪術廻戦懐玉・玉折放送形態TVアニメシリーズ呪術廻戦スケジュール2023年7月6日(木)〜2023年8月3日(木)MBS・TBSほか話数全5話キャスト五条悟:中村悠一家入硝子:遠藤綾夏油傑:櫻井孝宏天内理子:永瀬アンナ伏黒甚爾:子安武人庵歌姫:日笠陽子冥冥:三石琴乃夜蛾正道:黒田崇矢黒井美里:清水理沙孔時雨:安元洋貴灰原雄:梶原岳人スタッフ原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)監督:御所園翔太シリーズ構成・脚本:瀬古浩司キャラクターデザイン...

はじめましての関係で清水さんが、永瀬さんに言った言葉とは?

ーー「懐玉・玉折」の原作やシナリオを読まれたときの印象を教えてください。

天内理子役・永瀬アンナさん(以下、永瀬):理子と黒井さんの関係性がよくわかるシーンが多かったので、これは『呪術廻戦』の中でも、きっと楽しいゾーンなんだと思って読んでいました。

黒井美里役・清水理沙さん(以下、清水):私は第1期からファン目線で観ていたものですから、五条 悟と夏油 傑に、こんな過去があったんだ!と衝撃を受けました。しかも家入硝子さんとのコミカルなやり取りもあったりして、すごく新鮮だなって思いながら読んでいました。

ーー演じているキャラクターについて、お聞かせください。

永瀬:天内理子ちゃんのオーディション原稿をいただいたときにラフの絵を見たんですけど、めちゃめちゃかわいい!って思いました。その上での妾言葉(笑)。クセが強めですよね。だけど読み進めると、彼女なりの考え方があって、五条や夏油と出会ったことによって気持ちが変化していくんですよね。まだ若いのに過酷な運命を背負っている理子に切なくなったり、話の展開に驚いたりしていました。でも、そんな中で黒井さんはずっと一緒にいてくれたので、きっと大好きなんだろうなって思っています。

清水:こちらこそ、その言葉をそのまま返したいくらい相思相愛なんですよね。理子さまも肝が据わっている感じがするけど、永瀬さんも同じで、すごくしっかりしているんです。私も子役からやっていて、多分同じくらいの頃から仕事はしていたんですけど、こんなにちゃんとやれてはいなかったと思います。

永瀬:見かけだけです……。

清水:そんなことないですよ! わからないことがあればディレクターに聞いていたり、理子さまと同じだなって思っていたので、選ばれるわけだと思いました。

ーー黒井美里についてはいかがですか?

永瀬:(清水さんと)最初に挨拶をしたときに、「お守りします」って言われたんですよ。守ってくれるんだ!と思って。

清水:それは絶対言おうと思っていて。はじめましての間柄ですけど、理子さまと黒井って、彼女が4歳の頃から家族同然で過ごしているから信頼関係があると思うんです。でもそれってアニメでは描かれないところだから、演じる上できちんと関係性を作っておかないと、その空気感は出ないのかなって思ったんです。

ーーそこが美里の魅力でもありますしね。

清水:やっぱり1にも2にも3にも理子さまなので、自分の命を賭してもお守りするのが使命で、自分の人生よりも彼女が一番という考えはベースで持っておこうと思いましたし、そこが魅力でもあります。

永瀬:収録でも清水さんがずっと隣に座ってくださって、休憩時間にも、役についてや演じる自分自身のことなど、お互いに沢山お話しました。清水さんの役に寄り添う姿勢が、理子のことを本当に大切に考えてくれているんだなと思いましたし、すごく信頼できる方だなって心から感じられたんですよね。最初は理子の"星漿体"である運命にひとりで向き合わなければいけないのかなって、寂しい気持ちもあったんですけど、「お守りします」と言ってくださったときに、ひとりじゃないんだなって思いました。そのあとも、五条さんや夏油さんも見守ってくれたので、いろいろなことに気づける収録だったと思います。

清水:ただ、彼女が第一声を発したときに、空気が変わって「いる! 理子さまが」ってなって、私、ちゃんと演じられるかしらって逆に不安が頭をよぎったくらいだったんですけど(笑)、楽しんで収録できたよね?

永瀬:はい! 楽しかったです。

清水:だからもう少し出たかった! 楽しみたかった。そのくらいまだまだ一緒にいたいと思えたし、永瀬さんが理子さまで良かったです。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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