ついてきてくれる“キミたち”に向けたマリン流ラブソング。船長の一味に対する愛を感じてほしい――宝鐘マリンさんが明かす、新曲「美少女無罪♡パイレーツ」に込めた願望やMV制作の裏側【4周年記念インタビュー】
2023年7月30日(日)に活動4周年を迎えたホロライブ所属のVtuber・宝鐘マリンさん。同日には生誕LIVEを実施、さらに7月31日(月)0時より、新曲「美少女無罪♡パイレーツ」をリリースしました。
明朗快活な面と寂しがりやな面を持つ宝鐘さんらしさが詰まっている曲となっており、歌詞には宝鐘一味の心をくすぐる小ネタが散りばめられています。
今回、新曲を引っ提げて5年目に向けて出航した宝鐘さんにメールインタビューを実施。「この楽曲は、“マリンと一味のラブソング”です」と語る宝鐘さん。新曲が完成するまでの背景やレコーディング時のエピソード、さらには5年目に向けた意気込みについて教えていただきました。
大きな夢や目標を叶えることが可能になったことに感謝!
――デビュー4周年、おめでとうございます。まずはアニメイトタイムズ読者に向けて自己紹介をお願いします。
宝鐘マリンさん(以下、宝鐘):Ahoy!!ホロライブ3期生、宝鐘海賊団船長の宝鐘マリンです~。よろしくおねがいします!
――デビューから4周年を迎えましたが、今の心境はいかがでしょうか? また、この1年間で印象的な配信・イベント等のエピソードもお聞かせください。
宝鐘:もう4年…4年となると、船長が一番長く勤めていた会社が4年だったので、ついに一番長く務めた仕事を更新しました。
この1年で思い出深いのは、やはりマリ箱(I’m Your Treasure Box * あなたはマリンせんちょう をたからばこからみつけた。)がかなり反響があったことと、11月に開催した『昭和歌謡祭』は、いろいろな運営さんやメンバーからも反響があって、特に、自分の親や、メンバーが親と一緒に見た、とか、親世代に見ていただけたのがすごく嬉しかったです。
――初めてのオリジナル曲「Ahoy!! 我ら宝鐘海賊団☆」について、過去に“最初の大目標を達成した曲”とおっしゃっていましたが、この成功体験が今の活動に活きていると実感することはありますか?
宝鐘:当時はまだオリジナル曲を出しているメンバーも少なくて、運営としてもオリジナル曲の扱いをどうしていくか定まっていない中でしたね。当時を振り返ると本当に今は会社の体制がすごく整って、さらに大きな夢や目標を叶えることが可能になりました。感謝感謝!
レコーディングで圧を全開放! あまりの気迫に現場は爆笑!?
――新曲「美少女無罪♡パイレーツ」は、宝鐘さんらしい朗らかかつコミカルな要素が、キュートなメロディに落とし込まれた印象を受けました。どのような経緯で楽曲のコンセプトやテーマを固めていったのでしょうか?
宝鐘:船長がオリ曲をつくるにあたって、毎回まだ出してないタイプの曲を出すようにしてるんですが、今回は『ラブソング』でいこう!と思ったんです。ラブソングといえばナナホシさんこそラブソングの申し子!と思ってオーダーしました。
もうちょっとキュルキュルの乙女ちっくなものがくるかと思ったら、マリン色濃いめのネタ曲が爆誕して、ナナホシさんはマリンにこういうイメージをお持ちなのかなとちょっと楽しかったです。
――歌詞には、<恋する気持ち17歳><"マリン"じゃなくて"マリン船長"だろぉん!?>といった宝鐘の一味(ファン)の心をくすぐる小ネタが凝縮されています。特に思い入れがあるフレーズやお気に入りのフレーズを教えてください。
宝鐘:特にお気に入りなのは、最後の<"マリン"じゃなくて"マリン船長"だろぉん!?>です(笑)
今現在リリース前なんですが、これに対してコメントで「おう、マリン!」って書かれるのかなぁとか、ライブだったら「おう、マリン!」って返ってくるのかなぁとか妄想してます。なんだかんだ言いながらも一味から生意気に「おう、マリン!」って返ってくることに期待してる自分(笑)
――曲中には、一味と言葉でスパーリングしているかのようなパートもありますが、レコーディングではどういったことを意識されていましたか?
宝鐘:いつもどおり一味に強い圧をかけるように、船長の中の持てる圧を解放しました。最後の<"マリン"じゃなくて"マリン船長"だろぉん!?>は圧が強すぎて収録現場でウケてました。