『SAND LAND』ワールドプレミアイベント公式レポート! スペシャルリポーター・原菜乃華さん、監督・横嶋俊久氏らが登壇|原作者・鳥山明先生よりメッセージが到着
2023年8月18日(金)から公開となる映画『SAND LAND』。
7月21日(金)にアメリカ・サンディエゴで開催された「San Diego Comic-Con International(サンディエゴコミコン)」で、世界最速上映となるワールドプレミアが実施。このたび、本イベントの公式レポートが到着しました。
スペシャルリポーターの原菜乃華さん、監督・横嶋俊久氏、エグゼクティブアドバイザー・伊能昭夫氏が登壇。さらに、原作者・鳥山明先生からメッセージが公開され、会場は大きく盛り上がりました。
サンディエゴコミコンワールドプレミアイベントの公式レポートが到着!
サンディエゴコミコンは、1970年からアメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで毎年開催されている世界最大級のポップカルチャーの祭典。
ハリウッド映画などの大作や人気ドラマの最新情報をお披露目する場となることも多く、ファンのみならず、メディアも注目し、2010以降は毎年13万人以上が訪れる北米最大のイベントです。
そんなサンディエゴコミコンにて、『SAND LAND』が、日本での公開よりも早く、世界初となる最速上映・ワールドプレミアを開催!
2000人キャパシティの会場が満席になるほどの観客が集まる中、イベント冒頭にプロジェクト映像が流れると会場からは大きな歓声と拍手が巻き起こり、MCから「Do we have a lot of Akira Toriyama’s Fan Today!?(今日鳥山明ファンはどのくらい来てるの?)」との声かけがあると、会場中が一体となって「Yes!!!」と答えるなど、開始早々、大盛り上がりの様子で幕を開けたワールドプレミア。
まず、本イベントのスペシャルリポーターを務める、新海誠監督作品『すずめの戸締まり』でヒロイン・すずめの声を演じた原菜乃華が壇上に登場すると割れんばかりの拍手が…!
大のアニメ好きとしての一面を持つ原は、「I love anime! So, I really understand how excited you all are!(私もアニメが大好きなのでみなさんの興奮がとてもよくわかります)」と英語で挨拶。
実はこのイベント前にも、コミコン内に大きく展示されている『SAND LAND』ブースを体験レポートし、集まったお客様と交流するなど、現地の盛り上がりを体感しており、初のコミコン参加かつ、場内を埋め尽くすお客さんを見て、興奮冷めやらぬ様子でした。
次に、本作のメガホンをとった横嶋俊久監督と、長年鳥山先生の担当編集を務め、本作のエグゼクティブアドバイザーである伊能昭夫氏が登壇。
横嶋監督は本作が長編アニメーション監督デビューということもあり、思い入れの詰まった本編について「SAND LAND の上映にこんなにたくさんの人が集まってくれて、感無量です!サンディエゴコミコン最高!!」と熱くコメント。その後も、ゲームやホビーにまで及ぶ SAND LAND プロジェクトの全体像が明かされるたびに、会場のボルテージは高まるばかり!
そんな中、上映に先駆けて会場に集まったファンへ向けて、原作者の鳥山先生からサプライズのお手紙が代読されると、現地でも高い人気を誇る鳥山先生からのメッセージに会場はこの日一番の大歓声と拍手に包まれました。
最後に、「SAND LAND!」のかけ声と共に、会場に集まった2000人の観客との記念写真を行い、大熱狂のステージが終了いたしました!
その後スタートした上映では、所々で大きな笑いや歓声が起こるなど、会場中がスクリーンにくぎ付けになり、夢中になって映画『SAND LAND』を楽しみ、上映後には割れんばかりの拍手が会場を包み込みました。
また、現地の皆さんと一緒に盛り上がりを体感するため、自身もこのタイミングで初めて本編を観た原は、上映後に行ったインタビューで、「観終わった後の爽快感がすごくて、あたたかい気持ちにもなりましたし、一人一人出てくるキャラクターが全員魅力的で、たくさん笑えるところもあって、もうめちゃくちゃ面白かったです!日本の皆さんもハマること間違いないと思います!」と、日本での上映を心待ちにしているファンに向けて熱い感想を話しました。
さらに、今回初めてサンディエゴを訪れた原は、ワールドプレミアの前日に現地入りし、サンディエゴ内の様々な名所で撮影を敢行!
まず訪れたのは[リトル・イタリー]と呼ばれるイタリアのグルメや工芸品が集まる地域。そこに設置された巨大イスに、本作の主人公・ベルゼブブのぬいぐるみと一緒に座ったキュートなスチールを撮影しました。
次に青い空と海が映え、奥にミッドタウンが見えるヨットハーバーに向かい、イベント前にサンディエゴの魅力を満喫した原は、夕方頃、いよいよコミコン会場へ。
会場近くのマリオット・サンディエゴマリーナホテルに設置された『SAND LAND』の巨大看板前でも記念撮影を行い、会場の目の前にあるサンディエゴきっての繁華街[フィフス・アベニュー]へ向かうと、そこにはコミコン帰りの人やコスプレイヤーが溢れており、街中がコミコンの熱気に包まれておりました!
原作者・鳥山明先生よりメッセージが到着
サンディエゴコミコンの『SAND LAND』パネルにお集まりの皆さん、こんばんは、作者の鳥山明です。
『SAND LAND』という漫画は、砂漠を舞台に魔物と老人とミリタリーなど僕の好みのネタを詰め込んだ趣味性の強い最も好きな漫画作品です。
この20年以上前の作品が映像化されると聞いて「僕はとてもうれしいけど、なぜ今この地味な作品を・・・」とは思いましたが(笑)
元々、コミックス1冊分という短編を、優秀な製作陣のアイデアと技術によって、クオリティの高い1本のアニメ映画として完成したのです。
皆さんはなんと世界最速!でご覧になれるとのこと。
ドラゴンボールとは異なる世界観を楽しんでいただければ最高です!
そしてこの僕の大好きな作品をドンドン広めてくださいね!
スペシャルリポーター・原菜乃華さんより上映後にコメントが到着
観終わった後の爽快感がすごくて、あたたかい気持ちにもなりましたし、一人一人出てくるキャラクターが全員魅力的で、たくさん笑えるところもあって、もうめちゃくちゃ面白かったです!
(海外の反応について)映画を観ながら大きな声で一緒に笑ったり、敵を倒した後のシーンは全員で拍手したり、映画を共有してるんだなっていう一体感が会場全体に合って、すごく楽しかったです。
(お気に入りのキャラクターについて)やっぱりベルゼブブが可愛いところもありつつ、やるときはしっかりやるカッコよさみたいなものがあって、ベルゼブブ推しになっちゃいました!
サンディエゴの皆さんと『SAND LAND』を観ることができて、すごく楽しかったですし、幸せな空間でした。
笑えるシーンもいっぱいありますし、魅力的なキャラクターもたくさんいて、世界観や色彩も本当に素敵なので、日本の皆さんもハマること間違いないと思います!
サンディエゴコミコン&原菜乃華ロケスチールが解禁!
サンディエゴコミコンとは
サンディエゴ・コミコン・インターナショナル(San Diego Comic-Con International)は、1970年以来、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで毎年開催されているコミコンであり、非営利のマルチ・ジャンル・娯楽イベント。
開始当初は、コミックやSF・ファンタジー関連の映画、テレビなどの大衆芸術を中心に紹介していたが、現在では、ホラー、洋画、アニメ、マンガ、玩具、トレーディングカードゲーム、ビデオゲーム、ウェブコミック、ファンタジー小説など、ほぼすべてのジャンルのポップカルチャーやエンターテインメントの要素が含まれるようになりました。2010年以降は毎年、会場となるサンディエゴ・コンベンション・センターを満員にする13万人以上の来場者を記録しています。
毎年開催されるコミックとポップカルチャーの祭典としては世界最大規模であることをはじめ、いくつかのギネス世界記録を持っています。
2020年、2021年は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で中止となりましたが、2022年には対面式のフルイベントを実施。今年は、7月19日(水)~23日(日)に開催となりました。
『SAND LAND』作品情報
2023年8月18日(金)全国東宝系にて公開
ストーリー
魔物も人間も水不足にあえぐ砂漠の世界<サンドランド>。
悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官ラオと奇妙なトリオを組み砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す旅に出る―。
スタッフ
アニメーション制作:サンライズ・神風動画・ANIMA
配給:東宝
監督:横嶋俊久
ディレクションアドバイザー:神志那弘志
脚本:森ハヤシ
音響監督:岩浪美和
音楽:菅野祐悟
主題歌:imase「ユートピア」
キャスト
ベルゼブブ:田村睦心
ラオ:山路和弘
シーフ:チョー
アレ将軍:鶴岡聡
ゼウ大将軍:飛田展男
サタン:大塚明夫
スイマーズパパ:杉田智和
国王:茶風林
パイク:遊佐浩二
シャーク:吉野裕行
グッピー:こばたけまさふみ