『カウボーイビバップ』の渡辺信一郎監督によるオリジナルアニメシリーズ『ラザロ』が制作発表! アニメーション制作はMAPPAが担当
現地時間7月22日(土)にサンディエゴで開催されたAdult Swim Festivalのイベント 「Toonami On The Green」。
本イベントにアニメ界のレジェンドである渡辺信一郎監督が登壇し、新オリジナルアニメシリーズ『ラザロ』の制作が発表されました。
『カウボーイビバップ』、『サムライチャンプルー』、『坂道のアポロン』など、数々の名作を手掛けきた渡辺監督。『ラザロ』は近未来を舞台にしたスリラーとなっています。
渡辺信一郎監督の新シリーズ『ラザロ』が発表
本作品のアニメーション制作はMAPPA、企画プロデュースはSOLA ENTERTAINMENTが担当。
アクションシーンは、映画『ジョン・ウィック』シリーズの監督でスタントマンとしても有名なチャド・スタエルスキ氏が綿密にデザイン、渡辺監督がハイテンションな映像としてスクリーンに表現します。
コンセプトデザインは『マクロス』シリーズなどのサテライト作品のデザインワークを手がけてきたブリュネ・スタニスラス氏が、キャラクターデザインはMAPPA制作『BANANA FISH』のキャラクターデザインを手がけた林明美氏がそれぞれ担当します。
さらに、渡辺監督の作品群を愛する多くの方々が予想する通り、本作品ではジャズ・サックス奏者のカマシ・ワシントン氏(ウェストコースト・ゲットダウン)、プロデューサー兼DJ・ミュージシャンのフローティング・ポインツ氏(フローティング・ポインツ・アンサンブル)、そしてプロデューサー兼DJ・ミュージシャンのボノボ氏を含む、一流のジャズ&エレクトロニック・アーティストたちによる魅惑的なスコアもフィーチャーされます。
渡辺監督は「このクリエイティブな旅に出るにあたり、この作品が自分にとって集大成のような作品になる予感がします。ぜひ期待して下さい!」と語りました。
アダルトスイムのSVPであり、アニメ及びアクションシリーズ部門の責任者であるジェイソン・デマルコ氏は、「渡辺信一郎氏は現在活躍するアーティストの中で最も偉大な一人であり、彼と新しいオリジナルシリーズでコラボレーションできることは夢のようです」「彼の他の作品と同様、『ラザロ』には大きなアイデア、素晴らしいキャラクター、そしてハートが詰まっています。この作品をアニメファンに見てもらうのが待ちきれません」とコメントしております。
Toonamiオリジナルアニメシリーズ『ラザロ』
西暦2052年。人類は病気と苦痛から解放され、世界はかつてないほどの平和な繁栄の時代を迎えていた。ノーベル賞受賞者の脳神経学博士・スキナーの開発した万能薬・ハプナのためだ。ハプナは、強い鎮痛作用にも関わらず副作用が存在せず、またたく間に世界中に広まり、なくてはならないものとなっていた。しかし、ハプナ発表後、スキナー博士は姿を消してしまう。
そして3年後、かつて聖者のような人物と呼ばれたスキナーは突然、世界を破滅に陥れる悪魔として現れる。ハプナは、仕掛けられた罠だった。それは服用後も体内にとどまり3年後に突然、変異して人間を死に至らしめる薬だった。この罪深い世界に死が訪れようとしている。
それに対抗するために世界中から集められた5人のエージェントからなる特殊部隊。そのチーム名はラザロ。彼らは、人類を救うことができるのか?彼ら5人に秘められた秘密とは?そしてスキナーの真の目的とは?