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夏アニメ『ライザのアトリエ』第5話放送後 近藤唯インタビュー【連載第6回】

夏アニメ『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』第5話放送後 タオ役・近藤唯さんインタビュー|水着にギャグに!タイトル回収!…盛りだくさんな内容だった第5話を振り返る【連載第6回】

シリーズの世界累計出荷本数が200万本を突破した、大人気ゲームを原作とするアニメ『ライザのアトリエ』が、2023年7月1日(土)より好評放送中。

アニメイトタイムズでは、本作のリレーインタビューを実施中です。第6回は、前回に引き続きタオ・モンガルテン役の近藤唯さんにインタビュー。ライザたちの水着姿も話題を集めた第5話の振り返りや、タオに対する思いなどを語っていただきました。

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ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜
周りを湖に囲まれたクーケン島にあるラーゼンボーデン村。ロテスヴァッサ王国の辺境にあるこの村では、穏やかな時間が流れている。そんな刺激が少ない村での暮らしに活力を持て余していたのは、平凡で特徴がないことが特徴の少女、ライザ。「あーあ。何か面白いことないかな。」窮屈で退屈な村、そこに身を置く“なんてことない農家の娘”である自分に不満を抱いていたライザは、ある日、幼馴染みのレントやタオとこっそり小舟に乗り込み、島の対岸へはじめての冒険に出かける。そこで出会ったのは、“錬金術”という不思議な力を使う一人の男だった。その力に魅せられたライザは、錬金術を教えてほしいと頼み込む。“なんてことない農家の娘”から“錬金術士”へ。これまでの遊びとは違う、自分たちだけの“ひと夏の冒険”が始まる――。25周年を迎えた「アトリエ」シリーズの人気作『ライザのアトリエ』が遂にアニメ化!作品名ライザのアトリエ〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜放送形態TVアニメスケジュール2023年7月1日(土)〜2023年9月16日(土)TOKYOMXほか話数全12話キャストライザリン・シュタウト:のぐちゆりクラウディア・バレンツ:大和田仁美レント・マルスリンク:寺島拓篤タオ・モンガルテン:近藤...

みんな揃っての掛け合いは初めてのはずなのに、存在しない記憶が呼び起される!?

――タオたちが水着姿でリラの特訓を受けた第5話を振り返っての感想を教えてください。

タオ役・近藤唯さん(以下、近藤):最初に台本を読んだ時は「水中ぷに跳びって何?」って思いました(笑)。収録の段階では(映像が未完成で)「こういう絵になるのかな?」と想像を膨らませながら、お芝居させていただきました。(インタビュー時点で)まだ完成した映像は観られていないので楽しみにしています。

もう一つ、私が一番楽しみにしているのは、アンペル(・フォルマー)さんが、たるの中に入っているシーン。(このインタビューを読んでいる)皆さんは、もうご覧になっていると思いますが、アンペルさんがどういう状態になっているのか、私も早く観たいです(笑)。

――私もシナリオを読んだ時、アンペルのたるの中での状態が気になりました。

近藤:ラフな感じの絵は入っていたのですが、構図もすごく可愛かったので、完成形を楽しみにしています。

タオ君に関しては、これまでのお話でも「嫌だー」ってけっこう叫んでいたんですが、水着回でギャグ要素も少し強かった第5話は、いつも以上にいろいろと叫んでいた気がして。それも楽しかったです(笑)。あと、最後にライザが「秘密の隠れ家を作ろう」と言っていて、タイトル回収がされる回でもありました。

水着回で、少し肩の力が抜けるギャグ回でもあり、知り合ったばかりのクラウディア(・バレンツ)とライザたち3人の距離がまた一歩近づく回でもあり、タイトル回収もされる。本当に盛りだくさんで、ちょうど真ん中くらいのお話ですが、さらに盛り上がって、これからがますます楽しみになる回だと思いました。

――アニメの収録が進む中で、タオのイメージがさらに膨らんだり、変化したりということはありましたか?

近藤:膨らんだとか、変わったと少し違うのですが、アニメでのライザとレントとのやり取りを通して、(インタビュー前編でもお話ししたように)ライザとレントに対しては、けっこう軽口も言う、小生意気なところもあったなって思い出しました。あと、アニメの方が少しタオが元気かなという印象はあります。ゲームでは、もうちょっとぼやいてるようなところが多かった気がしていて(笑)。アニメでは、ぼやきながらも、よく叫んでいて、明るいところも少し目立つのかなと感じています。もちろん、性格の芯の部分は、ゲームもアニメも変わらないんですが、少し違う表情も見せられているのかなと思いました。

――一人でブースに入って収録するゲームとは違って、アニメの収録ではメインキャストの皆さんが一緒にブースに入り、掛け合いながらお芝居できたそうですね。ようやく、ライザ役ののぐちゆりさんや、レント役の寺島拓篤さんたちと、実際に掛け合いながら収録できた感想を教えてください。

『仰るとおり、幼なじみの3人やクラウディア役の大和田(仁美)さんも加えた4人で掛け合うのは初めてでした。

ですが、ゲームにもあったようなシーンの収録をしていると、「そうそう、こういう空気感だった」と思えるというか、ゲームの時には掛け合いをして収録していたわけではないのに、自然とそう感じられて…不思議な感覚でした。これはタオたちの関係性があるからこそ感じるものだったのかもしれません。そして、実際にみんなで喋っているからこそ、さらに関係性の表現が深まったところもあったと思います。なにより、やっぱり掛け合いができるのは嬉しかったです。

――アニメの収録で、印象的なディレクションがあれば教えてください。

近藤:皆さんは、ゲームの中で成長したところから最初に戻るという調整があったと思うのですが、私も3、4年ぶりにタオ君を演じたので、最初は「ちょっと大人過ぎるから、男の子の可愛さをもう少し出して欲しい」というディレクションを頂きました。でも、(本番前の)テストの時にそういうちょっとした調整があっただけで、自然と戻っていけた感じはありました。

(C)コーエーテクモゲームス/「ライザのアトリエ」製作委員会
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