「ヘヴヘリ祭!池袋に舞い堕ちたアイドル!〜人間の皆さん絶対来てくれよな〜」1部レポート|寄り添う堕天使と笑う堕悪魔ーーFAB-ELとInferno Tellerが池袋の夏に巻き起こす熱狂
本格的な音楽とドラマで贈る、音楽×声優ボーイズアイドルコンテンツ『HeavenlyHelly』(ヘヴンリーヘリー、以下、「ヘヴヘリ」)。
本作のライブ公演 「ヘヴヘリ祭!池袋に舞い堕ちたアイドル!〜人間の皆さん絶対来てくれよな〜(以下、「ヘヴヘリ祭」)」がアニメイトシアターにて、7月から3ヶ月連続で開催!
FAB-EL(ファブエル)、Inferno Teller(インフェルノテラー)のキャスト陣が集結し、ライブパートはもちろん、朗読劇やバラエティーコーナー、「ヘヴヘリ」の世界観を心ゆくまで味わえるイベントとなっています。
本稿では、アドリブコーナーやファンとのコール&レスポンスで盛り上がりをみせた7月23日公演 第1部(ライブ+朗読劇)のイベントレポートをお届けします。
出演
FAB-EL(ファブエル)
ルーシュ役・三野雄大
ファウタ役・藤澤奨
ガブ役・竹田海渡
ジェリー役・草野太一
ミカ役・田中章貴
Inferno Teller(インフェルノテラー)
ダンセル役・坂田将吾
ペギー役・吾妻奎太
ダーリョン役・日向朔公
エルゴン役・野辺シュウ
ザイール役・佐藤悠雅
ジェリーがダーリョンの物真似を披露!
遂に初日を迎えた「ヘヴヘリ祭」。第1部は朗読劇からスタートしました。上演前のアナウンスには、ジェリー、ミカ、ザイールが登場! 今回の物語が、FAB-ELとInferno Tellerのデビュー直後、1stシーズンと2ndシーズンの間にあたることが明かされました。
別々の場所でそれぞれ電話をしているルーシュとダンセル。どうやらFAB-ELとInferno Tellerのファンイベントが決定したようですが、公演日が被っていて……。
シーンが移り、登場したFAB-ELのメンバーは、来る「ヘヴヘリ祭」に向けてのイメージトレーニングに励んでいる様子。ルーシュが「本当にお客さんがいるみたいじゃねーか?」と呟き、物語の中で会場のファンとコミュニケーションをとる一幕も見られました。
しばらく話していると、驚くべき事実が発覚します。なんとInferno Tellerのイベントと会場がダブルブッキングしていたのです! ルーシュがスタッフとの話し合いに向かうと、残ったメンバーで対策を話し合うことになりました。お待ちかねのアドリブコーナーです。
ジェリーがInferno Tellerを追い出す作戦を考え、審査員のミカが判定を行います。ジェリーが作戦を考える間、「……今日は暑かったですか?」と会場のファンを退屈させまいと必死に言葉を紡ぐミカたちの姿も印象的でした。
しばらくして、ジェリーから発表されたのは……僕たちがInferno Tellerです大作戦! FAB-ELがInferno Tellerになりすまし、イベントを乗っ取ろうというのです。早速ジェリーが「ダーリョンのダは大好きのダ!」とダーリョンの物真似を披露! 予想外のクオリティにメンバーから驚きの声が上がっていました。
大色魔モード発動で大混乱!
視点が切り替わり、朗読劇はInferno Tellerパートへ。FAB-ELと同じく、イベントのイメージトレーニングをしているようです。しかし、ペギーはかなり緊張している様子。見かねたダーリョンが「きっとみんな優しいよ?」と会場の方向へ呼びかけると、観客が松明(ペンライト)を全力で振ってメンバーを応援します。
その後、会場へ到着したInferno Tellerですが、FAB-ELのメンバーが立て籠もっており扉が開きません!
ダーリョンは今回のダブルブッキングを事前に知っていたようで、想像より堕天使たちに嫌われていたことにショックを受けている模様。そんな中、怒って扉を破壊しようとするエルゴン。メンバーたちは必死に止めようとしますが、その拍子にペギーの眼鏡が外れてしまい……大色魔モードが発動! 音楽とともに「おねだりしてごらん?」、「僕が喜ぶこと……分かるよね?」など、妖艶なセリフで周囲を惑わすペギーの豹変ぶりに、会場中が呑み込まれていました。
ダーリョンがメガネを掛け直させ、事なきを得た後、FAB-ELを扉から引きずり出す作戦を考えるアドリブコーナーが始まります。
ダーリョンに指名されたペギーが発表したのは、FAB-EL悪口大作戦。しかし、優しい性格のペギーは相手を怒らせる言葉が思いつきません。悪口大作戦はさすがに却下されるかと思いきや……審査員のエルゴからは意外にも好評です! まさかの事態に会場からは大きな拍手が上がりました。
そして、物語はエピローグを迎えます。FAB-ELとInferno Tellerは無事にファンイベントを行うことができるのか。その結末は、ぜひ8月、9月と続いていく「ヘヴヘリ祭」の会場で確かめてみてください。