『UniteUp!』アニメ第2期制作、デジタルシングル4週連続リリースを発表! 軌跡を振り返りながら、新たな未来に繋げたキセキの時間「sMiLea LIVE -Unite with You-」
ソニーミュージックが贈る、多次元アイドルプロジェクト『UniteUp!(ユナイトアップ)』の初となるワンマンライブ「sMiLea LIVE -Unite with You-」が、7/29・30に東京ガーデンシアターにて開催。2日目の公演では、TVアニメ「UniteUp!」の第2期放送決定、そして10月11日から4週連続でデジタルシングルがリリースされることが発表されました。
本ステージにはプロジェクト「UniteUp!」より3つのアイドルグループ、”PROTOSTAR”(山口諒太郎さん、平井亜門さん) ”LEGIT”(助川真蔵さん、森蔭晨之介さん、坂田隆一郎さん)、”JAXX/JAXX”(masaさん、下前祐貴さん、馬越琢己さん、坪倉康晴さん、高本学さん)のキャスト10名に加えて、スペシャルゲストとして”Anela”を演じる斉藤壮馬さん・中島ヨシキさんが登壇。PROTOSTARの清瀬明良役・戸谷菊之介さんは体調不良により不在となってしまったものの、信じる力、絆で、戸谷さんの分まで10人が思いを届けました。どこを切り取ってもハイライトとも言えるような、キセキのライブ2日目をお届けします。
それぞれの個性が火花を散らしてぶつかり合う
会場に入ると、目に入ってきたのはずらっと並ぶフラワースタンド。彩り豊かなフラスタにファンからの愛を感じます。そして扉を開けば、紗幕で覆い隠されたステージ、ペンライトを準備する観客たちの姿が。「#12繋がらないと」で見た景色が広がることを予感させ、期待感を増幅させていきます。
ライブは初公開となるキャストの新ビジュアルによる映像からはじまりました。ステージに舞い降りたのは”Anela”の大月 凛役・斉藤壮馬さん、辻堂真音役・中島ヨシキさん。そして、オープニングを飾ったのは“あの”「Break border」。ステージ上段からの登場、紗幕が落ちる瞬間や動きまでもをも「#12繋がらないと」の「sMiLea LIVE -Unite with You-」の光景を再現していきます。見る者の想像を軽々と超えていくかのような華麗なステージで、新しい世界へと観客を導いていきました。
「皆さん、こんにちわー!「sMiLea LIVE -Unite with You-」にお越し下さりありがとうございます」と自己紹介。「昨日見てくださった方もいらっしゃると思いますけど……うちの子たちすごいでしょ!」と満足げに斉藤さん。中島さんもうなずきながら「本当にそれは思いました。刺激的でした」と同意しました。
「それくらい、我々も彼らのパフォーマンスに心を奪われました。我々はスペシャルゲストという立ち位置。彼らに熱い思いを託していければ」と伝え、「今日を存分に楽しんでいくことが、この先の未来につながっていくと思います。そんな希望を託して」とミディアムナンバー「希望の声」へ。
優雅なハーモニーで爽やかな風を吹かすと、ダンスナンバー「TARGET」でムードをガラリと変えて、強めのビートを撃ち込み観客を巻き込んでいきます。シンガロングパート<Wow…>では客席にマイクを向け会場をひとつに。「このあとも最後まで楽しんでいってください!」と斉藤さんは投げキッスをし、最高の余韻を残しました。
sMiLeaプロダクション所属アイドル・3グループによるステージは、”Anela”のふたりによる紹介(+エピソードも語られる)ムービーからそれぞれはじまっていきました。
トップバッターを飾るのは実力派アイドルグループ”LEGIT”。バックダンサーやモデルを務めつつ、ソロアーティストとしても音楽性の高い楽曲をリリースしてきた高尾大毅、二条瑛士郎、東郷楓雅の3人からなるグループで、"ホンモノ"のパフォーマンスを武器としています。
「それぞれの異なる個性がぶつかりあって、新たな爆発力を生み出す。それが ”LEGIT”であり、彼らの強さなんだ」と背中を押すような言葉と、「#12繋がらないと」で大毅が凛に「あとは頼んだよ」とマイクを渡すシーンを経て、”LEGIT”のステージがいざはじまります。
アニメと同じく炎の演出の中、ポップアップで登場した高尾大毅役の助川真蔵さん、二条瑛士郎役の森蔭晨之介さん、東郷楓雅役の坂田隆一郎さん。ダンスナンバー「THE DAY 」、「#3ぶつかり合わないと」で見せた「ON MY WAY」と畳み掛け、複雑なダンスを美しいフォーメーションで描き出し、色気を振りまきながらトライアングルを完成させていきます。
「皆さん、盛り上がってますか! 楽しんでますか!」と呼びかけた助川さん。自己紹介を経て「もっともっと楽しんでいきたいので」と、観客にキャラクター名を叫んでもらう一幕も。和気あいあいとしたMCの中で、森蔭さんは「気持ちを共有するのって難しいこともあると思うんですけど、楽しいとき、楽しくないときって(2人の)顔を見たら分かるんです。この3人はまじで正直者なので、シンプルに“楽しい”という気持ちがグッて集まってて。ほんまに最高です。そして、悔いのないように、あと数曲、盛り上がっていきますか!」と語尾を強めます。
その勢いのまま披露となったデビュー曲「Twenty Four」ではわちゃわちゃとしたメンバーの動きにも注目が集まりつつ、トロッコに乗ってアリーナ中央にそびえるセンターステージへ。最後は炎が燃え盛る中で、切れ味の鋭い「FIRE」を力強くパフォーム。観客の高鳴る心を感じながら、灼熱よりも熱く燃え上がった”LEGIT”は「最高だったよ」と舞台を去っていきました。
もっとデカいステージを目指して突き進んでいきます
続いてマイクを受け取って駆け出したのはJAXX/JAXX。オープニング映像では「唯一無二の歌唱力を持つボーカルと、元アイドルグループの経験を持つ個性豊かなメンバーが織りなす異色のバンドグループ」「事務所のムードメイカー」と紹介。
JAXX/JAXXもアニメと同様の演出で、ギターロックナンバー「SuperStar」からスタート。ボーカル・春賀楽翔 役のmasaさん、キーボード担当・桂ほまれ役の下前祐貴さん、ドラム担当・香椎一澄 役の馬越琢己さん、ベース担当・若桜 潤役の坪倉康晴さん、ギター担当・森ノ宮奏太役の高本 学さんが、爽やかなサウンドを奏でていく。メジャーデビュー曲「ライアー」ではリリックと共に海・波などを背景に。思い出の景色が、エモーショナルなラブソングの中から浮かび上がってくるかのよう。
さらに、間髪入れずに「カモン!」とスケール感のある「STORM's EYE 」でハンズクラップとシンガロングを生み出しました。
5人の仲の良さをしみじみ感じさせるMCではコール・アンド・レスポンスを楽しみつつ(下前さんのターン「お前、誰だ〜?」「一歩前、二歩前、三歩前、下前です!」が印象的・笑)、お馴染み「チャオッピー☆」の挨拶で盛り上げたmasaさんがメンバーの絆にも言及。
「俺はさ、シンガーソングライターもやってるけど……歌声を広げるためにずっとやってたのね。でも、バンドはやったことなかったの。でもこのメンバーと出会って、メンバーの気持ちを背負って歌うことの難しさ(を感じて)。でも背負ったとき、気持ちがひとつになった時……みんなとつながれる。人の気持ちを動かせるんだなって気付かされました。そして、“出会ってしまった”みんなとね、もっとデカいステージを目指して突き進んでいきます。ついてこれる? “酸いも甘いも すべてを分かち合って”くれますか? 絶対についてこいよ! JAXX/JAXX、今日は君のために歌います」
この流れから始まったのはもちろん「A.P.P.L.E.」。楽器を置いて、トロッコもとい方舟に乗り込み、ハンズクラップとシンガロングがあふれる客席を駆け巡る。そして、<僕たちは行く>とまっすぐで輝かしいメッセージを送りました。