声優ガールズユニット・IBERIs&コラム連載「IBERIs& Write Up!」|園田れい #28【でっかい夢を胸に抱いて、遠くの空を見たい】
みなさんこんにちは! 水分補給しておりますか!
毎日のようにミックスフルーツジュースを飲んでいる園田れいです。
最近の⬇️
毎日毎日むせ返るような暑さでもう小籠包にでもなったような気分ですね(× × )
となると、この世界はさしずめでっかい蒸籠といったところでしょうか。Beautiful World!!^^
アタシたちのアッツアツパワーで、美味しい地球にしていきましょう。🆒
(水分補給や暑さ対策しっかりね!!)
かつての世界
そんなアッツアツの地球も、少し前の形にだんだんと戻ってきているのを感じる昨今でございます。あ、蒸籠だの小籠包だのなんだのの話ではなく、コロナ禍以前の形ということです。
ちらほらとマスクが外れてきたのもそうですが、個人的に復活して感動したものはですね、バスの一番前の高い席です!!
普段バスを利用しない方には馴染みのないものでしょうか。バスの一番前の運転席の後ろには、他より少し高い席があるのですが、コロナ禍においてその席は使用制限がかけられていたのです。
その席と近い運転手さんの感染リスクを防ぐためだとか
園田はその昔、小学生の頃
バスのその席が大好きだったのです!
まあ小学生なんてみんな大好きでしょう。一番前にある高い席ですよ。あんなもん小学生から見たら玉座です。カッケー!になるに決まってます
だからバスのその席が空いていたら絶対に座っていたし、座ってる間はもう国王のような、はたまたスーパースターかのような心持ちでした。
あ、なんか言いすぎたかも! まあとにかくワックワクドッキドキだったんです。
だからその席が復活したのを見て、当時の思い出が蘇り、「ワーーー懐かしい!! 復活嬉しい!! よかったねえ」とほっこりな気持ちになりました!
そんでもって思い出しついでに、久しぶりにその席に、座……ることはできませんでした。かつて憧れた玉座は、周りの目を気にしてしまう矮小な大人となってしまった私にはもう座れなくなってしまったのです。
だって知り合いに偶然見られたらなんか恥ずかしいじゃん
あの頃の私は行動範囲も狭ければ知識も少なく、不自由で無知だったのに、まだ見ぬ広い世界に胸を膨らませ、自由になんでもできちゃう魔法使いでした。
対する今の私は、夜は出歩けるようになったし遠くにだって行けるようになった、知識も増えた、身長だって多少なりとも伸びて、あの頃よりも遠くを見渡せているはずなのに、どうして手元しか見えていないのでしょうか。
次、バスに乗ってあの席が空いていたら座ってみようかな。座れるかな、今の私にも
え?! 楽しいお話で始まったはずなのに着地点が暗すぎて笑っています。なんか書きながら泣きそうになってしまったよ、怖! 大人になってしまったよォ〜〜 ウフフ!
成長とは甘やかな絶望と諦め!