『範馬刃牙』2期 キービジュアル第二弾公開! 地上最強の親子喧嘩編>Netflixにて世界全話一挙独占配信開始! 板垣恵介さん×SKY-HIさん対談レポートも到着!
秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載中、累計発行部数8,500万部突破、地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙と、“地上最強の生物”と呼ばれる父・範馬勇次郎との壮絶な死闘を軸に、様々な格闘士たちの闘いを描いたの大人気格闘漫画『範馬刃牙』。
Netflixにて「地上最強の親子喧嘩編」の世界全話一挙独占配信が、2023年8月24日(木)より遂に開始。この度、第二弾キービジュアルと、板垣恵介さん(「刃牙」シリーズ作者)&SKY-HIさん(地上最強の親子喧嘩編OPアーティスト)による対談レポートが公開となりました。
さらに、10月1日(日)からは「野人戦争編」のTV放送がスタートとなります。ぜひお見逃しなく。
『範馬刃牙』地上最強の親子喧嘩編 Netflixにて世界全話一挙独占配信開始!!
Netflixにて、<外伝ピクル+野人戦争編> <地上最強の親子喧嘩編> 世界全話一挙独占配信中ッッ!!
「野人戦争編」TV放送が決定!!
2023年10月1日(日)よりTOKYO MXほかにてTV放送開始
TOKYO MX:10月1日より 毎週日曜 23:30~
サンテレビ:10月1日より 毎週日曜 23:30~
BS日テレ:10月1日より 毎週日曜 23:30~
テレビ愛知:10月2日より 毎週月曜 26:05~
HTB北海道テレビ:10月2日より 毎週月曜 26:25~
TVQ九州放送:10月2日より 毎週月曜 27:00~
KBS京都:10月4日より 毎週水曜 25:30~
※放送予定は変更となる場合がございます。
板垣恵介 × SKY-HI オフィシャル対談レポート!!
アニメ『範馬刃牙』は、連載時期も話題をかっさらった『地上最強の親子喧嘩編』にいよいよ突入。本作に主題歌で力強く華を添えるのは、原作の大ファンでもあるSKY-HIさん。板垣先生とSKY-HIさんの世界観のコラボレーションを、トークでもご堪能あれッッッ!
“喰らう”ということをどう書くか考えた
――SKY-HIさんはアニメ『範馬刃牙』2期の『地上最強の親子喧嘩編』で、主題歌を担当されます。OP曲の『Sarracenia』はご自身が歌い、ED曲の『Salvia』は楽曲制作に携わり、プロデュースしているBE:FIRSTが歌唱を担当しています。まずは、楽曲制作の経緯を伺えますか。
SKY-HI:お話をいただいた段階で、親目線と子目線での1曲ずつを制作させてもらえるということでした。刃牙シリーズの話題って、主人公の刃牙以上に父親である範馬勇次郎の話で盛り上がることが多いと思うんですよね。勇次郎の曲を書かせてもらうことに対するプレッシャーはもちろんありましたが、彼の気持ちにシンクロする作業はとても楽しかったです。あとは自分の人格と乖離しないように……、自分の人格を保ちながらちゃんと勇次郎の歌になるようにと強く意識したことは覚えています。なんというか、コスプレにしたくなかったんですよね。自分の歌として自立していないと、勇次郎の歌として不適格なのでは、という想いはすごくありました。
――タイトル『Sarracenia』は食虫植物のことですが、ここに込めた意味は?
SKY-HI:サラセニアは花言葉が“風変わり”“変わり者”なんです。世の中から変わり者と見られるか、それとも自分が正しくて世の中のほうが変わっていると捉えるか。そういう考え方を、勇次郎から教わりました。そして「喰う」ということをどう書くかは、楽曲を作る上で一番気にしたところかもしれません。強い人を表現する歌で、「強い」と言ってもしょうがない。勇次郎を表現する上で“喰らう”ということをどう書くかと考えた時に、サラセニアはしっくりきましたね。他の生き物を喰らって生きることは、人間は当たり前にやっているんですけど、一人称が植物になると一気に怖く見える気がするんです。食虫植物が怖く見えるのって、すごく不思議で。人間のほうがどちらかというといろんなものを食べているのに、一人称を植物に置き換えると急に恐怖が湧いてくる。勇次郎も漫画の登場人物だからみんな楽しんでいるけど、リアルにいたら本当に怖いと思うんです。
板垣:今、「強いから、強いと言ってもしょうがない」と言っていたけど、確かニーチェだったかな、「オリジナルとは何なのか」ということに関する定義を言っていて。人がやらないことをやったとしても、それはただの変わり者。とっくにみんなが気づいてたものをまるっきり違う価値観で見せることができたときに、オリジナルと称えられるんだ、と。SKY-HIくんの話を聞いて、そのことを思い出しました。
父親が一番聞きたいのは「お見それしました」
――板垣先生は、楽曲を聴いていかがでしたか?
板垣:いやぁ、カッコイイね! 本人と声のイメージが、全然違っていて驚いたよ。
SKY-HI:よかったです。存外に、高い声を出しております(笑)。
――エンディングの『Salvia』には、どのような思いを込めたのでしょうか?
SKY-HI:刃牙目線で勇次郎のことを歌っているんですが、改めて「刃牙って勇次郎のことをこんなに好きなんだな」と感じました。“愛憎入り混じる”とは言うけど、愛の部分はシンプルに書きやすかったですね。刃牙って、連載開始からあんなに勇次郎のこと好きだったんですか?
板垣:多分、本人も気づいていなかったんじゃないかな。原点は、母親が勇次郎に殺されたというところから始まって。
SKY-HI:そうですよね。
板垣:でも描いているうちに、「どんどんリスペクトが入ってきているな」と。「自分の父親がこうあってほしい」という姿を、俺が投影しているんでしょうね。こんなふうにやりこめられたい。「やっぱり父親には敵わないんだ」と感じるのは、快感もあるんだろうと思えて。師匠や先輩や父親など、「かつて見上げた存在を追い抜くことが恩返しになる」と言うけど、俺は嘘だと思ってるから。一番聞きたいのは、「お見それしました」なんだよ。100歳になろうが「敵いません、お見それしました」と言われせることが一番の孝行だと思うし、「とうとう俺を抜く奴は現れなかったな」と最期に言えるのは快感だと思う。
SKY-HI:うちの父は、そういうタイプです(笑)。
娯楽として楽しんでもらえるのが一番
――『地上最強の親子喧嘩編』を心待ちにしているファンにメッセージを!
SKY-HI:普通に生きていると「歯がゆい」「足りない」みたいな枯渇した感情はある程度付き物ですけど、その枯渇を埋めようとする作業は人間として一番美しい瞬間のようにも思います。『範馬刃牙』は、その尊さを与えてくれる気がするんです。いささか刺激が強いかもしれないですが(笑)、この作品を見る前の人生とは全然違うものになる。『地上最強の親子喧嘩編』に携わらせてもらえることは、音楽の仕事を20年やってきた自分も「こんな瞬間が来るんだ」と感激していますし、みなさんと一緒に感激できたらなと思います。
板垣:作品の影響を受けたという人の話を聞くのは好きなんだけど、そこを目標に描いてるわけじゃなくて、娯楽として楽しんでもらえるのが一番かな。僕自身もアニメは自分の描いたものとはまた別だと思っているので、娯楽に徹して楽しみたいと思っています。
『範馬刃牙 2期』作品情報
あらすじ
その男はピクルと名付けられ、最新科学技術の力によって現代へと蘇生する。
ピクルは恐竜と素手で闘い、食料としてきた異次元の戦闘能力を持つ戦士で、その存在は最強を目指す者たち、特に地下闘技場の戦士たちにとって格好の標的となる。
果たして刃牙はピクルに勝利し、その先で待つ父・範馬勇次郎との決戦までたどり着く事が出来るのか!?
刮目せよ! これが史上最強生物決定戦、とだ!!
キャスト
(C)板垣恵介(秋田書店)/範馬刃牙製作委員会