驚きあり、笑いあり、涙あり……「感情がジェットコースター」という言葉がピッタリな映画――『ホーンテッドマンション』日本語吹替版で心霊写真家ベンを演じる八代 拓さんにインタビュー!
ディズニーランドの人気アトラクション『ホーンテッドマンション』が、ウォルト・ディズニー・カンパニー100周年となる2023年に実写映画化され、本日9月1日(金)より全国公開!
本作は、とある親子がニューオーリンズにある屋敷に引っ越すも、様々な怪現象に悩まされるところからスタート。心霊写真家のベンと神父のケントに原因の追究を依頼すると、なんと屋敷には999人ものゴーストがいることが発覚します。ふたりは霊媒師のハリエットと歴史学者のブルースと心霊エキスパートチームを組み、館の謎に挑むことになるのですが……?
日本語吹替版では、ベン役を八代 拓さん、ケント役を片岡愛之助さん、ハリエット役を土屋アンナさん、ブルース役を温水洋一さんが担当。そのほかにも、水晶玉の中にいる謎の女性、マダム・レオタ役を小林幸子さんが担当するなど個性的なキャスティングになっています。
今回、映画の公開を記念し、八代さんにインタビューを実施。ディズニーと『ホーンテッドマンション』をこよなく愛する八代さんに、本作の見どころをたっぷり語っていただきました。
大好きなディズニー作品への出演が決まった時は夢心地。八代さんが好きなディズニー作品は?
――本作への出演が決まった時の感想をお聞かせください。
ベン役・八代 拓さん(以下、八代):決まった時は正直、信じられませんでした。嬉しさ半分、夢心地半分みたいな感覚でしたが、あとになってじわじわとディズニー作品に関われる喜びと、誰もが知っている『ホーンテッドマンション』というタイトルに出演させていただける幸せを噛みしめました。
僕は幼少期から今に至るまで、多くのディズニー作品からたくさんの夢や希望をいただいてきたので、今回そのディズニー作品に参加させていただけることがすごく嬉しかったですし、役者冥利に尽きます。
――今年、ウォルト・ディズニー・カンパニーが100周年を迎えますが、ディズニー作品の中で好きな作品を挙げるとすれば?
八代:好きな作品はたくさんありますが、一番観たのではないかと思うのは『ライオン・キング』です。怖い気持ちやハッピーな気持ち、立ち向かい、奮い立たせるような気持ちなどいろいろな感情にさせてくれる映画であり、大人が見ても考えさせられるテーマも扱っていて。登場するのがライオンたちなので一見楽しく見えますが、人間に置き換えたら重く感じられるようなお話で。小さい頃はビデオテープが擦り切れるほど見ましたし、今観ても「おもしろい作品だな」と思える、大好きな作品です。
――今回の『ホーンテッドマンション』はディズニーの人気アトラクションですが、実際に体験されたことはありますか?
八代:何度もあります。初めて乗ったのは幼稚園の頃、家族みんなでディズニーランドに行った時で、家族の話では(僕が)とても気に入っていたそうです。それから何回も乗っていますし、今でもディズニーランドに行くと必ず毎回乗っています。
――『ホーンテッドマンション』というアトラクションにはどんな印象がありますか?
八代:お化け屋敷という括りでは考えていなくて。怖い雰囲気はもちろんありますが、中に入るとゴーストたちが楽しそうにしている姿が見られて、ゴーストたちの居場所にちょっとお邪魔させてもらっている感覚で、普段見られないものをのぞき見しているようで、好奇心をそそられます。
また、ゴーストがいっぱいいて、毎回目につくゴーストが変わるので飽きないんですよね。屋敷の雰囲気は高揚感をかき立てられるような作りになっている一方、ゾッと背筋が凍るような瞬間もあって、いろいろな意味でドキドキできる魅力的なアトラクションだと思います。