『仮面ライダーガッチャード』主人公・仮面ライダーガッチャード/一ノ瀬宝太郎役・本島純政さん×九堂りんね役・松本麗世さんインタビュー| 演技を駆動させるのは、気持ちというエンジン――ふたりが1年間でガッチャしたい目標とは?
令和仮面ライダーの第5作目となる新番組『仮面ライダーガッチャード』が、2023年9月3日(日)よりテレビ朝日にていよいよ放送開始となります。
本作のテーマは「錬金術師」。高校生の一ノ瀬宝太郎が、錬金術の粋を集めて造られた101体の人工生命体(モンスター)「ケミー」を巡る戦いへと巻き込まれていきます。宝太郎は101体のケミーすべてを「ガッチャ(※)」できるのでしょうか!?
(※「ゲット」や「やったぜ!」を意味する英語のスラング)
アニメイトタイムズでは、本作の放送開始を記念して、メインキャストにインタビューを実施! 主人公・一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役の本島純政さん、ヒロイン・九堂りんね役の松本麗世さんに、演じる役や撮影現場でのエピソードについてお話を伺いました。
目指すは「ガッチャ!」のトレンド入り!?
――今までに「仮面ライダー」シリーズで思い出に残っている作品はありますか?
本島純政さん(以下、本島):初めて観たのは『仮面ライダーオーズ/OOO』です。濃い人間ドラマが描かれていて、「仮面ライダーってこんなにすごいんだ!」と驚きました。欲望をテーマにしているのですが、全体的に暗すぎず、楽しく観られる作品です。『仮面ライダーガッチャード』も明るいストーリーが特徴なので、少しだけ通じる面があると思いました。
松本麗世さん(以下、松本):私は小さい頃に兄と「仮面ライダー」シリーズを観ていました。『仮面ライダー電王』と『仮面ライダーキバ』の変身ベルトを持っていて、兄と一緒にヒーローごっこをした思い出があります。
――りんね役に決まって、お兄さんも喜んでいるのではないでしょうか。
松本:そうなんです!たくさん自慢しました(笑)。
――それでは、お二人の演じるキャラクターの印象とご自身との共通点をお聞かせください。
本島:一ノ瀬宝太郎は前向きな性格で、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていく人物です。僕自身も周囲からよく明るいと言われるので、通じるところがあると思っています。
僕がオーディションに受かった理由をプロデューサーさんに聞いたら「ちょっと抜けているところが宝太郎と似ているから」と言われました。そのときは「俺、抜けてるんだ!?」と思ったのですが、どうやらそういうところも似ているみたいです(笑)。
松本:(本島さんが抜けているところ)たくさんあります(笑)。
――松本さん演じる九堂りんねについては、いかがでしょう?
松本:りんねは、少しだけツンデレなところがあります。思わず照れ隠しをしてしまう一面は、唯一似ているかな?と思っています。
――松本さん自身とは似ていない役柄ですか?
松本:自分とは違う部分の方も多いですね。でも、その違いにやりがいがあって、新しい自分を見つけるチャンスだと思っています。今はりんねとしっかり向き合って、りんねでいられるように頑張っているところです。
――衣装(錬金服)も素敵ですよね。気に入っているポイントはありますか?
松本:この衣装の好きなところは、細かいところまでこだわって作られているところです。服の後ろのデザインやインナーにもワンポイントが入っているんです。
見えない部分にまで手が込んでいて、本当にすごいなって思います。指輪も格好良くて気に入っています。
主人公・宝太郎の口グセ「ガッチャ!」とは?
――宝太郎の口グセ「ガッチャ!」が気になります。どんな場面で使うのでしょうか?
本島:ケミーと呼ばれるモンスターをゲットしたときや自分の気分が上がったときに「ガッチャ!」と言います。英語のスラングで「ゲット」や「やったぜ!」という意味なのですが、宝太郎もそのままのニュアンスで使っています。
――思わず言いたくなる言葉なので、「ガッチャ」流行りそうですね!
本島:Twitterのトレンドに入ったら嬉しいですね!
――ケミーのお話が出ましたが、本作にはケミーの力を宿した多数の「ライドケミーカード」が登場しますよね。お気に入りの一枚を教えてください。
本島:「ホッパー1」ですね!声が可愛いんですよ。元々好きだったのですが、福圓さんの声を聞いてからさらに愛着が沸きました。個人的には「ホッパー1」と「スチームライナー」の組み合わせが、一番落ち着きますね。
松本:私も「ホッパー1」が大好きです!可愛い!