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夏アニメ『ライザのアトリエ』第11話放送後 照井春佳インタビュー【連載第12回】

夏アニメ『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』第11話放送後 リラ役・照井春佳さんインタビュー|相棒という線を一切越えないのに、どこまでも深い関係の二人【連載第12回】

リラを演じる時は、常に手を腰に当てていました

――リラにとって、ずっと一緒に旅をしてきたアンペルは、どのような存在だと思いますか?

照井:相棒なんですけど、一言では言い表せない相棒なので……。アンペルほどリラのことを分かっている人はこの世にいないし、リラほどアンペルのことを分かっている人もこの世にいない。それくらい分かり合っている二人で、お互いのことをすごく信頼もしていますよね。相棒という線を一切越えないのに、どこまでも深い関係の二人だし、これからもずっと一緒にいるんだろうなって思います。個人的には、二人の軽口みたいな会話が大好きで、アニメも最初の登場から、そういうセリフがあったので嬉しかったです。

――照井さんご自身のアンペルに対する印象を教えてください。

照井:アンペルは、シンプルにすごく頼りになるし、錬金術士としてのスキルとか豊富な知識とか、かっこいいなって思う部分がたくさんあります。実は甘いものが好きなところや、たまに冗談みたいなことを言ってリラに呆れられたりするところも好きなんですよね。野島(裕史)さんが醸し出すアンペルの飄々としていて、掴みどころがない雰囲気もすごく魅力だと思います。あと、意外と冗談とかも好きで、ライザたちの中でも一番面白いことが好きそうな印象もあります。これは私だけの印象かもしれませんが(笑)。

――先ほど(前回)、アニメの収録でようやくアンペル役の野島さんと一緒に収録できたとお話しされていましたが、収録の合間などには、どのようなお話をされましたか?

照井:ありがたいことに、アンペルとはずっと一緒に収録できたので、野島さんの(趣味の)自転車の話をすごく聞けました。野島さんは自転車のラジオをやられるくらいお詳しいので、お話も面白いし、私も毎週ちょっとずつ自転車に詳しくなりました(笑)。野島さんのお家には、自転車の部品が何台分もあるって聞いて、びっくりしました。そういった知識をどこまでも突きつめるところは、アンペルとの共通点かもしれないですね。

――このインタビュー連載の中で、皆さん、アニメでは他のキャストさんと掛け合いながら芝居ができて嬉しかったとお話しされていたのですが、一緒にお芝居をすることで、どのような変化が出てくるものなのでしょうか?

照井:もちろん、一人で録るゲームの時も同じように芝居しないといけないというのは大前提としてあるんですけど。アニメの良いところは、掛け合いができる分、お互いに影響し合えるところだと思います。一人がこういう(セリフの)投げ方をしたら、受けた方はその影響を受けて変わっていったりもするというのが、掛け合いの良さです。でも、リラはぶれない人だから、相手の芝居を受けちゃいけないキャラクターというか、影響を受けすぎてはいけない。聞いてないわけでも、無視してるわけでもないのですが、どんなにライザたちが楽しそうだったり可愛かったりしても、リラがぶれないように気をつけていました。ゲームの時は、一人で録るから淡々とできるんですけどね。

――アニメでは掛け合えるからこそ、逆に意識して抑えないといけなかったのですね。

照井:だから、私、リラを演じている時は、こうやって(胸を張りながら)常に手を腰にグッと当てていました。

――自分を抑えているようなポーズですね(笑)。

照井:無意識なんですけど、私、お芝居している時にすごく手が動くらしいんです。でも、リラの時はいつも「ぶれないぞ!」という気持ちで、ずっと腰に手を当てたままお芝居していました(笑)。

(C)コーエーテクモゲームス/「ライザのアトリエ」製作委員会
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