エネルギッシュさがオープニング主題歌にぴったり! KANA-BOONが担当したアニメ主題歌を一挙にご紹介!
ボーカル&ギター・谷口鮪さん、ギター・古賀隼斗さん、ベース・遠藤昌巳さん、ドラム・小泉貴裕さんからなる大阪出身の4人組ロックバンド・KANA-BOON。2013年のメジャーデビュー後、楽曲リリースとライブ活動をコンスタントに重ね、デビュー10周年となる現在では多くのファンに支持され、各地の音楽フェスにも多数出演する人気バンドとなっています。
エネルギッシュなバンドサウンドが魅力である彼らの楽曲は、多くのアニメでオープニング主題歌を担当。アップテンポでパワーのある楽曲が物語の幕開けを力強く後押ししています。
そこで本稿では、アニメ主題歌を務めたKANA-BOONの楽曲を一挙にご紹介! デビューから10年で12曲もの楽曲を主題歌として提供しています。
『NARUTO-ナルト-』&『BORUTO-ボルト-』
KANA-BOONのアニソンといえば『NARUTO-ナルト-』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。それもそのはず、KANA-BOONはこれまでに『NARUTO-ナルト-』そして『BORUTO-ボルト-』で4回OP主題歌を担当しているのです。
「シルエット」/『NARUTO -ナルト- 疾風伝』16代目OP(2014年)
KANA-BOONはデビュー翌年に『NARUTO -ナルト- 疾風伝』で初めてアニメ主題歌を担当。メンバー全員が作品の大ファンであり、メジャーデビュー前から同作アニメの主題歌を担当することを目標にしていたそうで、その喜びもひとしおだったそうです。
「シルエット」はYoutube・ジャンプチャンネルでも『NARUTO-ナルト-』とコラボしたMVが公開されています。「大事にしたいもの持って大人になるんだ」という印象的なフレーズには、諦めることなく火影を目指し続ける主人公・ナルトの姿が重なります。
「ダイバー」/アニメ映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』主題歌(2015年)
「シルエット」で主題歌を務めた翌年に、完結した『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の続編となるアニメ映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』の主題歌を担当。「ダイバー」は、ナルトの息子である主人公・ボルトの背中を優しくかつ力強く押すような楽曲になっています。
“ナルト愛全開”だという本楽曲に登場する「実を結んで」という歌詞には、『NARUTO-ナルト-』の終わりと『BORUTO-ボルト-』の始まりを“結ぶ”という意味も込められているそうです。
「バトンロード」/『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』1代目OP(2017年)
『BORUTO-ボルト-』は映画に続いてアニメの初代OP主題歌も担当。「バトンロード」の力強く爽快なサウンドには、父・ナルトから“バトン”を受け継いだボルトへのエールが込められています。
子どもの頃に『NARUTO』の原作やアニメを観ていたというKANA-BOONのメンバー。そんな彼らが大人になり、ミュージシャンになり、ナルトの息子であるボルトの物語に楽曲を提供するという素敵な巡り合わせは、作品が長年多くのファンに愛されてきたからこそ実現したことですね。
「きらりらり」/『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』11代目OP(2022年)
『BORUTO-ボルト-』の11代目OP主題歌として起用された「きらりらり」は、TVアニメ『NARUTO-ナルト-』が20周年を迎えることを受け、作品へのお祝いと感謝の気持ちが込められて作られたという楽曲です。
その歌詞には、初めて主題歌を務めた「シルエット」を思わせるワードが散りばめられています。中でも「大事にしたいものを持って大人になれたよ」というフレーズは、「シルエット」との繋がりをより濃く感じる部分で、火影になる夢を叶えたナルトのことを歌っているようです。
番外編「スパイラル」/PS4用ゲーム『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4』OPテーマ(2015年)
アニメ『NARUTO-ナルト-』シリーズへの楽曲提供は4回ですが、実はゲームでもOPテーマを務めています。作品と楽曲の親和性の高さは、“ナルト愛”を公言している彼らだからこそですね。