「ひろがるスカイ！プリキュアLIVE2023 Hero Girls Live ～Max！Splash！GoGo！～」『ひろプリ』ライブリレーインタビュー！　オープニング＆前期エンディング主題歌歌手・石井あみさん【連載第6回】

2023年10月21日（土）、毎年恒例となったライブ「ひろがるスカイ！プリキュアLIVE2023 Hero Girls Live ～Max！Splash！GoGo！～」がパシフィコ横浜・国立大ホールにて昼夜の2公演に渡り開催されます。

今年も豪華キャストが集結。『ひろがるスカイ！プリキュア』のキャスト陣の関根明良さん、加隈亜衣さん、村瀬 歩さん、七瀬彩夏さん、古賀 葵さん、オープニング・前期エンディング主題歌歌手の石井あみさん、エンディング主題歌歌手の吉武千颯さん、歴代プリキュア歌手のMachicoさんと北川理恵さん、さらに「キボウノチカラ～オトナプリキュア’２３～」より「キュア・カルテット」（五條真由美さん・うちやえゆかさん・工藤真由さん・宮本佳那子さん）も参戦！　ときめきがいっぱいにひろがる1日になりそうな予感です。

アニメイトタイムズでは、毎年「プリキュアライブ」のリレーインタビューをお届けしています。今年は出演者13人にインタビュー！第6回は、オープニング＆前期エンディング主題歌歌手・石井あみさんです。『映画プリキュアオールスターズＦ』ではOPテーマソング「For “F”」を尊敬してやまないMachicoさんと歌っています。

大好きなプリキュアシリーズの20作品目で歌手デビューを飾った石井さん。「プリキュアライブ」に参加するのも、今回が初めてとなります。

『デパプリ感謝祭』での初ライブや、初のリリースライブを振り返りながら、「プリキュアライブ」のこと、7月にリリースされた『ひろがるスカイ！プリキュア』ボーカルアルバム ～FLY TOGETHER!!!!!～収録曲などについてうかがいました。

ライブの醍醐味を知った感謝祭

──前回取材させてもらった時は『デリシャスパーティ♡プリキュア』（以下、『デパプリ』）感謝祭の前で。初ライブとなった感謝祭と、5月に行われた前期主題歌シングルのリリースイベントのご感想からおうかがいさせてください。

石井あみさん（以下、石井）：音大時代からステージには出ていたのですが、もともと緊張しないタイプだったんです。でも中野サンプラザのステージは「こんなに緊張したことない！」というくらい緊張してしまいました。皆さんの「キズナ♡スペシャリティ」を聴きながら、「あ、すごく緊張してる」と自覚して。

でもプリキュアの服を着て踊っている子どもたちや、一生懸命応援してくれる方たちの姿を見ながら歌うことができて、とても感動して。昼公演のあと、ボロボロ泣いてしまいました。すごく温かい空間だったなという印象でした。

ずっと緊張はしていたのですが、2日目の夜公演のときには「お客様に届けたい！」という気持ちが強くなって。

1日目の昼公演の時はお客様からもらうパワーってこんなにもすごいものなんだなと感じていたんです。ライブって私から何かを伝えるものだと思っていたけど、いただいてばっかりだなと思いながら歌っていて。

でも夜公演では、私からも何かを届けられたかなというような気がしました。ライブってこういう気持ちになるんだなと初めての感覚でした。

──ライブならではの一体感を感じたということですね。

石井：そうですね。歌を通じてひとつになることの楽しさと同時に『デパプリ』に関わっている皆様の素晴らしさも感じました。最後、皆さんがご挨拶をしているときは舞台袖で見させてもらっていたんですけど、めちゃくちゃ感動しました。

初めてのステージでたくさんの感動をいただいて、一生の宝物になりました。

──以前お話をうかがったときにペンライトの景色を見たい、自分も振りたい！というお話をされていましたが、実際にステージから客席の景色を見ていかがでしたか。

石井：めちゃくちゃ綺麗でした！すごくカラフルな時もあれば、同じ色で統一されている時もあって、一体感が伝わってきました。今までペンライトを客席で振ってきたので、ステージから見るとまた違って見えてすごく新鮮でした。

──その感動の初ライブを経て『ひろがるスカイ！プリキュア』（以下『ひろプリ』）前期主題歌のリリースライブも。

石井：「中野サンプラザのときの緊張をどうにかしないと！」というのが一つの課題でした。それで毎日、歌を練習して、それを動画に撮って見返しつつ、「どうやったらお客様に楽しんでもらえるのか」をずっと研究していました。

それもあってなのか、当日は緊張せずに「楽しい！」という気持ちだけでした。客席との距離が近いこともあって、皆さんのお顔が見られたこともすごく嬉しくて。

最初に「ひろがるスカイ！プリキュア ～Hero Girls～ 」を歌ったんですが、私が準備している時から皆さんペンライトを手元で準備してくださっているのが分かって。

ステージに出たとき、ペンライトがパッと明るく光ったときに見えた皆さんのお顔が、めちゃくちゃ笑顔で、すごく嬉しくて。私自身も笑顔になってしまいました。

──石井さんの笑顔が太陽のようで印象的でした。

石井：「すごい笑顔だったね」っていろいろな方から言われました（笑）。もう抑えられない！って。

──トークでは、吉武さんがお姉さんのように引っ張る一面もありました。吉武さん自身は石井さんとは反対に「緊張してた」とおっしゃっていました。「あみちゃんは全然緊張していないんですよ！」と。実際、当日も言われていましたよね。

石井：はい（笑）。でも千颯ちゃんは「緊張している！」と言われていましたが、お歌もパフォーマンスもトークも本当に素晴らしくて。一緒にステージに立たせていただき、たくさん学ばせていただきながら「私ももっと頑張らなきゃ！」という気持ちになりました。

──ところで、石井さんのご親族もリリースイベントにいらしていたんですよね。

石井：そうなんです（笑）。CDを何枚も買って、チケットを自らゲットして来てくれました。私の家族も『プリキュア』が大好きで、グッズをみんな集めています。特におばあちゃん（笑）。この間「変身スカイミラージュ」をプレゼントしてくれました。一緒に『プリキュア』を応援してくれているのがとても嬉しいです。

チケットを当てるのも楽しんでいるみたいで。「パシフィコのライブも当たるかなぁ」と今から言っています（笑）。

──最高の味方！ご家族は石井さんのいちばんのファンでもあるんですね。

石井：私の家族は千颯ちゃんのことも大好きなんですよ（笑）。以前、インタビューでもお話させてもらいましたが、小学校1年生のいとこが「パぺピプ☆ロマンチック」（「スター☆トゥインクルプリキュア」前期エンディング主題歌）が大好きで、リリースイベントにも来ていたのですが千颯ちゃんを見て嬉しくて涙ぐんでいたようです。