秋アニメ『豚のレバーは加熱しろ』豚役・松岡禎丞さん&ジェス役・楠木ともりさん メールインタビュー|豚とジェスは、お互いを信じ合っているところが素敵
豚とジェスは、お互いを信じ合っているところが素敵
――お互いの掛け合い相手となるキャラクターについて、(キャラクターとして)魅力を感じる点をお聞かせください。
松岡:ジェスは………ジェスですね……本当にいい子です。庇護欲をかきたてられますね。
楠木:基本はコミカルで、私からすると少し引いてしまうようなセリフもありますが(笑)、まっすぐで、頭も良くて、ジェスを気にかけて助けてくれるかっこよさがあるのでいつの間にか許せてしまいます。そして見た目はとっても可愛い! このギャップが魅力かなと思います。
――お互いのお芝居の印象について、一緒に収録してのご感想をお伺いできますでしょうか。
松岡:儚さという点においてはものすごく緻密に演じられてましたね…。ウィスパーの役って難しいんですよ。相手に伝えてるのかモノローグなのかわからなくなる部分があって 。それをうまく自分に落とし込めてジェスを演じられてましたね。楠木さんの唯一無二の武器だと思います。
楠木:作品全体の雰囲気を考えて、ギャグっぽさを挟んでくださるのですが、それにジェスなりに乗っかるのがとても楽しかったです。
豚としてのコミカルな演技と、人の心としてのかっこよさ、どちらも無理なく切り替えながら演じていらっしゃって、とても勉強になりました。
――「豚」と「ジェス」の関係性について、「素敵だな」と感じた点をお聞かせください。
松岡:異種族ですけど、お互いがお互いを信じ合っている姿が本当に綺麗に描かれてるので今までにない異世界ですね。本当に豚と対話をして、お互いの物語を紡いでいくっていう姿が本当に素晴らしいです。最初からジェスという人間と豚の関係性が現れてるっていうのがこの作品の本当の魅力だと思います。 さらに言うなら、お互いを信じ合っている。ここが素敵ですね。
楠木:ふたりにしかない空気感を持っているところです。イェスマの能力の影響もありますが、ふたりにしかない絆、内緒話、気遣いなど、内緒話をのぞいてしまっているようなドキドキ感もあって。その積み重ねでお互いを思いやる気持ちも強くなっているように感じました。
――アニメ『豚のレバーは加熱しろ』について、「作品全体」「ご自身の演じるキャラクター」それぞれの面で注目してほしいポイントを1つ教えてください。
松岡:びっくりするくらい内容の濃い話なので、地球全人類に観てほしいです。演技しながらも、笑ってしまう作品だったので、自信を持ってお勧めできます! ぜひ観てください!
そして最後に…絶対に豚のレバーは生で食うな。加熱して食べてください。約束だぞ!
楠木:
・作品全体→少しずつ明らかになっていく世界観
・自身の演じるキャラクター→秘密
です!
『豚のレバーは加熱しろ』作品情報
あらすじ
豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。
異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!
豚小屋の中、泥まみれで転がる俺を助けてくれたのは、天使のように優しい美少女・ジェス。
「フンゴァ!」
「あの、無理に喋らなくても大丈夫です。私には……分かりますから」
豚になった俺を献身的にお世話してくれる彼女は、人の心を読むことができる「イェスマ」という種族だという。
「まずい、それでは俺の豚のような欲望が垂れ流しではないか!!」
剣と魔法の世界(メステリア)で、ただの豚と心を読める美少女の、いちゃラブファンタジーがいま始まる! ……のか?
キャスト
(C)2023 逆井卓馬/KADOKAWA・アニプレックス・BS11