『スパイ教室』2nd seasonクライマックスを迎えて──リリィ役・雨宮天さんメールインタビュー【連載最終回】
各国のスパイによる“影の戦争“が繰り広げられる世界を舞台に、“不可能任務”に挑む機関「灯」に所属することになった実践経験のない少女たちと、「灯」の創設者である凄腕スパイ・クラウスによる、スパイ同士の騙し合いを描くファンタジー『スパイ教室』。7月13日よりTOKYO MXほかにて放送してきた2nd seasonが第24話「File《花園》のリリィ」でついにクライマックスを迎えた。
さまざまなMISSIONが起こった2nd seasonについての思いを、リリィ役・雨宮 天さんにメールインタビューで教えてもらった。
「灯」メンバーがとても愛おしい
──2nd seasonがついに最終話を迎えましたが、少し遡ってお話をおうかがいさせてください。まずは2nd seasonが決定したとき、雨宮さんはどのようなお気持ちでしたか?
リリィ役・雨宮 天さん(以下、雨宮):リリィは天真爛漫でギャグ担当で、でも仲間思いで格好良い面もあり、魅力満載で演じていてとても楽しいので、そんなリリィを続けて演じられることがとても嬉しかったです!
人数が多い分、1st seasonだけでは描き切れなかったキャラクターの深掘りもされるということで、一視聴者としてもとても楽しみでした!
──1st season、2nd seasonを経て気づいた『スパイ教室』の魅力などがあればそれぞれ教えてください。
雨宮:1st seasonでは、それぞれ事情を抱えつつも、ひとつのチームとして楽しく支え合いながら共同生活を送っていく「灯」メンバーがとても愛おしく、彼女達の関係性が魅力的でした。
アホだバカだと言いながらもなんだかんだリリィにリーダーさせてくれるみんなや、そんなみんなが大好きで実は常に気にかけているリリィがとても好きです。
2nd seasonでは、陽炎パレスで成長していたのは彼女達だけでなくクラウスもなのだということが分かり、最強の先生と落ちこぼれの生徒達のようで全員が対等だったのだと感じて、熱くなりました。それを分かった上で見ると、今までの「授業」の見え方も変わるなと思いました。