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- 二城利月
- 元アニメイトタイムズの編集者で、現在はフリーのライター。アニメ、声優、VTuberの記事など作ってます。
10月6日(金)よりついに劇場上映が始まった『ガールズ&パンツァー 最終章』第4話。その翌日10月7日(土)には、1週目上映記念舞台挨拶が新宿バルト9にて実施されました。
舞台挨拶には西住みほ役の渕上舞さん、ミカ役の能登麻美子さん、アキ役の下地紫野さん、ミッコ役の石上美帆さん、ヨウコ役の若山詩音さん、主題歌アーティストのChouChoさん、そしてMCとして園みどり子役の井澤詩織さんが登壇。
本稿ではその舞台挨拶の模様をレポート。映画の上映前に行われた舞台挨拶のため、ネタバレトークはなし! これから映画館に行く人も安心してご覧ください!
MCの井澤さんの呼び込みでゲストが登場すると、まずは前作、第3話から2年半が経っているということで、渕上さんに何か変わったかという質問が。
これに渕上さんはこの2年半の間に車を運転するようになり、運転の難しさを実感。戦車を操縦しているキャラクターたちを改めて尊敬したそうです。
続いて、第4話で初めてしゃべるヨウコを演じた若山さんがアフレコの感想を尋ねられると、すごくアフレコ緊張したという回答が。歴史のある作品、素敵な作品に途中から参加させていただくプレッシャーを感じていたとコメントしました。
第4話からはOP主題歌がChouChoさんの歌う「NeverSayGoodbye」に変わることにも触れられ、そのことを尋ねられると、ChouChoさんは後半から歌うと発表してから何年も経っていたため、やっと発表できて嬉しいと素直な気持ちを語ります。
さらに、この楽曲は第6話までの台本を読んだ上で作成していることが明かされます。加えて最終章の最後の主題歌ということでハードルが高く上がってしまってい、これまで作ってきた楽曲の中で一番時間がかかったとコメント。プレッシャーがすごかったが、その分納得のいく、自信を持ってお届けできる楽曲になったと笑顔で話しました。
せっかく継続高校のメンバーが揃っているので、キャラクターをどう演じたか質問されると、能登さんは今までのミカは哲学的でふわっとしていて、アキとミッコがいてくれるからなんとか隊長をやれているという不安があったそうですが、「今回はしっかりと隊長やってた」とアピール。いつもと違う感じのミカが見られるそうです。
なお、フィンランド語で「打て」というセリフのニュアンスが難しく、劇場版の際は収録に時間がかかったというエピソードも飛び出ました。それを踏まえてしっかり準備していったら、今回はすっとOKが出たそう。それ聞いて井澤さんは能登さん渾身の「打て」も見どころのひとつですねとコメントしました。
若山さんは水島(努)監督から「そのままでいてください」というディレクションがあったという話も。アフレコに挑む前は色々な演じ方をシミュレーションしていたけれど、「そのままで」と言われるとどう演じていいか難しく、役を掴むまで時間かかったと話します。
最後はそれぞれ一言ずつメッセージが述べられ、その中で下地さんからは何度も見たくなる作りになっているので、音も映像も迫力のある劇場でたくさん見てほしい旨語られました。
渕上さんは「大洗と継続の試合の行く末に加え、そのほかの試合の行く末も描かれている、息をつく間もない50分になっているので、なるべくまばたきをせずに楽しんでいただけると嬉しいです」と見どころをアピールしました。
締めはいつものように、渕上さんの合図にあわせ、会場のみなさんで拳を挙げて「パンツァー・フォー」。あっという間の30分で、舞台挨拶は終了しました。
[取材・文:二城利月]
某美少女ゲーム雑誌の編集、アニメイトタイムズの編集を経て、現在はフリーで活動中のライター。主にアニメ、声優、VTuber、ゲーム、車などの記事を作ってます。好きなアニメは『ガルパン』、『艦これ』、『はいふり』、『ラブライブ!』、『ゆるキャン△』、『放課後ていぼう日誌』など。聖地巡礼が好きで、ハマるとすぐ飛んでいきます。