『柚木さんちの四兄弟。』長男・隼役 岩崎諒太さん&次男・尊役 戸谷菊之介さんインタビュー|老若男女問わず共感できて楽しめるアニメ。観た後はきっと満たされた気持ちになるはず
老若男女問わず共感できて楽しめるアニメ。観た後はきっと満たされた気持ちになるはず
――ここでライトな質問も。アニメの公式サイトでは「つい見守りたくなる!『癒し系兄弟の四人暮らし』というキャッチフレーズが付けられていましたが、お二人にとって「癒しの時間」とは?
岩崎:「お風呂」ですね。これまではあまりゆっくり湯船につかっていなかったんですけど、最近は良い香りのバスソルトがたくさんあるので、それを湯船に入れて、仕事から帰ってきてお風呂にゆっくりつかることで心身共に癒されています。
戸谷:最近は犬や猫の動画ばかり見ています。ワンちゃんやネコちゃんがかわいくて、YouTubeで流れてくると全部見てしまいます(笑)。今まで犬も猫も飼ったことはないんですけど、将来は猫ちゃんをお迎えしたいなと思っています。
――尊、湊は中学生、岳は小学生ですが、小中学生時代はどんな子でしたか?
岩崎:遊んでいましたね。
戸谷:同じく。
岩崎:休み時間になると友達とドッジボールやサッカーをしていました。学校が終われば虫捕りに行ったり。
戸谷:缶蹴りしたり、野球したり。そんな子で。
岩崎:勉強は嫌いで、ほとんど勉強した記憶がありません(笑)。「こんなものが大人になって役に立つはずがない!」と思い込んで。今は国語や歴史をもっと勉強しておけば、いろいろな知見が広がったかもしれないなと思っています。都市伝説にハマっているので、「世界史や日本史をちゃんと学んでおけば、もっと深く楽しめたのにな」とちょっと後悔しています。
戸谷:あくまで都市伝説のために、ですよね(笑)。僕は結構、勉強していました。でも国語や歴史にはほとんど興味がなくて。
岩崎:(声優的には)一番国語が必要なのに(笑)。
戸谷:数学が一番好きでした。パズルを解くみたいな道筋がちゃんとあるから楽しくて。
岩崎:すごいね。僕は九九でつまずきました。
戸谷:それでいうと、アニメの今後のお話で、尊が湊に数学を教えているシーンがありましたね。「この問題、わかる!」って。
岩崎:しっかりした問題だったんだね。すごいね。
戸谷:「ここをここに代入して」とかやっていて、「そうだよね。さすが尊だ」と思いながら演じていました。
岩崎:隼が数学教師じゃなくて良かった。
(全員爆笑)
――最後に、皆さんへメッセージをお願いします。
岩崎:オーディション前に原作を読んだ時から「刺さる作品だな」と思っていたし、どうアニメとして表現するのか楽しみでした。実際に観て、期待以上のアニメになったと思うし、原作ファンの方にもきっと喜んでいただけているのではないかなと思います。このまま最後まで四兄弟の頑張りを見守ってください。
まだご覧になっていない方は、どの世代の方でも共感できて、楽しめるアニメになっていますので、ぜひ一度見てみてください。興味が湧いたら、アニメと一緒にぜひ原作も読んでいただければと思います。
戸谷:原作を読んでいる方にはきっと満足していただけていると思います。原作をそのままアニメにした感じで、そこに演出や音楽、僕たちのお芝居が加わって、アニメならではという部分も盛りだくさんになったかなと思います。
まだご覧になっていない方も、共感ポイントがたくさんありますし、随所に泣いたり、笑ったり、感情を揺さぶるシーンやセリフがありますので、ぜひ見てみてください。
岩崎:少女マンガ原作ですが、老若男女が楽しめるのもいいところです。僕の中では、少女マンガといえば、恋愛に重きを置いて物語が進んでいく印象がありましたが、その固定概念が崩されました。
戸谷:むしろ恋愛要素はほとんどないですからね。
岩崎:かといってバトルやファンタジーの要素もなくて。でも惹きつけられるし、共感できる点がたくさんあって、見終わった後に満たされた気持ちになれるんですよね。フラットな気持ちで楽しんでください。
戸谷:四兄弟のご近所さんやお友達になった気分で、4人を温かく見守ってください。
『柚木さんちの四兄弟。』作品情報
あらすじ
キャスト
(C)藤沢志月・小学館/「柚木さんちの四兄弟。」製作委員会