「わからない」が秘める可能性。“あえてカッコつける”ことが良い味になる――ラジオ『ANISON INSTITUTE 神ラボ!』冨田明宏さん&岡咲美保さんインタビュー【PR】
音楽評論家の冨田明宏さんと声優・アーティストの岡咲美保さんが研究員としてアニソンの魅力を分析・追求するラジオ番組『LIVE DAM AiR presents ANISON INSTITUTE 神ラボ!』。
旬のアニソン・アーティストや業界の裏話にスポットを当てたトークに加えて、カラオケDAMとの連動企画、アニソン界の大御所をゲストに迎えたクロストークなど、アニソン尽くしの番組です。
今回は番組収録後のおふたりにインタビュー! 5年目を迎えた番組を振り返っていただきつつ、番組の魅力やアニソンとの向き合い方についてお話を伺いました。
放送から4年。新人声優から声優・アーティストへの成長を実感
――この取材を機にYouTubeで配信中のアーカイブを拝見しましたが、毎回、冨田さんの知識量に驚かされます。
冨田明宏さん(以下、冨田):いえいえ!楽しんでいただけているのであれば幸いですが、僕としては自己満足を公共の電波で垂れ流しているだけです。
――(笑)
岡咲美保さん(以下、岡咲):流石の語彙力と尺ギリギリのトークをされていて……!
冨田:(尺から)出ちゃってるよ! こぼれているからディレクターズカット版があるんだから(笑)。
岡咲:(笑)。でも惜しみなく情報を提供してくださるので私も勉強になります。
――岡咲さんの声優・アーティスト目線のお話もためになります。
岡咲:本当ですか?
冨田:うんうん。めちゃくちゃ素直な聞き手になってくれるので助かってます。なんでも「知ってます!」みたいな反応だと「知ってるならいいかな?」と思ってしまうので(笑)。
岡咲:私は本当に無知なので。
冨田:そんなことはないよ。リスナーの皆さんと近い目線で話してくれるからありがたいです。
岡咲:そう言っていただけると嬉しいです。たしかに、リスナーさんと同じ目線で、勉強する気持ちで収録しているところはあります。
――岡咲さんのフレッシュな反応のおかげでよりトークが聴きやすく感じます。
岡咲:ありがとうございます。
冨田:“新人声優・新人アーティスト”ですからね。
岡咲:えぇ。新人にこだわっていますから!
冨田:(笑)。でも最近は風格が出てきているんですよ……!
――おぉ!
岡咲:信じないでください(笑)。
冨田:ステージ力、歌唱力、そしてオサレ力がすごいんです。
岡咲:ありがとうございます(笑)。
――番組放送から4年経ちますが、冨田さんからご覧になって岡咲さんの変化は感じられているのでしょうか?
冨田:番組を通じて、新人声優であった岡咲美保という存在が声優・アーティストになっていく過程や成長を感じることができました。彼女、今となってはすごく忙しそうなんですよね。そこは4年前とは明らかに違います。実際、忙しいでしょ?
岡咲:そうですね、ありがたいことに。個人的には、アーティストデビューしてから『神ラボ!』でそのお話ができるようになったという変化は大きいなと。でも私にとっての『神ラボ!』はずっと前から憩いの場です。且つ新曲をリリースするたびに宇宙最速(笑)で音源を流していただいたりして。変化はありつつも、冨田さんやスタッフとの関係、スタジオでのトークは変わらないままの安心できる場所です。
冨田:『神ラボ!』は安心感があるよね。
岡咲:チームとして安心感があります。冨田さんの誕生日をお祝いしたこともありましたね。
冨田:あったあった。いろいろな番組に出演させていただいていますけど、スタッフさんたちの対応を含めて本当に温かい番組です。