『原神』『崩壊:スターレイル』のHoYoverse最新作!『ゼンレスゾーンゼロ』吸音テストをプレイしてみた!相変わらずキャラが良すぎる上に『ペルソナ』シリーズのようなオシャレかつスタイリッシュな演出が光る!
現在、PC・スマートフォン向けにクローズドβテスト(吸音テスト)が実施中のアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』。
本作は、『原神』や『スターレイル』を手掛けるHoYoverseの最新作であり、現在『原神』や『崩壊:スターレイル』をプレイしている方は、どんなゲームなのか気になっているのではないかと思います。
今回は、その2作品との違いも踏まえつつ、筆者が本作をプレイして感じた魅力を紹介していきます。
謎の空間「ホロウ」に侵食された世界。オシャレすぎる演出がスゴイ
『原神』はファンタジー、『崩壊:スターレイル』は宇宙を舞台としたSF的な世界観が舞台となっていますが、『ゼンレスゾーンゼロ』はテクノロジーが進歩した、いわゆる”サイバーパンク”的な近未来が描かれています。
『原神』における元素や、『崩壊:スターレイル』における星神のような要素はなく、世界観を支えるのはあくまでも人間が生み出したテクノロジーであり、HoYoverseのタイトルの中ではもっとも現実世界に近いと言えるかもしれません。
本作の世界では、“ホロウ”と呼ばれる謎の空間があちこちに発生する災害に見舞われており、ホロウ内には“エーテリアス”という異形の生物が出現するようになっています。ホロウは政府によって管理されていますが、その監視の目を盗んでホロウ内を探索して報酬を得る「ホロウレイダー」と呼ばれる人々も存在。他にも様々な組織が存在し、互いの思惑を巡らせあっています。
ストーリーについては、先の展開がどんどん気になる内容になっているのに加えて、とにかく演出がオシャレでカッコいい! 近い雰囲気としては『ペルソナ』シリーズが挙げられるでしょうか。『ペルソナ』シリーズがお好きな方は非常におすすめな印象です。
本作のストーリー演出は、『原神』『崩壊:スターレイル』のような3Dモデルが動くカットシーンだけではなく、キャラクターの立ち絵とテキストが表示される2Dアドベンチャー風、タイミングに応じてフキダシや文字の演出が入るコミック風の3種類演出が場面に応じて切り替えられます。
中でもコミック風の演出は、非常に見た目がオシャレで映えるだけではなく、実際に紙のページをめくる時のようにページを戻すこともでき機能的にも便利。ここぞという場面では、凄まじいクオリティの3Dカットシーンが挿入されるので、『原神』『崩壊:スターレイル』の良い部分を残しつつも、普段の会話シーンなどでのテンポがかなり改善されています。
なお、このオシャレさストーリーの演出だけでなく、UIや街の雰囲気などいたるところにまでこだわって作られており、しっかりと統一感のあるデザインになっているのも素晴らしい点。見ているだけでも気持ちよさを感じられる作りになっていると感じました。