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- 嶋脇
- 1996年1月4日生まれ 趣味:ゲーム、ラーメン 好きな作品:『緋弾のアリア』などの恋愛バトル、VTuber
――今年二度目となるイベント「梅澤めぐのめぐりあい~ファンミーティング2023~」の開催お疲れ様でした! 先ほど終えられたばかりですが、今の率直な気持ちをお聞かせください。
梅澤めぐさん(以下、梅澤):今回は、キャラクターとしてではなく、梅澤めぐとして歌を披露したんですが、あまりこのようなことをしたことがなくて。「いのちのかけら王決定戦」やお悩み相談のコーナーもイベントで実施したんですけど、そのことで頭がいっぱいなってしまって、全体的にふわふわとした感じになってしまいました。
特にお悩み相談のコーナーでは良い回答が頭に浮かばなくて、私ってこんなに悩み相談が下手だったのかと思ってしまうほどで(笑)。
――大喜利のようになっていて、ファンの方も笑顔を浮かべていましたね。
梅澤:本当ですか!? じゃあ、結果オーライですね(笑)。歌は、紅白歌合戦も模した形で披露したんですけど、サイリウムを持参して振ってくれる方やコーラスの部分を一緒に歌ってくださる方がいて、すごく嬉しかったです。歌詞を間違えてしまうなどのハプニングはありましたが、歌うことができてよかったなと思います。
――イベントではファンの方との距離感が近くて魅力的だなと感じたんですが、何か意識されていたことはあるのでしょうか?
梅澤:応援してくれるファンの方にはいつも色々なものをもらっていまして。そんな方々と会うことができるイベントで恩返しができたらいいなと思って、距離感が近く感じられるようなコーナーを実施しました。
――イベント最後のお見送り会では、ファンの方から「プレゼントをありがとう!」といった声があがったり、お互いにエールを送ったりする場面がありましたね。
梅澤:これはあまり言ったことがないんですが、お手紙やプレゼントを送ってくれた方は、携帯のメモに書くようにしているんです。イベントで会って、相手がお名前を言ってくれたら、「手紙・プレゼント届いたよ、ありがとう」って言いたくて。
――今回、実際にされていて、ファンの方も驚いた表情を浮かべられていました。このようなことをするきっかけはあったのですか?
梅澤:今も応援しているロックバンドPEDROのメンバー アユニ・Dさんがきっかけです。彼女は本当に優しくて、ライブで「来られないと聞いていたから、会えないと思っていたけど来てくれて嬉しかったよ」と、お客さん一人ひとりを認識して声をかけられているんです。
声をかけてもらった側としては当然嬉しかったので、私も多くの方と関わっていく上で一人ひとりを認識するということは大切にしていきたいと思っています。
――素敵なマインドですね。今日のイベントには、新作グッズの「梅澤めぐ推し!マフラータオル」と「めぎゅし推し!マフラータオル」を持ったファンがいらっしゃいました。こちらは、梅澤さんから意見出しなどはされたのでしょうか?
梅澤:番組としてグッズをたくさん出させていただいているんですが、推しタオルを作ろうとは全く考えていなかったんです。でも、ファンの間で推しタオルがないから非公式で作ろうみたいな企画が立ち上がっていると聞いて、アニメイトのスタッフさんに「公式でも作りませんか」と意見を出させてもらいました。
最初は、「梅澤めぐ推し!」だけでいいかなと思ったんですけど、とあるアイドルグループがあだ名とフルネームの両方出しているのを見て、「めぎゅし推し!」タオルの制作もお願いしたんです。
私としては表に「梅澤めぐ推し!」、裏に「めぎゅし推し!」と描かれている1枚のタオルを想像していたんですけど、2枚に分けて作ってくださって本当に感謝しています。デザインに関しては、グッズ制作の方のセンスがすごく良かったので、そのまま採用させていただきました。
――イベント終了後には、池袋本店店頭にて番宣のポケットティッシュ配りを実施されましたね。
梅澤:ポケットティッシュ配りってこんなに大変なのかなと痛感しました。自分はあまりこういうものをもらわないタイプなんですけど、これからは受け取ろうと思います(笑)。
――多くのお客さんやファンと触れあったかと思いますがいかがでしたか?
梅澤:私のことを知らない方も多くいたと思うんですよ。でも、女性の方や小さな子までティッシュをもらいにきてくださり、「応援します」と言ってくれて嬉しくて温かい気持ちになりました。
――ティッシュをもらった人の中には声優に間近で出会えたことに歓喜されて、「友達に自慢しちゃおう!」と言っている方もいましたね。
梅澤:ぜひ、自慢してほしいです! あと、外国の方もいて、「thank you」と声をかけてくれたんですけど、どう返せばいいのかわからなくて「サンキュー!」しか言えませんでした(笑)。それは少し残念でしたけど、これをきっかけにして日本にとどまらず、いろんな国の人達に私のことを知っていただけたら嬉しいなと思います。
――「梅澤めぐのめぐりあい」は初回放送から約3年が経ちますが、番組を通して変化や成長を感じたことなどありますか?
梅澤:MCとして上手く番組を進めることができるようになったかなぁ。コメントも前よりコメントを拾うことができて、ファンの方とのコミュニケーションが密になっているんじゃないでしょうか。最初の頃は声がすごく小さかったので、音声さんは大変だったんだろうなと思います(笑)。
あと、振り返ってみると昔よりも出来なくなっていることがあって……。第1回と第2回は、決められた時間に番組を終えることができていたんです。でも、場慣れしてたくさんお喋りをするようになって時間内に終わることができなくなってしまい、反省してます。
――ファンとしては嬉しいことかもしれませんね。番組では、プロフィールに書き込める趣味や特技を増やすべく様々な事に挑戦されたと思います。今までチャレンジされたことの中で、一番印象に残っていることはありますか?
梅澤:挑戦したことはどれも難しかったけど、楽しかったですね。その中で、一番で手応えがあったのは「利きアロマ」かな。配信でもイベントでもチャレンジさせてもらっていて、出題された問題には全て正解しているんです。
まだ、プロフィールには追加されていませんが、番組を通して見つけた胸を張って特技と言えるのは「利きアロマ」だと思います。
――今後新たに挑戦したいことなどはありますか?
梅澤:ただの好奇心なんですけど、スリルを感じられるバンジージャンプやスカイダイビングに挑戦したいです!
――かなりハードなことにチャレンジされようとしていますね(笑)。梅澤さんは元々好奇心旺盛なタイプなんですか?
梅澤:自分ではわからないんですけど、ファンの方からはそのように言われます(笑)。なんでも挑戦したくなっちゃうんで、これをやってくださいと言われればチャレンジしますよ!
――番組では、多くのゲストをお呼びして魅力的なトークを繰り広げていました。梅澤さんにとって思い出深いエピソードはありますか?
梅澤:ゲストが登場するときはいつもの2倍くらいテンションが上がってしまい、スタッフさんに「いつもと全然違いますね」って言われるんですよね(笑)。
思い出深いのは、やはり同期の紫月杏朱彩ちゃんが来てくれた初めてのゲスト回でしょうか。当時の杏朱彩ちゃんとは、お互いの距離感がわかんないまま撮影していたんですよ。彼女とは今一緒に番組をしているんですけど、現在の私達の関係性を見ている方にとって、初めまして状態を配信しているあの回は、新鮮で楽しいかなと思いますので、ぜひ見ていただきたいです。
あと、個人的に面白かったのは星希成奏さんをお呼びした回ですね。成奏さんはトークが上手く、ツッコミもお笑いをわかっている感じでされていて。本当は笑っちゃいけないんですけど、我慢できずに口開けて笑っちゃいましたよ(笑)。
――普段はあまり見られない梅澤さんの貴重な姿でしたよね。ゲストと関わって変化したことや新たに発見したことなどはありましたか?
梅澤:それこそ成奏さんにバラエティってこれぐらい砕けてもいいんだという姿勢を見せていただいたので、これからの自分に取り入れたいなと思います。
――2023年もすでに終盤となっていますが、2024年の抱負はありますか?
梅澤:これから自分でボイストレーニングに通うことを考えていまして。歌や演技を少しでもスキルアップできるような年にしたいと思っています。
――自己研鑽の年になりそうですね。
梅澤:2023年は「自分を知る」という抱負をあげたんですけど、全部を知れたかは怪しいんですよ。だから来年も己を理解して、自分を磨けていければと。
――最後に番組の放送を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします。
梅澤:番組をご視聴していただきありがとうございます。皆さんのコメントは面白くて、それで私は活かされて楽しく話すことが出来ています。これからも面白いコメントや温かいメッセージをいただけると幸いです。
【取材・文・撮影/嶋脇俊介】
1996年1月4日生まれ 2019年栃木県下野市立小学校に教員として赴任 2021年バンタンゲームアカデミー ゲーム・アニメライター専攻入学 趣味:ゲーム(『VALORANT』『プリンセスコネクト!Re:Dive 』)、ライトノベル、ラーメン屋巡り 好きな作品:『ハイスクールD×D』『ストライク・ザ・ブラッド』『ギルティクラウン』『緋弾のアリア』などの恋愛バトル系、VTuber