冬アニメ『天官賜福 貮』神谷浩史さん、福山潤さん登壇の先行上映会オフィシャルレポートが到着!
墨⾹銅臭先生(代表作『魔道祖師』)が描く美しく壮⼤な中華ファンタジー『天官賜福』シリーズ。
2024年1⽉に⽇本語吹替版第2期放送を控える本作ですが、本放送に先駆けて、『天官賜福 貮』⽇本語吹替版 第⼀・⼆話先⾏上映会が2023年12⽉24⽇(⽇)ユナイテッドシネマ アクアシティお台場にて開催されました。
イベントには謝憐役・神谷浩史さん、花城役・福山潤さんが登壇し、放送を控える本作について様々なトークを繰り広げました。
本イベントより、公式レポートが到着しています。
イベント概要
■⽇時:12⽉24⽇(⽇) 13:25〜13:55 ※上映後舞台挨拶
■会場:ユナイテッドシネマ アクアシティお台場(港区台場 1-7-1 アクアシティお台場 1F)
■登壇者:神⾕浩史、福⼭潤
『天官賜福 貮』⽇本語吹替版 第⼀・⼆話先⾏上映会 レポートが到着!
本放送に先駆けて⽇本語吹替版の⼀・⼆話を鑑賞した観客に迎えられながら、それぞれのキャラクターカラーの⽩と⾚の⾐装で登壇した謝憐(シエ・リェン)役の神⾕浩史さん、花城(ホワチョン)役の福⼭潤さん。
⼆期となる本作の感想を聞かれると、福⼭さんは「久しぶりという感覚はあまりなかったです。⼀期のときは花城でなく、三郎でいるシーンが多かったので、また違う雰囲気になるのかなと思いきや、⼆⼈のシーンになると、時間がゆったりになる。周りにどれだけ別の⼈々がいようが、謝憐の前だと花城は⼆⼈きりになれちゃうという。演じる側からするとすごい楽しいんです」と振り返り、神⾕さんは謝憐を演じていて「楽しいですよ」と答えながら「(⼆期の)第1話は花城が登場するための物語じゃないですか。花城の登場演出に⼒が⼊っていて、アニメーションスタッフに花城がすごく愛されているんだなと思いました」と話した。
また、⼆期で登場する新キャラクターの印象を問われると「⼦安さんが⼀緒だと聞いてテンションが上がりました」と話す福⼭さんは「この先の展開が分からないので、本作での⼦安さんは良いキャラクターを演じる⼦安さんなのか、悪いキャラクターを演じる⼦安さんなのか。先を知らずにアフレコが進んでいるのでどうなるか楽しみですね」と楽しみを語り、神⾕さんも「とても素晴らしいキャスティングだと思います」と語った。
久しぶりの収録となった謝憐と花城の収録については、神⾕さんは「800年も⽣きている⼈の話なので、昨⽇のように感じていることが何年前なのか分からない。僕は普通の⼈間なので、その感覚が怪しいだろうなという感覚を持っておかないと、⼤変になっていっちゃうんです。なので、素直な気持ちでやらせてもらっています」とこだわりを話し、福⼭さんは「⻤界の王として振る舞うべきなのか、⽬の前にいる兄さん(謝憐)に向かって振る舞うべきなのか。⼀応パブリックなシチュエーションだったのでその感じで演じたら、そうではなく⾒えているのは謝憐だけだとディレクションが⼊って」と、収録中のエピソードも明かした。
また、「今回はアフレコがまだ⼀緒にできていないのですが、僕としては神⾕さんと福⼭として、⾊々なものを共有して録るよりも、神⾕さんが先に録った謝憐のリアクションやモノローグを聴きながら、僕が⼀⽅的に演じるというのがすごいしっくりきてるんです。⼀緒に擦り合わせてやっていってしまうと、ちょっと今の段階では演出としてはトゥーマッチな可能性はあるのかなと感じる部分はあります」と別録りのメリットを話すと、神⾕さんは「画がすごく物事を説明してくれているので、⾳声でさらにその雰囲気を⾜してしまうと、⾒ていて少し恥ずかしくなってしまうかも」と会場の笑いを誘いながら、「等倍で⾒るに値するような芝居を僕らしていますから、潤とは付き合いも⻑いんで、このチームワークは信⽤してください」と作品の出来上がりに⾃信を⾒せた。
改めて本作の魅⼒を聞かれると、福⼭さんは「⼀期の時からずっと⾔っているんですが、⼆⼈の描かれているシーンの時間がゆったりと丁寧に描かれていて、最初はなぜこういう感じなんだろうと思っていたのが、おそらく”時間”を描いているのかなと思ったら全てが⾃分の中で合致してくる感じがしました。花城と謝憐、彼らの⽬と⽬が合えば時間が⽌まったように描かれる。その⼆⼈の“時間”というのが魅⼒ですね」と話し、神⾕さんは「⽇本の作品でないというところですかね。⽇本の⽂化では理解できないことが沢⼭ある中で、その⽂化を理解しようと頭を働かせたりするんですよね。そういった感覚って、⾃国の作品を⾒ているだけだと感じられない部分なので、そういったところも魅⼒に繋がっているのかなと思います」と話しました。
さらにイベントでは最新情報として配信情報詳細が解禁されたほか、主題歌アーティストと楽曲情報も解禁となり、1期から引き続きオープニングを担当するシドの「⾯影」がオープニングテーマに。エンディングテーマはkrageの「春想」となることが発表された。
両曲を使⽤した最新の本PVを先んじて⾒た⼆⼈は「歌詞が気になるんです。「慈⾬のくちづけ」の歌詞がすごいじゃないですか。今回はどういう切り⼝なの? というところを含めて注⽬してほしいです。シドさんとkrageさんの楽曲対⽐を含め、主題歌が表現をする作品の世界も楽しんで欲しいです」(福⼭)、「⽇本語吹替版の素敵な⼊⼝を作っていただいていると思います」(神⾕)と話した。
イベント最後に福⼭さんは「この作品を通して、謝憐、花城⼆⼈の関係性や世界を1期から2期までの時間で本当に多くの⽅に教えていただきました。この作品を通して、⽇本のお客様が中国⽂化にふれていただいたりとか、逆に中国の⽅が吹替版のキャストである僕たちのことを知っていただいたりとか、繋がりを感じています。既に字幕版をご覧いただいている⽅もいらっしゃると思いますが、今回の⽇本語吹替版もより多くの⽅にその⼊り⼝となるように皆さんにお届けできればと思いますのでよろしくお願いします」と話し、神⾕さんは「きっと原作を追っていらっしゃる皆さんの⽅がよほど作品について詳しいと思うんですが、ありがたいことに続編ということで同じ役をやらせていただいております。『天官賜福』は⾮常に変わった作品だと思っています。作品的にもなんですが、技術的にもそうで、吹替版を作るという作業の中で、こういうニュアンスで当てたほうが吹替版としてはわかりやすく成⽴する気がするとか、アクション的にはここに声を⼊れておきたいとか。制作過程でそのせめぎ合いがあるわけです。皆さんにこの物語を⼀番いい形で伝えられるようにという思いで、現在も絶賛アフレコ中です。100%画が出来ている状況で進めさせていただいていますので、この先皆さんの感想を聞きながら、それをどう⽣かしていこうかということが試せる作品になっていますので、最終回に向けて最後までお付き合いいただけたら嬉しいです」と話し、イベントは幕を下ろした。
冬アニメ『天官賜福 貮』作品情報
放送情報
⽇本語字幕版
毎週⽔曜 24:30 からWOWOWにて放送中
⽇本語吹替版
2024年1⽉7⽇(⽇)より、
毎週⽇曜 21:30〜 TOKYO MX/毎週⽇曜 22:30〜 BS11にて放送(放送版)
1⽉8⽇(⽉)より、
毎週⽉曜 25:00〜 WOWOWにて放送(オリジナル版)
配信
2024年1⽉7⽇(⽇)より、毎週⽇曜 22:00〜 Prime Video にて配信(オリジナル版)/毎週⽇曜 21:30〜 ABEMA にて地上波同時配信(放送版)
1⽉10⽇(⽔)より、
毎週⽔曜 12:00〜 各配信サイトにて順次配信(オリジナル版)
CAST
謝憐:神⾕浩史
花城:福⼭潤
霊⽂:⽇笠陽⼦
君吾:⼦安武⼈
⾵信:古川慎
慕情:⼩林千晃
師⻘⽞(男):島﨑信⻑
師⻘⽞(⼥):川澄綾⼦
郎千秋:⼭下⼤輝
裴茗:諏訪部順⼀
裴宿:増⽥俊樹
STAFF
原作:墨⾹銅臭
アニメーション制作:天官賜福製作委員会
⽇本版製作:株式会社アニプレックス
主題歌
オープニングテーマ:シド「⾯影」(Ki/oon Music)
エンディングテーマ:krage「春想」(Sony Music Labels Inc.)
イントロダクション
800 年の物語が再び動き出す――
墨⾹銅臭(モーシャントンシウ)(代表作『魔道祖師』)が描く、美しく壮⼤な中華ファンタジーのアニメ化第2シリーズ!
仙楽国の皇太⼦として⽣まれた謝憐(シエ・リェン)は、⼈々を救うことを夢⾒て⾶昇し神官となるも、禁忌を犯して⼆度も天界から追放されてしまう。
そして800年。三度⽬の⾶昇を果たした謝憐は⼈間界で“三郎(サンラン)”と名乗る少年と出会う。
博識で物怖じしない不思議な少年・三郎(サンラン)の正体は、⻤界の王と恐れられ天界と敵対する⻤、“花城(ホワチョン)”。
謝憐はその正体に気付くも、ともに過ごすうちに彼との絆を深めていくのだった…。
半⽉関での事件を解決し、三郎が謝憐のもとを去ってから暫く経ったある⽇。帝君・君吾(ジュンウー)によって天界に召喚された謝憐は、ある神官が救援を求めているという情報を聞き、死者の領域である⻤界に⾜を踏み⼊れる――