冬アニメ『月刊モー想科学』連載第5回：タロー役・石井孝英さん×ジロー役・山本和臣さん｜「6話で物語が大きく動いてある謎も解けます！」

バックミラーに映っていたのはまさかの……

――おふたりは、これまでの人生でオーバーサイエンスな体験をしたことはありますか？

山本：僕、小学生の頃にタキシード仮面を見たことがあって。

石井：えっ、タキシード仮面さま!?

山本：そう。自転車をこいでいたら、バックミラーにタキシード仮面が映っていたの。当時は『セーラームーン』のことをあまり知らなかったから、作品に影響されて幻を見るなんてこともないはずなのに。大人になって『セーラームーン』のことを知ってから、「あっ、あれはタキシード仮面だったんだ……！」ってようやく分かって。

石井：振り返ったんですか？

山本：振り返ったら、もういなかったのよ。

――まさに、オーバーサイエンスな体験ですね……。

山本：そうなんです！

石井：僕は……守護霊っているのかもと思った話を。幼稚園児くらいのとき、僕はよくおじいちゃんに軽トラックで送迎をしてもらっていたんですよ。冬のある日。その日もおじいちゃんが送迎してくれたのですが、雪が降っていたんです。そしたら、おじいちゃんが運転する軽トラックがスリップしちゃって。僕は茨城県の山奥出身で、そこは道の傍に崖もあるような場所なんです。スリップした場所は運悪く、崖のあるところでした。

山本：えぇ!?

石井：ただ、車が崖に落っこちる寸前で、ピタッと止まってくれて。

山本：で、後ろから「落ちればよかったのに……」という声が聞こえてきた、みたいな展開じゃないよね!?

石井：それはホラー！　落ちたら大ケガだった可能性もありましたが、おじいちゃんも僕もケガひとつなく無事に帰ることができました。あのときは、きっと何かが守ってくれたんだろうなと。何かしらのパワーを感じましたね。

――オーバーサイエンスな体験についてお話いただき、ありがとうございました！　最後に、次回放送される6話の見どころを教えてください。

山本：動物好きの方は猫ちゃんがいっぱい出てくるのでお楽しみに。そして、物語がまた大きく動きます！

石井：6話は特にジローに注目です！　まさかまさかの……。

山本：ね。どうなるのか、楽しみにしていてください。そして、キャストさん的にもひとつの謎が解けます。

石井：そうですね。あのとき、あのキャストさんをなぜ起用したのかという謎が、ここで解けると思います。

――伏線回収？

石井：まさに！　そういう楽しみ方もできる回なので、期待していてください！

TVアニメ『月刊モー想科学』作品情報

　
放送情報
2024年1月 放送開始
TOKYO MX：1月11日より毎週木曜日 23:30～
ＢＳ朝日：1月14日より毎週日曜日 23:00～

スタッフ
原作 馬谷いちご
監督＆キャラクター原案 宮脇千鶴
シリーズ構成 金杉弘子
キャラクターデザイン 廣田 茜
プロップデザイン　志村錠児
色彩設計 佐藤 直
美術監督 縫部文江
撮影監督 佐藤 敦
編集 小守真由美
音楽 立山秋航
音楽制作　ポニーキャニオン
音響監督 納谷僚介
音響効果 小林亜依里、野崎博樹
製作 モー製作委員会
アニメーション制作 OLM　Team Yoshioka

キャスト
タロー・Ｊ・鈴木：石井孝英
ジロー・田中：山本和臣
サブロー：白井悠介
ゴロー・佐藤：土岐隼一

キャサリン・スー：釘宮理恵
エドワード・チー：杉田智和
パーチ：古屋亜南
ノイン：井上雄貴
ナンシー：斎藤千和

ロック：西村知道

　
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(C)馬谷いちご/モー製作委員会