この記事をかいた人
- 笹本千尋
- 1998年生まれのフリーライター。アニメ文化とアンティーク雑貨と絵を見ることが好きです。
第1話からギャグがふんだんに盛り込まれています! (第1話の)重要なシーンでOP主題歌が流れるのですが、「さっきからなんなんだこの歌はッ!」と切羽詰まりながらのイサミにツッコまれていて、「作中でも曲が流れている仕様なんだ…(笑)」とじわじわきました。
(余談で、戦闘中にテーマソング(OP主題歌)が流れる演出も既視感があり懐かしさを感じた部分です)
ブレイバーンとイサミのふたりは温度差がかなりありますが、ブレイバーンをうざがっているけれど、なんやかんや相棒としてやってく様子が面白かったります。本作は、イサミの成長物語でもあるのかなぁと。
ブレイバーンのギャグへの振り切れっぷりも面白いので注目してほしいです。さらに、台詞や仕草から仄かに漂ってくるボーイズラブ的展開や女の子キャラとのラッキーすけべ的なギャグ展開が絶妙に気になる……!
元々、ブレイバーンは発言からしてイサミに好意的だし、イサミとスミスの掛け合いに「ん?」と感じたり……。そういう「なにその展開?!」みたいな、明らかに狙ってるギャグ(特に第2話と第5話)が女性の視聴者にも人気がありそうだなぁと思ったポイントでした。
そしてなんといってもイサミ(CV:鈴木崚汰さん)&スミス(CV:阿座上洋平さん)が歌うED主題歌もインパクトがあります!
初見の際に「なんで脱ぐんだ???」と思った方も少なくはないはず。すごく良い意味で気が緩むというか。毎話、どんな展開で終わろうとも最後のEDで(鑑賞後の印象が)ギャグになっている気がしています(笑)。
先日、初めてABEMAでリアルタイムをした際に「やっぱ脱ぐのね」「恋人繋ぎ……」とEDにツッコミを入れているコメントが多くて、思うことは皆さん同じなんだなと安心(?)しました。
本作は考察できる部分がかなり多い作品です。例えば、ブレイバーンとイサミの関係、ルルの正体、8体のデスドライブズについてなど。
第1話でブレイバーンがイサミと出会った際に「待たせたなイサミ」と発言していることから、以前からの知り合いだったのか?と疑問に感じた方が多いのではないでしょうか。
SNSではOPのスミスが手を伸ばすシーンで腕がロボット(?)になっていくことから「ブレイバーン=スミス」という考察も上がっているようです。「じゃあ今のスミスは?」という疑問が生まれますが、現段階ではなんとも言えませんね。
ほかにも第3話でルルのスミスに対する態度が急に好意的になったこと、ルルとスペルビアの関係など謎が深まります。
第6話まで視聴してみて、やっぱり面白いなぁと。改めて幅広い層にぜひ観てほしい作品だなぁと思いました。絶対にギャグが入るので、作品の節々に遊び心を感じること間違いなしです。
初見で感じていた以上に考えれば考えるほど奥行きがあるストーリーで、今後の展開からも目が離せません!
[文/笹本千尋]