「このチョコより甘い恋、してみない？」　甘々セリフにメロメロ＆爆笑!?　ミュージックレイン3期生の相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんによる「日々荘3号館〜にゃんと楽しいバレンタイン〜」夜の部をレポート

甘々（？）セリフ盛りだくさんのアドリブ劇は「最高だぜ！」

住人さんたちと一緒にゲームを楽しんだ5人は大満足……でしたが、続いてのコーナー「今度はホント！　アドリブ劇」がコールされると、この時が来てしまった、と言わんばかりのムードに!?　このコーナーはセリフやモノが指定されたくじを引きつつ、お題のシチュエーションに沿ったアドリブ劇を披露していきます。

台本がない“ガチ”のアドリブ劇だけに不安げな5人。しかし、宮沢さんの「楽しんだもん勝ち」という掛け声で5人は気合十分の表情に！　最初のお題「遊園地」に挑んでいきます。

劇が始まり、誰が先陣を切るのか住人さんたちがドキドキで見守る中、第一声をあげたのは夏目さん。渋めの声で「ようこそ！　お前たち、元気か〜！」と言い、4人に質問を促すと、どこかで聞いたことのあるような、亀と会話できそうなアトラクションの流れを作ります。すると、くじからセリフの紙を引いた日向さんは、幼女風の声で「お姉さん、謝ってください！」。いきなりの噛み合わないセリフに会場は笑いに包まれました。

相川さんが引いたセリフは「いつもお仕事お疲れ様。たまには体をゆっくり休めてね」。このセリフを受け、またもやアドリブ力を求められた夏目さんが「お前たち、最高だぜ！」と返すと、住人さんたちもあのアトラクションのオマージュだということに気付いたようで、さらなる笑いが響き渡りました。

初っ端からエンジン全開のアドリブ劇。「遊園地」の幕が閉じると、一同、夏目さん扮する“ココッシュ”の熱演を絶賛していました。

次のお題は「文化祭」。誰しもが経験したであろう学校行事だけに、5人は少し自信を覗かせている……と思いきや、橘さんは「ひとりで回った思い出しかない（泣）」となにやら悲しい過去を思い出した様子。4人は橘さんを慰めつつ、「楽しい文化祭にしよう！」と一致団結しました。

今回も劇の主軸を担った夏目さんは、クラスの出し物であろう喫茶店の呼び込み役でキックオフ。その横でウェイトレスを務める日向さんは、お店のコンセプトを問われてくじを引くと「芸術は爆発だ」。ふたりはセリフも相まって、早くも濃いキャラを演じます。

ところが、ここからとんでもないセリフが続出!?　橘さんとカップルで来店した相川さんは「指輪とかって売ってますか？」と切り込むと、オムライスに指輪を仕込んで橘さんにプロポーズをする計画を明らかに！

さらに、日向さんはオムライスの特徴を説明しようとセリフを引くと、なんと、「もっと画質を上げてください」。なにとは明言されていませんが、そのセリフに会場がどっと湧くと、相川さんのもとに“高画質なオムライス”が提供されます。すると相川さんは「私たちのXもこうだったら良いのに」と、即興の自虐ネタで会場中に笑いを起こしました。

最後のお題は「バレンタイン」。「にゃんと楽しいバレンタイン」にぴったりなお題だけに、宮沢さんは「楽しいバレンタインをお届けしたいと思います！」とやる気十分！

劇の舞台は、夏目さんが先生を務めるチョコ料理教室。そこに4人の研修生が集まりますが、早速、相川さんは「32番、相川奏多！　本日はチョコを精一杯育てたいと思います！」と、どこかの歌劇団を彷彿とさせる挨拶で強烈な個性を発揮！　残りの3人はくじを引いて流れに乗ろうとしますが、橘さんは「カバン、空いてますよ！」、日向モカンナさんは「キンキンに冷えてやがる……!!」。あまりに噛み合わないセリフだけに5人は笑いを堪えられない様子でした。

もはやチョコ料理教室関係なしに暴れまわる4人！　「みなさん寒いですね？」「寒いときになにがほしくなりますか？」と住人さんたちに呼びかけた宮沢さんは、すべてを理解している住人さんたちから「ホッカイロ」と答えてもらうと、「こんなところにカイロが！　どこに貼る？　どこに貼る？　“ここにはる”！」と、ラジオ『コンバンハから始まる物語』第147話で高垣彩陽さんから教わったダジャレを披露し、やりきったと言わんばかりの表情を見せました。

そんな、なんでもありのチョコ料理教室の本題はガトーショコラ作り。なにを入れるのか問われると、日向さんは「導火線」、宮沢さんは「餃子」、相川さんは「カレーパン、カレーライス、カレーライス、カレー麺」。橘さんは「いつも頑張って偉いね。ご褒美にこれあげる。でも無理しちゃダメだよ」とまたもや噛み合わないセリフを引き当てますが、「という気持ちを入れます！」とセリフを成立させると、そのアドリブ力で住人さんたちを感心させました。

カオスな展開もありつつ、5人がこれまでに培ったアドリブ力を惜しみなく発揮した「今度はホント！　アドリブ劇」。バレンタインらしく甘々（？）なセリフが盛りだくさんだっただけに、住人さんたちから惜しみない拍手が寄せられました。