「日々荘」はやっぱり帰ってくる場所。住人さんの温かいまなざしに「お前たち最高だぜ〜」!?「日々荘3号館〜にゃんと楽しいバレンタイン〜」相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんアフターインタビュー

みんなで作り上げた特別な「バレンタイン・キッス」

ーーライブでは「バレンタイン・キッス」を歌われました。

相川：今回は、バレンタインにしかできない楽曲として、「バレンタイン・キッス」をやることになりました。甘々な歌詞なので、戸惑いもあったんですけど、やっているうちに面白くなってきて。サビは既存の振り付けですが、フォーメーションや間奏の振り付けは5人で話し合って完成させました。結果的にはとても楽しかったです。

日向：私、途中、歌詞が出てこなくて……。

橘：夜の部は、指輪の中にカンペを仕込んでいたよね。

宮沢：それが、アドリブ劇で落ちたんだよね。

日向：後半のソロパートで1列になるときに読もうとしたんですけど、最後のワンフレーズが出てこなくて。しかも、あたふたしてしまって昼の部で間違えたフレーズが浮かんできてしまい……。もはや半笑いでした（笑）。

一同：（笑）

日向：あーやだやだ（笑）。でもこんな失敗を許してくれる優しい空間！　それが「日々荘3号館」！

一同：（拍手）

ーー帰ってきましたね！　ほかのみなさんはいかがでしたか？

橘：私は今回、ハモりにも挑戦しているんです。いつか「ハモリ、できます！」と言えるようになりたいので、これからも練習していきたいと思います。あとは、間奏のセリフリレーで、各々の個性が出ているセリフも聞けたので、個人的には大満足です。

宮沢：精一杯、笑顔でやりました。セリフリレーは「やるしかないよな……」と思いつつ、私からは言わないでおこうと思いまして。そしたら、橘さんが「どう？」って。

夏目：（笑）。可愛かったですよ。

宮沢：昼は「もう少し可愛く」と思うあまり、中途半端なものを出してしまったんです。夜は前の奏多が急に変わったから「何!?」って。

相川：ごめんね！

宮沢：大丈夫だよ。あの曲は歌いながら、ドキドキして照れちゃうんですよね。

橘：確かに練習中、「こはちゃんの顔色が曇っているな」と思ったときがありました。

宮沢：私は何をやっているんだろう、「シャララ」って何だろうって（笑）。ステップも苦手なんですよね。

夏目：補足なんですけど、あのステップは昭和感を出せたら良いなと思って、ああいう振り付けになりました。

宮沢：今回、みんなで構成を考えるというのも初めてだったので、特別な「バレンタイン・キッス」が歌えたと思います。

夏目：みんなが言ってくれたように、私たちでダンスのアレンジやタイミングを考えたので、私たちなりの「バレンタイン・キッス」になりました。意見を言い合うのも楽しかったですし、それぞれの「素敵な一曲を届けたい」という想いを感じたんです。最初から最後まで、どう見せたら住人さんが喜んでくれるかを考えていました。

宮沢：素敵な時間だったね。

5人が考える「日々荘」の“これまで”と“これから”

ーー遂に10回を迎えましたが、みなさんの中で成長や変化を感じることはありますか。

橘：初期はフリートークまでガチガチに固めていましたが、最近は前準備なしの掛け合いが確立されてきた気がします。「どう頼っていけばいいのか」、「どこで自分が前に出るのか」という空気感が徐々に作り上げられていったなと。

日向：10回を通して……。

相川：探してる（笑）。

日向：あ、部屋の模様替え！　今回からセットが変わって、ソファーも新しくなったんです。前よりも質感が……。

夏目：成長？　変化？

日向：いつの間にかお洒落なソファーになっていて、びっくりしました。

夏目：綺麗なソファーカバーだったよね。

ーーキャリアを積んだことで、家具がグレードアップされたというわけですね。

相川：いつかは「GACKT様専用部屋」みたいになるように。

橘：頑張って成長していきましょう！

宮沢：私はお客さんとの信頼関係でしょうか。これまでは「これをこういうふうに伝えよう」と決めてから話していましたが、今はその場で湧き出た気持ちを伝えられるようになったんです。だからこそ反省もしますが、それでも温かく受け止めてくれるみなさんに救われています。とてもありがたいなと。私の挨拶に限らず、これまでの10回の中で生まれたネタやエピソードを踏まえた笑いが起きると、「積み重ねから生まれた笑いだな」と感じます。

夏目：私は少しだけタイムキープができるようになったんです。今日も大幅にズレてはいなかったし、コーナーの締めも綺麗にできるようになって、無駄に延ばさず終えられました。まだまだなところはありますが、しっかりと時間内に収めつつ、各コーナーで私たちのワチャワチャをお届けできているので、少しずつステップアップしていると思います。

相川：前回から今回までの間に「ミュージックレイン3期生新番組ベータ版」のイベントや『IDOLY PRIDE』のツアーをやったのですが、「日々荘」とそれらが同じにならないようにしたいという想いがあったんです。「ベータ版」は同じメンバーなので、空気感を変える必要があるし、『IDOLY PRIDE』のツアーでは、キャラクターを背負った声優として、舞台に上がっています。今回は、ホーム感のある「日々荘」と他との違いを意識する良い機会になりました。

長く期間が空いたこと、その間にイベントが入ったことも重なって、私たちなりの空気を思い出して、それぞれの区別が上手くいくようになったと感じます。住人さんを含めたみんなの団結力も上がってきているので、これからの「日々荘」が本当に楽しみです。