ビルディバイド応援大使・井上 和さん(乃木坂46)×青山吉能さん(『ぼっち・ざ・ろっく!』後藤ひとり役)スペシャル対談|表現者として「やっててよかった」と思う瞬間【アニメイトタイムズ特別企画 第2弾】
アニメイトを使ってやってみたいことは?
――ではアニメイトにまつわる質問もさせてください。アニメイトは、定期的に店舗を使ったさまざまな企画を行っていますが、アニメイトを使ってやりたい企画はありますか?
青山:私も井上さんもいろんなアニメを通ってきたと思うので、アニメで振り返る人生みたいなプチコーナーを作ってみたいですね。
井上:面白そうですね!
青山:生まれた時から、見ていたり流行していたアニメを掲載していって……私自身は『もののけ姫』と同期なんですけど(笑)、その後、『化物語』とか『青の祓魔師』などを並べて「青山吉能はこのアニメで育った! 」というコーナーを作りたいです。井上さんのコーナーは渋い作品ばっかりになりそう(笑)。
井上:(笑)。イベントスペースを使って、歌うとかもやってみたいです!
青山:アニソン縛りとか、良いね。
井上:良いですね〜、アニソン大好きです! 今回、応援大使は乃木坂46の中でも特にアニメ好きの6人でやらせてもらっているんですけど、みんな絵が得意なんですよ。それぞれ得意なことがあるので、それを発揮できたらファンの方も嬉しいだろうなって思います! 例えば、ポップやポスター的なものを描いたり、好きな作品のポップを書いたりとか……アニメイトに来てくれた方に「これ和ちゃんだったんだ〜」って思ってほしいです(笑)。青山さんのアイディアも素敵です。メンバーも絶対やりたいっていうと思います。
青山:皆さんのそれぞれの人生アニメがあると思うので、絶対面白いですよね! (応援大使のメンバーを見て)改めて見ると、確かに、全員絵が上手いメンバーだ!
井上:そうなんです! 見ただけで分かっていただけるんですか?
青山:御本人を目の前にして恥ずかしいのですが、オタクなので……。TV番組などで見かけるんですが、皆さん本当に絵がうまいんですよ。羨ましい。
――お互いに聞きたい質問はありますか?
青山:朝起きて、まず何をしますか?
井上:ええ!? 朝ですか?
青山:はい、仕事に行くまでの間とか……。
井上:えーっ!(少し照れながら)私、とってもいろんなことができないんですよ。
――とってもいろんなことができない(笑)。
井上:早起きも苦手ですし、丁寧に生活するのが得意じゃないんです。家を出る15分前くらいに起きたりして、ドタバタしていますよ。
青山:人間だ〜! てっきり、優雅な朝を過ごされているんだろうなって思っていました。紅茶を飲んで、ヨガして……みたいな。
井上:そういうメンバーもいるとは思いますが、私はできないですね(笑)。朝はドタバタとしております。
青山:目覚めてはいるのに、時間がいつの間にかギリギリになっていることありません?
井上:はい(笑)。1時間前に一度起きるんですけど、15分おきにアラームをかけたりしてギリギリまで寝ちゃうことも……。
青山:結局そうなっちゃうんだよな〜、人間らしい話が聞けてよかったです!
――井上さんは青山さんへの質問ありますか?
青山:何でも答えますよ! 住所以外なら!
井上:(笑)。では、先ほど青山さんが言っていた「自分以外の何かになる」という感覚について聞きたいです。
青山:おっ?
井上:ドラマに出演させていただく機会があるのですが、自分と共感できる部分が台本にあると凄くやりやすいんです。お話を聞きながら「青山さんは、自分と全く正反対なものにでも、何にでもなれるんだろうな」と感じたんですが、共感できない部分がある場合は、どうやって演じているんだろうって。
青山:なるほど……。
井上:私、声優さんが大好きで、一時期はなりたいと思っていたこともあるんです。
青山:うわぁ~! こんな可愛い声優がいたら誰も勝てないですよ。危なかった〜(笑)。
井上:いやいやいや……! でも理解が及ばないセリフや、自分とは違った性格のキャラクターを演じるって凄く難しいことで、声優さんってすごいなって改めて思います。真面目な質問になってしまうんですけど、そういう時どうされているでしょう?
青山:そうですね〜……。例えば、後藤ひとりは、私とかなり似ているキャラクターだなと思っています。彼女はギターの腕がプロ級で、私はそんなに得意なことはないんですが、思考回路や気持ちの受け取り方などが重なるんですよね。ひとつの行動や答えにたどり着くプロセスがあまりにも同じ過ぎたので、逆に私から遠ざけるのが難しかったくらい。
逆にギャルとか自分にないものを持っているキャラ、特にギャルなんて私達みたいなオタクにとっては憧れている部分もあるので、自分にないものを勉強して補う作業なんですよ。でも、ひとりの場合は、全く同じなのでどうしようと。最初はもうてっぺんを超えるくらいまでギリギリまで収録して、時間かけて作りました。
井上:そうだったんですね。
青山:この陰キャ感をちょっとでもイジっているように受け取られると絶対にウケないなと思いましたね。だったら、このまま演じることはせずに、自分の愛せない陰の部分を丸々だして「後藤ひとりの演技キモいなって全員に思われてもいいや!」と思いながらぶつかりました。
私はデビュー時に「青山だったらどうするか、じゃないんだよ?」ってよく言われていたんです。『ぼっち・ざ・ろっく!』はその逆というか、それとは違う扉が空いたような気がします。アニメが放送された時に、「もろ青山吉能じゃん」っていう感想があってすごくうれしかったですね。「やっぱり私なんだ!」って。
井上:すごく勉強になりました。ありがとうございます!
――『ぼっち・ざ・ろっく!』は劇場総集編の公開(前編:24年春 後編:24年夏)も控えていて。
青山:はい! まだ作品を見たことがない方や《結束バンド》の名前しか知らないよ!って方にもオススメです。TVアニメの本編を見ていなくても楽しめるので、ぜひ劇場に足を運んでみてください。
――『乃木坂46×ビルディバイド -ブライト-』はもう間もなくの発売。楽しみにされている方にお一言いただけますか?
井上:はい! 『乃木坂46×ビルディバイド -ブライト-』トレーディングカードゲームが2月29日に発売になります! 乃木坂メンバーのここでしか見られない表情がたくさん詰まっています! ぜひ楽しみにしていただけるとうれしいです!
[インタビュー・逆井マリ / 写真・小川遼]
関連リンク
ビルディバイド-ブライト- 公式サイト
ビルディバイド公式X(@build_divide)
『乃木坂46 × ビルディバイド -ブライト-』トレーディングカードゲーム公式X(@nogi_brightTCG)