ビルディバイド応援大使・井上 和さん(乃木坂46)×青山吉能さん(『ぼっち・ざ・ろっく!』後藤ひとり役)スペシャル対談|表現者として「やっててよかった」と思う瞬間【アニメイトタイムズ特別企画 第2弾】
アニプレックスの人気作品が集結したトレーディングカードゲーム『ビルディバイド -ブライト-』と、アイドルグループ・乃木坂46が夢のコラボレーション! 『乃木坂46×ビルディバイド -ブライト-』が、ついに2024年2月29日(木)にリリースされます。メンバーの自撮りやペアでの写真、ライブの写真など、ここでしか手に入らないカードがパッケージされる予定です。
『乃木坂46×ビルディバイド -ブライト-』応援大使を務めるのは、アニメ好きとして知られる岩本蓮加さん・伊藤理々杏さん・賀喜遥香さん・田村真佑さん・池田瑛紗さん・井上 和さんの6名。アニメイトタイムズでは、『乃木坂46×ビルディバイド -ブライト-』のコラボレーションを記念した特別企画を実施。豪華ゲスト陣を招き、『ビルディバイド -ブライト-』はもちろん、アニメやカードゲームの魅力を深掘りしていきます。
今回は、井上 和さん(乃木坂46)と、同じく『ビルディバイド -ブライト-』でトレーディングカードゲーム化された『ぼっち・ざ・ろっく!』の後藤ひとり役を務める青山吉能さんが登場。
お互いに対するリスペクトを感じるトークにも注目です!
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「ドッキリかと思っていました!」
――まずは撮影の感想を教えてください。撮影時から盛り上がっていましたね!
青山吉能さん(以下、青山):テレビ越しに見ている方が……!と、何が起こっているのかわからなくて混乱していました(笑)。今日直接お会いするまではドッキリだと思っていたんですよ。今でも信じられないくらい。本当にお会いできてうれしいです!
井上 和さん(以下、井上):私もうれしいです! 私こそ、お声を聞いて「本物だ!」 って思っていました(笑)。撮影中はてんやわんやでアワアワしてしまいました。
――撮影の合間に青山さんは井上さんを拝んでいて。ツーショット写真を見て「遺影にしたい」とまでおっしゃっていましたね(笑)。
青山:こんな2ショットが存在するんだなと……私が死んだ時に葬式をすると思うんですけど、その時に飾りたい写真です。メモリアルな瞬間でした。
井上:そこまで言っていただけて、ありがたいです!
――今日はせっかくの対談なので、多岐にわたってお話をうかがえたらと思っています。おふたりが声優、アイドルという道を志したきっかけについて、まずは教えていただけたらなと。
青山:私の場合は、単純にアニメが大好きだったからです。自分のことを天才だと思っていたので、なれるって強く思っていました。思春期あるあるですよね。好きな作品の声真似とかして、本当に「この世の中で私が1番上手い!」と(笑)。「熊本が生んだ天才なんじゃないか」と思って生きてきて、上京して、突き進んでいたら運良く本当に声優になれた。それと同時に、挫折もしまくって今に至るという感じです。
――ひとりちゃんにも重なるところがありますね。
青山:自分の狭い世界でひたすら好きなことをやるという点では、共通しているかもしれないですね。
――井上さんはどういうきっかけでアイドルを目指されたのでしょうか?
井上:もともと乃木坂46が大好きだったんです。あと、コロナ禍で学生時代を過ごしたので、中学の卒業式も、高校の入学式も親が来られないような状況で。文化祭もちゃんとできず、高校の授業も半分くらいはリモートでした。未だにクラスの人でも顔が分からない んですよ。ご飯を食べる時も、前を向いてそれぞれで黙食でしたし、食べ終わったらマスク着用みたいな感じで。
青山:机をくっつけて一緒にご飯を食べたり、喋ったりってことが気軽にできなかったんですね。
井上:そうなんです。今まで自由にできていたことができない状況で将来のことを考えなければいけなくて。どうせなら、やりたいことは全部挑戦してみようと思ったんです。それでオーディションを受けました。色々試してみたんですけど、どれも中途半端でしたけどね。なんとか今は活動を続けることができていますけど。
――もともとアニメーターになることも、夢のひとつだったと「ビルディバイド応援大使 就任インタビュー」でお話されていましたね。その時はどんなことにチャレンジされたんですか?
井上:漫画やアニメが好きで、絵を描く事も好きだったので画塾に通って、デッサンや粘土をこねこねしてみたり、そのつながりで油絵もやったり。あと、学校で有志のイベントや課外活動などがあったので、勇気を出して沢山参加しました。もともと自分から立候補して何かやることはなくて。凄く小さいことなのですけど、たくさんチャレンジしたことは楽しかったです。
――いろんなものが制限される中で、井上さんは一歩踏みだしていたんですね。
井上:性格的にも、世の中的にも殻にこもりがちになってしまっていた時期というか。でも実は、それが楽ではあったんですよね(笑)。
青山:わかります。
井上:お家でゲームをしたり、アニメをみたりするのは楽しかったんですけど、外で何かをしないといけない。そういう一歩踏み出せない状況だからこそ、できることは全部やってみようという気持ちになったんだと思います。
――ちなみに、アニメはどんな作品を見ていたんでしょうか。
井上:アニメを好きになったきっかけは『ソードアート・オンライン』シリーズです。小学校2年生の時に放送開始だったんじゃないかな。
青山:え〜! 小2であの作品を楽しんでいたんですか?
井上:はい! 両親がアニメ好きなんです。みんなが女子向けのアニメを見る中で、私は同時期に放送されていた『シドニアの騎士』とか『ジョジョの奇妙な冒険』などを両親と一緒に見ていましたね。毎週の楽しみでした! 「『ジョジョ』と『シドニア』どっちを先に見ようかな〜」って(笑)。
青山:小学生にとってはどちらもハードめですよね(笑)。
井上:父の影響ですね。「これが普通なんだな」と思っていたんですけど、高校生の時にクラスの子の、ドラマや俳優さんのお話に全くついていけなくて、普通じゃないんだなって。ちょっとショックでしたね(笑)。
――乃木坂46にはアニメ好きのメンバーもいらっしゃるイメージですが、メンバー同士でアニメの話をすることも?
井上:そうですね。アウトドア派もいるんですけど、インドア派も多いのでメンバーともアニメの話をします。