冬アニメ『俺だけレベルアップな件』連載インタビュー:アニメーションプロデューサー 金子敦史|出会いや別れ、強敵との戦闘を経て旬がどこに向かうのかを見届けてください
『ピッコマ BEST OF 2019』マンガ部門第1位を受賞した人気SMARTOON(縦読み電子マンガ)『俺だけレベルアップな件』が待望のアニメ化し、好評放送中!
『俺だけレベルアップな件』のアニメ化を記念して、インタビュー連載をお送りしています。今回はアニメーションプロデューサーの金子敦史さんに、7話までを振り返っていただきながら各話の見どころ、そして今後の見どころをご紹介していただきました。
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アニメ開始と共に想像以上に海外ユーザーからの多くの反応が!
――アニメ『俺だけレベルアップな件』の制作でどのように関わられているのか、アニメーションプロデューサーというお仕事のご紹介をお願いします。
アニメーションプロデューサー 金子敦史さん(以下、金子):各話を現場INさせるために大事な各セクションリーダーのスタッフィングを中心に、全体のスケジュールや予算管理がメインになっています。若いながらも制作チームが優秀なので今は作画以降の工程はほぼ彼らに任せています。日々感謝です。
――『俺だけレベルアップな件』の原作を読んだ感想や魅力を感じた点をお聞かせください。
金子:原作マンガはあっという間に読めました! その読みやすさというのがまさに魅力なのだと思います。日本・海外を問わずマンガというジャンルを越えて古今東西の様々な映画やゲーム、ドラマといった各種エンタメからの影響やインスピレーションを上手く作品に落とし込んでいる点が多くのユーザーに受け入れられている理由だと感じました。
――実際にアニメの放送が始まって、反響などをご覧になった感想をお聞かせください。
金子:原作通りにアニメ化するように意識しつつも原作ファンが楽しめるシチュエーションを可能な限りシナリオの段階から散りばめるように心掛けました。
どう受け入れられるか不安もありつつ……それでも想像以上に海外ユーザーからの反応が多くてありがたかったですね。本作のおかげで日本のアニメーションは日本だけで楽しまれているエンタメではないというのを改めて認識させてもらえました。