『佐々木とピーちゃん』のEDテーマ抜擢にびっくり!?　カップリング曲のモデルは憧れの小倉 唯さん“を推す自分自身”？　大西亜玖璃さん、6thシングル「曖昧ガール」インタビュー

『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』上原歩夢役、『このヒーラー、めんどくさい』カーラ役などで活躍中の大西亜玖璃さん。2024年3月3日のアーティストデビュー3周年の直前となる2月28日、6thシングル「曖昧ガール」がリリース！

表題曲の「曖昧ガール」は、アニメ『佐々木とピーちゃん』のエンディングテーマとして、現実と異世界の両方で奮闘する佐々木の物語を彩る一曲。カップリング曲「恋よりずっと Only you」は、なんと、“推しを推す”大西さんの姿が歌詞に落とし込まれました。

今回、リリースを控える「曖昧ガール」について大西さんにインタビュー！　楽曲についてはもちろん、3年間の振り返りや今後のイベントに関するお話も伺いました。

デビューから3年間で人との関わり方が変化

ーーアーティストデビューから3年が経とうとしています。デビュー当時と比べて心境に変化も多いのでは？

大西亜玖璃さん（以下、大西）：当時はデビューできるだけで嬉しかったんですけど、反面、なにをするにも緊張していました。チーム自体、スタッフのみなさん同士が前から面識のある方々で。私はそこに加わるような形だったので、より緊張していました。でもみなさん優しかったですし、ライブやリリイベを通してファンのみなさんとも触れ合っていくうちに、緊張しないで自由に話せるようになったなと思います。

ーー3年間で特に印象深い出来事を挙げるとしたら？

大西：ソロで出演した「アニサマ」（Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-）とアルバム（Do you agree?）のリリースです。

ーーやはり「アニサマ」のような大型イベントは刺激が大きいのでしょうか？

大西：そうですね。大きなステージにひとりで立って自分の曲を歌うのは初めてでしたから。でも、こういったイベントを機に応援してくれる人もいるので、参加できることは本当にありがたいことだなって。

ーーひとりのステージというのは最初は心細かったのでは？

大西：心細いんですけど、「アニサマ」に出演することが夢だったので、すごくワクワクしていました。もちろん「失敗しないかな？」みたいなことは考えましたが、私は普段からひとりでなにかをすることが得意なタイプなので集中してパフォーマンスをすることができました。

ーーそうでしたか。もしかして、結構前向きな性格なのでしょうか？

大西：結構心配性だと思います。でも、ネガティブになることがあっても寝たら忘れられるんですよ。

ーー舞台に立つ人として、それは強い武器かもしれませんね。他に影響を受けた人物や作品などはありますか？

大西：「ジェリーフィッシュな君へ」がオープニングテーマの『このヒーラー、めんどくさい』というアニメです。ヒロインのカーラを演じさせてもらいましたが、彼女は見た目こそ可愛いけど、中身はいい意味で可愛くなくて。そんな役はカーラが初めてでしたし、オープニングテーマまで歌わせてもらえて。しかも、カーラのキャラソンとしてエンディングテーマも。こんな作品は初めてで、すごく良い経験になりました。

当時はプレッシャーもありましたけど、なによりも楽しくて。そもそも『このヒーラー、めんどくさい』という作品が漫画を読んだときから面白いと感じていたので、そんな作品に関われたこと自体が嬉しかったですね。

ーー役者としての活動が音楽活動に活きたと感じたことはありますか？

大西：活動とはちょっと違いますが、こうして歌うようになったおかげで、初めての現場で「大西さん、CD出されてますよね」とか「MVすごく可愛かったです」みたいに話すきっかけが増えたんです。私は人見知りなんですけど、そう言ってもらえると頑張って話してみよう、と思えて。若干ではありますが、積極的になれたかもしれません。