『佐々木とピーちゃん』のEDテーマ抜擢にびっくり!? カップリング曲のモデルは憧れの小倉 唯さん“を推す自分自身”? 大西亜玖璃さん、6thシングル「曖昧ガール」インタビュー
推しを想う気持ちがついに楽曲化!
ーー「恋よりずっと Only you」は推しの曲なんですね。
大西:はい、推しを想う曲です。
ーー最初はラブソングなのかと思いましたが、よくよく聴いてから推しの曲だと気付きました。
大西:めっちゃ恋してる! 好き好き!という曲ではないですよね。でも初めて曲を聴いたときはイントロから心掴まれました。ちょっとレトロなポップ感がすごく刺さったんですよ。めちゃめちゃ良い楽曲で、この曲でMVを作りたいと思ったくらい。
ーーレトロ系の曲もお好きなんですね。
大西:そうだと思います。今どきの曲は難しい……!(笑)
ーーえぇ? 今どきの人なのにですか?(笑)。
大西:ぜんぜん今どきガールじゃないんですよ(笑)。追いかけている流行り物といえばドラマくらいですね。あとは何も分かりません(笑)。前にTikTokをインストールしてみたんですけど、今となってはコロムビアさんの公式アカウントや作品の告知を確認するくらい。ほとんどXで済ませちゃいます。よく小倉 唯さんのXを見るんですけど、TikTokの更新のお知らせがあってもX上で見られちゃうからなおさらです。
ーー最近はブルースカイが流行っていますけど、ご存知ですか?
大西:なんですか、それ?
ーー新しいSNSです。声優さんも結構始めているみたいですよ。
大西:へ〜! でも新しく始めるのはちょっと……。Instagramもやってないし(笑)。
ーー今のところ始める可能性は低そうですね(笑)。では「恋よりずっと Only you」の話に戻りますが、推しを想う気持ちは男女共通だからこそ歌詞に共感できる人が多そうだなと思いました。
大西:そうだと嬉しいです。私は<宝石のように遠くから見惚れていた>とか、<天使が舞い降りた あの日あの時から>にすごく共感できました。
ーー大西さんご自身が推す側の気持ちを理解しているからこそ輝く一曲ですよね。
大西:ありがとうございます。作詞の東乃さん曰く、この曲の歌詞は“私が小倉 唯さんのことを想っている姿”を描いているんですよ。推しを推している私の姿を見て歌詞を書いてくださったみたいで。私のことをよく見てくださったんだなと思って嬉しかったです。
ーーその話は小倉さんには?
大西:私からはまだなんですけど、スタッフさんが伝えてくれたみたいです。嬉し恥ずかし、といいますか……恥ずかしいが80%ですが(笑)。小倉さんは、さすがに歌になったのは初めてだとおっしゃっていたらしくて。次に会うときが気まずい……(笑)。
ーー(笑)。レコーディング中は小倉さんのことを想いながら?
大西:そうですね。でも歌うにあたって、小倉さんのことを知った中学時代の私をイメージするのか、今の状態のままにするのか悩みました。
ーーどちらになりましたか?
大西:ありのまま、今の私らしく歌うことにしました。「曖昧ガール」よりも等身大の雰囲気をイメージして歌っています。
ーーこだわったポイントなどはありますか?
大西:2番の<“だいすきです”>はウィスパーボイスにしたら可愛くなるだろうなと思ったので、そのイメージで自分なりに歌ってみました。でも、作曲・編曲の木村さんがまだそれを知らない状態で「ウィスパーボイスを入れてもらっていいですか?」とおっしゃっていて。私と同じ意見だったので驚きました。
ーー大西さんはレコーディングにおいて自分から提案をするタイプですか?
大西:自分で練習してきても直前にこうしてほしいと言われることがあるので、一回歌ってみてから考えることが多いです。「恋よりずっと Only you」は最初に自分らしく歌ってみたら「これでいこう」と言ってもらえました。