海外ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』の吹替版に朴璐美さん、武内駿輔さん、三ツ矢雄二さん、多田野曜平さんが出演決定! コメントが到着
イギリスで1964年から4,500話以上に渡って放送され、全盛期は約1,500万人の視聴者を誇った伝説の連続テレビドラマ(ソープオペラ)『クロスローズ』。
その主役であり、お茶の間で最も愛された女優“ノリー”の人生を描く伝記ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』が、Amazon Prime Video「スターチャンネルEX」にて配信中です。
このたび、待望の吹替版の配信と放送が決定しました! 配信は2024年4月5日(金)から、放送は4月11日(木)より毎週木曜夜10時からスタートとなります。
合わせて、吹替を担当する朴璐美さん(ノリー役)、武内駿輔さん(トニー役)、三ツ矢雄二さん(ラリー役)、多田野曜平さん(ジャック役)よりコメントが到着しました。
声優陣のコメントが到着
朴璐美さん(ノエル・ゴードン/ノリー役)
この時代にこんなにも豪快に快活に繊細にそして勇敢に、己と社会と闘った女性がいたのかと…底力が沸いてくる思いです。イギリスの伝説の女優ノエル・ゴードンをヘレナ・ボナム・カーターが、リスペクトし、愛し、慈しみ、全身で演じているのを感じながら、私も最大のリスペクトで吹き替えました。全3話!必見です!
武内駿輔さん(トニー・アダムス役)
役者の人生とは、どこかとても滑稽で、美しい。普通の人としては送れないけど、普通の人じゃ送れない、もどかしくも美しい喜劇が本作では描かれています。ドラマや映画はフィクションでも、それを作る人々の繋がりはリアルなもの。女優ノエル・ゴードンの人生をぜひ体験してみてください。
三ツ矢雄二さん(ラリー・グレイソン役)
ゲイの役を、ゲイの役者が演じ、ゲイの声優(私)が吹き替える。ゲイの繊細なニュアンスを、視聴者の方にお伝えできれば幸いです。中年の役を演じるのは珍しいので、私にとっては新たな挑戦でもありました。作品のアクセントともなるラリーの存在を楽しんで下さい。
多田野曜平さん(ジャック・バートン役)
ジャックがどんな人物であるかはもちろんのこと、ジャックを演じたコン・オニールさんの個性豊かな演技も含めて、どんどん物語に引き込まれて行きました。その魅力を損なわない様に吹き替えるのは大変難しかったですね。最後はこの作品に参加できて本当に良かったと思いました。あとね、音楽もいいんですよ!ご期待下さい。
キャラクター紹介
ノエル・ゴードン(演:ヘレナ・ボナム・カーター)(吹替:朴璐美)
ノリーの愛称で呼ばれたイギリスの国民的女優。世界で初めてカラーテレビに映った女性であり、女性として初めて英国首相にインタビューしたことでも歴史に残るテレビ界のレジェンド。1960〜80年代に放送された連続ドラマ『クロスローズ』の主役として人気を集めた。
トニー・アダムス(演:オーガスタス・プリュー)(吹替:武内駿輔)
『クロスローズ』の出演者。ノリーの親友かつ良き理解者でプライベートでも常に彼女に寄り添っている。
ジャック・バートン(演:コン・オニール)(吹替:多田野曜平)
『クロスローズ』のプロデューサー。頑固でときには冷酷な性格。テレビ業界を知り尽くしている。
ラリー・グレイソン(演:マーク・ゲイティス)(吹替:三ツ矢雄二)
ノリーの友人であるコメディアン。将来のキャリアに悩むノリーに助言を与える。
ジェーン・ロッシントン(演:アントニア・バーナス)
『クロスローズ』の出演者。ノリー演じるメグ・モーティマーの娘ジルの役。実生活でもノリーのことを敬愛している。
『NOLLY ソープオペラの女王』作品情報
配信および放送情報
【配信】
「スターチャンネルEX」
《字幕版》 全話配信中(全3話)
《吹替版》 4月5日(金) 吹替版全話配信開始
【放送】
BS10 スターチャンネル
《STAR1 字幕版》 全話放送中(全3話)
《STAR3 吹替版》 4月11日(木)より、毎週木曜よる10:00 ほか
公式ページ
ストーリー
“ノリー”ことノエル・ゴードンは、連続テレビドラマ『クロスローズ』の主演女優としてイギリスでは知らぬ者はいない大スター。スタッフやキャストと家族のような関係を築き、ひとり暮らしの孤独も年下の共演者トニー・アダムスが紛らせてくれていた。ところがある日、ノリーは何の前触れもなくテレビ局から降板を告げられ、この理不尽な解雇は、英国中を騒がせる大ニュースとなる。60歳を過ぎてからの転落にショックを受けながらも、ノリーは新たな道を歩き始めるのだが…。
作品見どころ
■イギリス国民に愛されたテレビ界のレジェンド、「ソープオペラの女王」の“ノリー”ことノエル・ゴードンの栄光と転落を描く
1960〜1980年代に4,500話以上に渡って放送され、全盛期は1,500万人の視聴者を誇ったイギリスのソープオペラ『クロスローズ』。ソープオペラとは連続ドラマシリーズのことで、石鹸会社提供の番組が多かったことが由来となっている。その『クロスローズ』の主役メグ・モーティマーとして人気を集めたのが、伝説の女優“ノリー”ことノエル・ゴードンだ。ノリーは世界で初めてカラーテレビに登場した女性であり、お昼のトーク番組の司会を務め、テレビ局役員に就任した初の女性であり、そして英国首相に初めてインタビューした女性であった。まさに英国テレビ界のパイオニア的な存在で絶大な人気を誇り、全盛期には週10本の番組司会を務めた。しかしノリーはキャリア絶頂期のある日、自身が看板であるはずの『クロスローズ』から突然降板を告げられる。本作は彼女が絶望の中、新たな道を模索する晩年をユーモラスかつ感動的に描く。
彼女は生涯独身であったが、本作では年下の共演俳優トニー・アダムス(オーガスタス・プリュー)とコメディアンのラリー・グレイソン(マーク・ゲイティス)という2人男性との深い友情が描かれている。また彼女はLGBTQコミュニティと強い絆がありアイコン的な存在でもあった。脚本・製作総指揮は『ドクター・フー』、『2034 今そこにある未来』、『IT’S ASIN 哀しみの天使たち』など数々のヒット作を生み、高い評価を受けてきたラッセル・T・デイヴィス。『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』の製作チームが再度タッグを組み、ノリーとソープオペラへの愛が溢れる伝記ドラマを作り上げた。
■ヘレナ・ボナム・カーターが伝説の女優を熱演!ガーディアン紙、Rotten Tomatoesなど各メディアも絶賛!
主演のノリーを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズ、ドラマ『ザ・クラウン』、『英国王のスピーチ』の名優ヘレナ・ボナム・カーター。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など数々の賞にノミネートされてきたヘレナが英国テレビ界のレジェンド、ノエル・ゴードン役に挑み、世界中のメディアから大絶賛を受けている。『クロスローズ』の舞台がミッドランド地方のバーミンガムだったことから「ミッドランドの女王」と呼ばれ、赤色の髪、大きなサングラスに毛皮のコート、そして愛車のロールス・ロイスで登場するパワーウーマンのノリーは、まさにヘレナ・ボナム・カーターのハマり役。華やかさの裏に悲しみを隠した演技には心を打たれる。グラマラスなノリーの80’sファッションにも要注目。辛口批評で知られる英ガーディアン紙も「ソープオペラと年上女性、そしてショービズ界への温かく、優しく、ゴージャスなトリビュート。ノリーに恋をした」と絶賛。さらに、Rotten Tomatoesではトマトメーター批評家100%、ユーザー評価88% という驚異的な数字を叩き出している。
■『クロスローズ』の完璧な再現と傑作ミュージカル『ジプシー』とオーバーラップするノリーの人生
本作では『クロスローズ』の撮影現場が舞台となっており、劇中劇の面白さも見どころだ。当時の視聴者はモーテル「クロスローズ」のセットや名台詞を懐かしみ、若い世代にはレトロな魅力があるだろう。また当時のキャストがカメオ出演していることも話題となった。ドラマ降板後のノリーは原点である演劇界に戻り、スティーヴン・ソンドハイムも携わった傑作ミュージカル『ジプシー』に出演し、ウエスト・エンドを目指すことに。『ジプシー』の主役であるローズは、初演時のエセル・マーマン以後、アンジェラ・ランズベリー、パティ・ルポーン等が演じ、日本でも2023年に大竹しのぶが演じた名キャラクター。そのローズがクライマックスに人生を歌い上げる名曲“Rose’s Turn”を、ヘレナ・ボナム・カーターが情感たっぷりに歌うシーンは必見!ノリーの人生とショービズ界の苦難と愛を描いた『ジプシー』の世界がオーバーラップし物語を盛り上げる。
■男性中心のテレビ業界で立ち向かっていくノリーの姿は、現代社会に生きる女性たちにも共感を与える
ドラマは1970〜1980年代のイギリスのテレビ黄金時代を振り返り華やかだが、当時のイギリス社会、特にテレビ業界での女性の立場の厳しさを描いている。ノリーは主役にも関わらず、突然クビになる。その理由を問いただしても答えはなく、彼女は激しく憤るのだが、後半明らかになる「降板理由」は、現代社会で生きる働く女性たちにも共感を与えることだろう。
スタッフ
脚本・製作総指揮:ラッセル・T・デイヴィス(『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』『ドクター・フー』)
監督:ピーター・ホアー(『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』『THE LAST OF US』)
キャスト
ヘレナ・ボナム・カーター(『英国王のスピーチ』)
オーガスタス・プリュー(『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』)
コン・オニール(『チェルノブイリ』)
マーク・ゲイティス( 『SHERLOCK/シャーロック』シリーズ)ほか
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