春アニメ『終末トレインどこへいく?』先行上映会レポート|予想もつかない展開&世界観にキャスト陣もびっくり!? 最終話のアフレコをするまでどうなるのかわからなかった(和氣)
2024年3月3日(日)グランドシネマサンシャイン池袋にて2024春アニメ『終末トレインどこへいく?』の先行上映会が開催されました。
本作は、『SHIROBAKO』『ガールズ&パンツァー』などの水島努監督と、シリーズ構成として『SHIROBAKO』『監獄学園』などを手掛けた横手美智子さんがタッグを組んだ作品。「終末世界×電車×友情」をテーマに、不可思議な冒険が繰り広げられます。
今回開催された先行上映会では、3話までの先行上映に加えて、メインキャストの千倉静留役・安済知佳さん、星撫子役・和氣あず未さん、久賀玲実役・久遠エリサさん、東雲晶役・木野日菜さんによるトークショー、そしてオープニング主題歌「GA-TAN GO-TON」を歌う中島怜さんによる歌唱と、盛りだくさんの内容となっていました。本稿ではその模様をレポートしていきます。
なお、本作はネタバレが致命的になるオリジナル作品のため、具体的なネタバレシーンはカットしてお届けしています。ぜひ本放送を楽しみにしつつ、「このシーンか」と答え合わせしてみてください。
キャスト陣が、キャラクターの推しポイントや好きなシーンを紹介!
毎話ごとに衝撃の展開が続く、カオスと笑いに満ちた3話までが上映された後、すぐに、安済知佳さん、和氣あず未さん、久遠エリサさん、木野日菜さんら4人のメインキャストが登壇。
まずはそれぞれが演じるキャラクターの推しポイントを紹介していきます。
安済さん演じる静留の推しポイントは、身体能力の高さに加え、対応力の高さや行動力があること。公式HPでは「頼れるリーダー」と書いてあるけど、あんまりリーダーしていない、行動的で前に突っ走る、猪突猛進な女の子と紹介します。
続いて久遠さん演じる玲実は、「天真爛漫で、超ポジティブ」とのこと。最初に設定だけ教えてもらった時は"白ギャル"だと思っていたら、キービジュアルを見たら"黒ギャル"でびっくりしたそうです。
久遠さんのギャルの演技があまりにナチュラルだったので、他の3人は「慣れてると思った」と壇上で言われていましたが、ギャルは演技も含めて初めてやったそうで、驚かれていました。
木野さんが演じる晶の推しポイントは「知識がいっぱい出てくるところとか、モールス信号してるシーンとか。難しい本を読んだり、雑学がいっぱい出てくる」と知識キャラをアピール。一方で、他のキャストからはビジュアルのかわいさに加えて、「叫び声がかわいい」と推されます。木野さんも最初は叫ぶキャラにはまったく見えなくて、クールなキャラなのかと思ったら、3話で急に叫ぶようになって、台本を見た時にどう演じようか悩んだそう。「こんなに叫んで大丈夫かと思った」とアフレコの思い出も語りました。
和氣さんが語る撫子の推しポイントは、「3人より年上なので、喧嘩を止めたりとか、リーダーは静留だけど、本当の親玉は撫子なんだろうなって」と言うと、他3人も激しく同意します。また、メンバー一やわらかそうなボディも魅力と和氣さん。柔和な雰囲気をしつつも、静留を怒る時に見せる表情などから、意外と黒い一面もあるのかも、と紹介されました。
さらに、メインキャラクターの4人以外に、安済さんが抱えているぬいぐるみこと、一行と一緒に旅をする犬の"ポチさん"についても紹介。存在自体が推しポイントと一同は口を揃えて語ります。ボイスについてはなんと本物の犬がやっているという話も。また、気になる発言として、「実は頼りになるキャラクター」ということも紹介されました。
続いては3話までの中でお気に入りのシーンを紹介するコーナーへ。
今回のレポートではネタバレを避けるため、具体的なシーンの紹介は避けますが、安済さん、久遠さんは"自身が演じるキャラクターらしさ"を強く感じたシーンをピックアップ。安済さんは3話終盤、久遠さんは2話の最後のシーンをあげ、意思の強さやポジティブさに"らしさ"を感じていました。
木野さんは逆に晶の普段は見れない姿がかわいかったとして、3話中盤のシーンをあげました。普段が毒舌でツンツンしているのに、本当は怖がりで、年相応な姿が見れるとしてお気に入りだそうです。
和氣さんはアフレコ時に印象的だったシーンをピックアップ。本作は水島監督のディレクションで、「間を作らないでください」と言われており、会話がかぶさるくらいのテンポ感で会話し続けているそうですが、3話のとあるシーンだけはぼーっとしたテンポ感でしゃべるのが楽しかったそう。また、3話のラストシーンにも触れ、「晶のお尻が……」と気になるシーンを挙げると客席からも激しい同意を得ていました。