春アニメ『終末トレインどこへいく？』先行上映会レポート｜予想もつかない展開＆世界観にキャスト陣もびっくり!?　最終話のアフレコをするまでどうなるのかわからなかった（和氣）

会場のみんなで"ガタンゴトン"と電車に揺れる！　中島さんの生ライブ

キャラクター、シーンの紹介が終わり、続いてはみなさん待望のOP主題歌「GA-TAN GO-TON」について。ここで主題歌を歌う中島怜さんが登場します。

先行上映会で歌うのは初めてということで、緊張気味の中島さん。今回の曲は作品のタイトルにもある"電車"がモチーフになっている曲で、「初めてダンスにチャレンジさせていただいた曲」と紹介します。

　
その中の一部は非常に簡単に覚えられる振り付けで「ぜひ会場のみんなで一緒に踊りたい」ということで、一度練習してみることに。

右手を上げ、手をギュッと握り、肘を曲げるという電車の吊り革を持つポーズで、中島さんの「ガタンゴトン」のフレーズにあわせ、左右に揺れるというダンスを会場のみんなで踊ります。

会場中が揺れ、練習はバッチリということで、いざ本番の生歌披露へ。透き通るような歌声と、客席に手を振る姿、会場が一体になってガタンゴトンと揺れるシーンが非常に印象的で、キャスト陣からは「浄化されそう」という感想が。

中島さんは「ドキドキが止まらなくて心臓飛び出るかと思ったけど、みなさんがガタンゴトンやってくれたので、楽しく歌うことができました」とにこやかに語っていました。

　
歌唱の後は、初公開となる様々なお知らせが発表されました。

1つ目は待望の放送情報から。4月1日（月）に放送開始と発表され、キャストからは「エイプリルフールだけど嘘じゃないよ」と念押しが。TOKYO MXほかAT-X,KBS京都、サンテレビ、BS11にて放送で、dアニメストアにて地上波同時・単独最速配信も決定しています。

続いて楽曲情報として、中島怜さんが歌う「GA-TAN GO-TON」が4月2日（火）0時より先行配信決定。アニメを見た後すぐに楽曲を聞くことができます。

また、無料漫画サイト『カドコミ』にてコミカライズが決定！　アニメとは違い、晶の視点を主軸においたストーリーが展開されるそうです。こちらはアニメより一足はやく、3月25日（月）より公開予定となっています。

　
4つ目はイベント情報として、3月23日・24日に開催される「AnimeJapan2024」KADOKAWAブースに世界観をジオラマで再現した展示が行われます。どんなジオラマなのかキャスト陣も知らないそうで、「○○とか○○がおいてあってネタバレになるんじゃない？」と語る一方、知らない人が見たらネタバレとわからないとほどカオスなジオラマで「何だこれ」ってなるんじゃないかとも心配（？）していました。

楽しい時間はあっという間でイベントも終了の時間となり、それぞれから挨拶が。

中島さん「脚本を読ませていただいた時から、絶対面白くなると確信していました。3話まで一緒に見させて頂いて、早くも次が気になっています。そんな作品の主題歌を歌わせていただいて、感謝しかありません、みなさんと盛り上げていけたらと思います」

木野さん「先行上映会で3話まで見たということで、来月からの放送では1話からは細かいところにも注目して見れると思います。私たちも改めて見直して、気づくことがいっぱいあったので、ぜひ隅々まで繰り返しみてほしいです」

　
久遠さん「放送の順番的は前後してしまったのですが、実はメインキャラクターに初めて合格した作品なので思い入れがいっぱいです。20回以上1話を見返していて、未だに気づくことがたくさんあります。今回3話まで初めて見た人たちは頭こんがらがっていると思いますが、TV放送までに頭を整理して、振り返りながら楽しんでほしいです」

和氣さん「私たちも3話までしか完成した映像を見ていないので、みなさんとまったく同じこの先どうなるのかという状態です。アフレコのときは完成映像がどうなるのか予想もつかないで録っていましたし、10話ぐらいまできても、この後どうなるのかまったくわからなくて（笑）。最終回のアフレコをして、ようやくわかるようになりました。そんな最終回どうなるのか早く映像で見たいので、みなさんも「どうなってるんだ」という気持ちのまま最終話までお付き合いいただけると嬉しいです」

安済さん「みなさんは3話まで見て（情報量の多さに）混乱していると思いますが、最後までアフレコをして改めて振り返ると、3話までって全然普通だったんだ……って思います。3話では晶ちゃんのいろんな一面が見れましたが、まだまだほんの一面でしかなかったんだって改めて思います。知ってるはずの場所なのに知らない風になってたりとか、見どころがたくさんでこの先とっても楽しみです。一緒に終末トレインに乗ってください！」

最後は「やってみたいことがある」と、会場全体でコール＆レスポンスをして締めることに。キャスト陣が「どこへいくー？」と尋ねるとお客さんが「終末トレイン！」と返して、イベントは終了となりました。

　
［文・二城利月／写真・胃の上心臓］

作品情報

あらすじ

郊外のとある町。

ここはどこにでもある、ごくごくありふれた田舎……ではなかった。

住民たちに大きな異変が起きているのだ。

だけどそんな中でも千倉静留には、強い思いがあった。

行方がわからない友達に、もう一度会いたい！

静留たちは放置されて動かなくなっていた電車で、生きて帰ってこられるかどうかもわからない外の世界へと出ていく。

走り出した終末トレインの終点には、いったい何がある？