ドラマ『Solliev0』第1話上映会レポート|兄弟役を演じる和田琢磨さんと染谷俊之さん、橋本 一監督とのトークショーは爆笑の連続に!
小さなイタリアンレストランを営みながら裏で探偵稼業もしている冬馬と春陽の異母兄弟の秘められた想いと因縁、彼らを取り巻く人々との愛憎劇を描いたドラマ『Solliev0』が4月1日(月)より放送開始! 放送に先駆けて、ドラマ『Solliev0』第1話上映会が2024年3月9日(土)に、東京・アニメイトシアターにて開催されました。
トークショーに出演したのは主役の天月冬馬役を演じる和田琢磨さん、天月春陽役の染谷俊之さん。そして追加公演のみ『忍風戦隊ハリケンジャー』や『相棒』シリーズ、『科捜研の女』シリーズ、『探偵はBARにいる』などでメガホンを取り、本作でも監督を務めた橋本 一さんもスペシャルゲストとして参加しました。3人のトークは爆笑の連続! 本稿では、監督が出演した追加公演の模様をお伝えします!
ドラマ1話視聴後の雰囲気を和田さんと染谷さんの掛け合いに会場の空気も明るく
イベントはまずドラマ『Solliev0』の第1話上映から。序盤から流れたシリアスな雰囲気とドラマ終盤の激しさとミステリアスなシーンに会場のお客さんも真剣な表情に。
そんな中、先行上映後に冬真役を演じる和田琢磨さんと春陽役の染谷俊之さんがステージに登壇。ドラマ中の怖かったシーンを笑顔で語る二人に、会場も明るい雰囲気に。
また、追加公演だけの特別ゲスト・橋本 一監督を呼び込んで3人でのトークが展開。橋本監督は「皆さんがお客様第一号ですので、誇りを持っていただけたら」とあいさつすると、「自分で言うんすか!」と染谷さんが鋭いツッコミ。
そんな染谷さんと和田さんへの第一印象は「和田くんとは昨年、京都で、タイムスリップ時代劇『仁義なき幕末』という作品でご一緒させていただきました。その時は借りて来た猫みたいにおとなしかったのに(笑)。それは冗談で、今もジェントルで、現場でも気に入らないことがあるとすぐ殴ったりして……」と監督が話すと、「ちょっと!」と慌てる和田さん。
監督は笑いながら続けて「そんなことはなく、本当にジェントルでした。染谷くんとは今回が初めてだったんですけど、若いなと思っていたら、実年齢を聞いたらビックリしました。でも実年齢なりの落ち着きを持ってらっしゃったので。二人共、現場を困らせないし、困りそうになったら二人が解決してしまって。まさに探偵みたいな」。
さらに染谷さんが「琢磨くんはジェントルです。ロケバスの電源が使えないというハプニングがあった時、琢磨くんが近くにホテルを見つけて、僕らがそこに行ったら琢磨くんがカギをチャリチャリンと指にかけて回していて」とジェスチャー付きで裏話を披露すると、和田さんは「そんなことやってないだろ! スネ夫みたいな(笑)」と抗議。でも監督も「フロントの人を殴って?」と追い打ちに、「全然ジェントルじゃないだろ!」と連続ツッコミ。
逆にキャスト二人からの監督の印象を、和田さんは「めちゃくちゃ素敵ですよね。現場で誰よりも声を出されていて。『バイチュッ!(スタンバイ中)』って。本番前にスタッフさんが準備中に無音だと物寂しいけど、スタッフの皆さんが大きな声で盛り上げてくださいました」と話すと「『うるせえ現場だな』って(笑)」と監督。
そんな監督に、和田さんが「活気があって、その現場の空気を作ってくださったのは監督だと思います。空き時間にも僕らにもコミュニケーションを取ってくださって、すごく救われました。すごい『Solliev0』でした」。そのうまい落とし方に監督も染谷さんに加え、客席からも拍手。あと染谷さんは「撮影前日からご自身で準備してくださったんだなというのがわかるくらい撮りたい絵が決まってらっしゃったので、僕らもそれに従って全力でやるだけで。効率の良い撮影期間でした」。
キャスト二人からの誉め言葉に監督は照れながら「何が欲しいの?」。すかさず染谷さんは「監督の次回作の出演権を」、「『相棒』と『Solliev0』のコラボとか」と両作品で韻を踏む和田さん。