声優・テーマソングアーティストが集結! 『姫様“拷問”の時間です』姫役・白石晴香さん、クロル役・山根綺さん、カナッジ役・福島潤さん、オープニングアーティスト・shallmさん、エンディングアーティスト・LEEVELLES インタビュー
現在好評放送中のテレビアニメ『姫様“拷問”の時間です』。魔王軍に囚われの身となってしまった“姫”が、毎日のように行なわれる拷問に必死で抗う様子を描いている。美味しい食べ物やかわいい動物など、あの手この手で迫る魔王軍の拷問官。姫の明日はどっちだ!?
今回は本作を声と歌声で彩る面々が集結! キャストから姫役・白石晴香さん、クロル役・山根綺さん、カナッジ役・福島潤さん。さらにオープニングアーティストのshallm、エンディングアーティストのLEEVELLES(小川 紘輔(ボーカル); 川﨑 純(ギター); 宮地 正明(ベース); 髙木 皓平(ドラムス))が本作の魅力を語った。
オープニングだけでも!姫様のカッコいいところを見せたい!
――まずは物語前半で印象的だったシーンを教えてください。
福島:なんと言っても、姫様……ではなく、(玄田哲章さん演じる)魔王様が屈するところですね。「え、魔王様も屈するの!?」と驚きましたし、面白かったです(笑)。
白石:(日高里菜さん演じる)マオマオちゃんの「肩車してほしい」というおねだりに応えたり、一緒にバドミントンをしたり……。親子の微笑ましい姿を見せられて、姫としては正直悔しい気持ちでいっぱいです(笑)。魔王軍にはとにかく、魅力的なキャラクターが多いんですよね……。
ちなみに、姫の「友達が欲しい!」という気持ちを凝縮した「ズッ友」というアイキャッチは私のアドリブを採用していただきました!
福島:姫様の「てい、てい!」というかわいらしい仕草を始めとするアドリブもすごかったですね。ほかの作品では見ることができないような魅力的なアドリブの数々が生み出されたと思います!
小川:食べるシーン全般が大好きです。姫様がどういう食べ物に惹かれるのか、魔王軍側に全部バレているところが面白くて(笑)。
川﨑:食べ物と言えば『ゴリラのマーチ』ですね。美味しそうに食べているところを見ると、“本物”が食べたくなるんです……。僕、絵柄の種類までじっくり見ちゃうタイプなので。
山根:え、絵柄ってそれぞれ違うんですか? 私、全然気づかずに『コ●ラのマーチ』を食べてました……(笑)。
白石:これだけたくさん食べ物が出てくるってことは……メーカーさんからのコラボ企画、お待ちしています(笑)。
山根:現在は「ホワイトビール」などが展開されていますし、どんどん増えて欲しいですね。
私は本編ではないのですが、姫様がオープニングで戦っているシーンがお気に入りです。姫様がすごく凛々しいんです! 実際は囚われの身になっているのですが……。
白石:オープニングだけでもカッコいいところを見せたいんだから(笑)!
――では、エンディング映像についてはいかがでしょう?
白石:絵のタッチがすごくかわいいですよね。「あのイラストを使ったグッズが欲しい!」と、スタッフさんにずっとお願いしているのですが……いつか実現する日がくることを信じて、これからも言い続けます(笑)。
山根:物語が進むにつれて、キャラクターが増えていくのがすごいな、と。
福島:どうやらスタッフさんが「登場キャラが増えたら、その都度エンディングに登場するキャラも増やしていけば面白いんじゃない?」と考えたみたいで、急きょ決まったそうです。
白石:制作陣の愛をたっぷり感じることのできるエピソードでした!
――shallmさんはオープニングテーマ「まっさかさマジック!」のMusicVideoが公開されたばかりですが、制作にまつわるエピソードをお聞かせください。
lia(shallm):最初に「ハッピーでファニーでポップ、かつアップテンポなメロディラインで」というオーダーをいただいて、最初は少し戸惑いました(笑)。歌詞に関しては、基本は姫様視点で「魔王軍の面々と会ってから温かい気持ちになっていくさまを描ければ」、と思いながら書きました。
――エンディングテーマ「明日は明日の風が吹く」に関してはいかがでしょう?
小川:本作は「誘惑」が一つのキーワードになっていると思いまして。誘惑は、本来あまりいい意味で使われない言葉だと思うのですが、姫様は誘惑に負けてしまうところも含めて愛おしいですし、魅力だと思うんです。聴いてくださるみなさんに「自分がの完璧ではないところも愛して欲しい」という想いを伝えたい気持ちで詞を書きました。
ちなみに、フルバージョンではアウトロにコーラスが入っているのですが、元々は入っていなかったんです。でも、レコーディング当日、しかも録り終えたあとに「ちょっと待っててください!」とお願いし、何とか完成させることができました。たくさんの方からアドバイスを頂いて制作した曲なので、多くの方に聴いていただきたいですね。
――では最後に、代表して白石さんからメッセージをお願いします。
白石:観ているうちに「拷問」に対する概念がどんどん変わっていく作品だな、と感じました。姫の「絶対に屈しない」という強い意志とともに始まった物語ですが、魔王軍の魅力的なキャラクターたちから拷問を受けるたび、彼女の拷問に対する視点や考えが変わっていくさまを楽しんでいただけるとうれしいです。
オープニングとエンディングも見どころ満載、聴きどころ満載ですので、ぜひ最後までよろしくお願いします!
TVアニメ『姫様“拷問”の時間です』作品情報
放送情報
2024年1月8日よりTOKYO MX、BS11、関西テレビにて放送開始
・TOKYO MX:1月8日(月)より毎週月曜日24時00分~
・BS11:1月8日(月)より毎週月曜日24時00分~
・関西テレビ:1月14日(日)より毎週日曜日26時29分~
配信情報
・地上波同時見放題先行配信
ABEMA:1月8日(月)より毎週24時00分〜
※放送・配信日時は変更となる場合がございます。
イントロダクション
国王軍と魔王軍が衝突をはじめ、幾年月。
王女にして、国王軍第三騎士団“騎士団長”である姫は、魔王軍によって囚われの身となっていた。
「姫様“拷問”の時間です」
監禁された姫を待ち受けていたのは、身悶えるような“拷問”の数々……。
ほわほわの焼きたてトースト!
湯気がたちのぼる深夜のラーメン!
愛くるしい動物たちと遊ぶ時間!
美味しい食事&楽しい遊びを容赦なく突きつけられた姫は、
“拷問”に打ち勝ち王国の秘密を守り抜くことができるのか!?
誰もが笑顔になれる世界一やさしい“拷問”ファンタジーアニメ開幕!
スタッフ
原作:春原ロビンソン・ひらけい(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:金森陽子
シリーズ構成:筆安一幸
キャラクターデザイン:河野敏弥、古橋 聡
音響監督:明田川仁
音楽:横山 克
アニメーション制作:PINE JAM
主題歌
オープニングテーマ:shallm「まっさかさマジック!」
エンディングテーマ:LEEVELLES「明日は明日の風が吹く」
キャスト
姫:白石晴香
エクス:小林親弘
トーチャー・トルチュール:伊藤 静
魔王:玄田哲章
陽鬼:永瀬アンナ
陰鬼:井上ほの花
クロル:山根 綺
ジャイアント:茅野愛衣
マオマオちゃん:日高里菜
ルルン:中原麻衣
公式サイト
公式ツイッター(@himesama_goumon)
原作情報
『姫様“拷問”の時間です』
原作:春原ロビンソン 漫画:ひらけい(集英社「少年ジャンプ+」連載)
第1〜13巻 好評発売中!
最新14巻は3月4日(月)発売予定!
マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて連載中。同アプリをダウンロード後は、1話から最新話まで1度に限り無料で読むことが出来ます。