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- わたなべみきこ
- 出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。
2024年4月より放送がスタートした『怪獣8号』(原作:松本直也先生)。怪獣が発生する日本で、それらを討伐する「日本防衛隊」の戦いが描かれている話題作です。
亜白ミナ(あしろみな)は、若くして防衛隊の第3部隊隊長の座に就いており、未来の師団長候補とも言われています。主人公・日比野カフカの幼馴染であり、若い防衛隊員たちの多くが憧れる存在です。
本稿では、亜白ミナの性格や人柄、強さに加え、カフカや部下・保科宗四郎との関係などをまとめてお届けします。
※本稿はネタバレを含みます。
年齢:27歳
誕生日:6月17日
身長:169cm
好きなもの:猫(ネコ科の動物全般?)、甘いもの、お風呂、スルメ
27歳の若さで日本防衛隊第3部隊隊長の座に就くカフカの幼馴染。狙撃武器の扱いに長けており、大型怪獣の討伐を得意とする。凛とした容姿も相まって、人気・実力ともに全隊長の中でもトップクラスであり、未来の師団長候補とも言われている。
ミナは上官という立場もあり、部隊では常に冷静で寡黙。表情を崩すことなく凛とした表情で任務にあたっています。彼女の存在は、戦力としてはもちろん、第3部隊の精神的な支柱でもあります。
27歳の若さで討伐した怪獣の数は数百にも及ぶミナ。彼女に助けられた市民は数知れず、凛とした容姿も相まって非常に高い国民人気を誇っています。特に若者世代にとってはスーパーヒーロー的な存在であり、新人隊員たちは彼女に憧れて防衛隊を志す者も多いようです。
元の性格は非常に優しく仲間思い。助けられなかった仲間や部下の死も重く受け止めています。厳しくも優しい上官であるため、部下たちから熱い信頼を寄せられているのです。
カフカとは小学生の頃からの幼馴染であるミナ。2人は怪獣に破壊された自分たちの街を前に、悲しみを共有し、共に防衛隊員になることを約束します。
ミナは約束通り防衛隊員となり、入隊後も活躍を続けて現在のポジションにまで昇り詰めました。隊長となってからもカフカとの約束は忘れておらず、彼が約束を果たさないことを残念に思っていました。
カフカが入隊し、部下となってからも厳しい上官として接していますが、内心は嬉しく思っています。カフカ同様、ミナも遠いあの日の約束を胸に、現在も怪獣の討伐を続けているのです。
ミナは狙撃武器の扱いに長けており、ミナ専用の大型狙撃武器で巨大な怪獣を撃ち抜きます。並みの怪獣であれば一撃で討伐してしまうほどの圧倒的な威力です。
防衛隊の特殊スーツの解放戦力は96%。これは現隊員の中で2番目に高い数値です。ちなみに訓練を積んだ一般隊員で20%ほど。ミナが隊員の中でも最強クラスであることがわかります。
また、伐虎(ばっこ)という名前の虎を飼っており、討伐時は彼(彼女?)が戦闘をサポートすることも。実は虎の姿をしているものの、対峙した強敵・怪獣9号いわく「怪獣のなり損ない」だという伐虎。どうやら普通の虎ではないようです。
第3部隊副隊長である保科宗四郎は刀のスペシャリストで、近接戦闘に長けた人物。見事な銃器の扱いに対し、包丁さえ握るのも嫌だというほど刃物はまるでダメなミナは、保科の剣術を高く評価し、他の部隊に所属していた彼を第3部隊にスカウト。
それまで刀での怪獣討伐は時代遅れだと周囲から言われ続けていた保科は、初めて自分を高く評価してくれたミナに心から感謝しており、忠誠を誓っています。
ミナはそんな保科の存在を心強く思い、熱い信頼を寄せています。2人の連携による怪獣討伐も本作の大きな見どころです。
防衛隊に入隊したカフカら新人隊員の初任務。彼らが余獣(怪獣災害の中心となる本獣に付随して発生する怪獣)の討伐任務に尽力する中、ミナは本獣への討伐を開始します。
凄まじい威力の砲撃で巨大な怪獣を撃ち抜き、あっという間に敵は沈黙。ミナを目標とする新人隊員たちに圧倒的な力を見せつけます。
彼女の隣に並ぶことを目指しているカフカは、改めて道のりの遠さに息をのむのでした。
ミナが不在中に多数の翼竜系怪獣により襲撃を受けた立川基地。連携して攻撃してくる怪獣たちに第3部隊は激しい戦闘を強いられます。中でもリーダー格の巨大な怪獣は群を抜いて強敵で、苦戦する保科。
しかし、初めて自分を評価してくれたミナに任された留守は死んでも守る、と満身創痍で戦いを続けます。ついに敵に拘束されてしまい、一巻の終わりかと思われたところで、隊員たちの通信機に聞こえてきたのは「皆よく耐えてくれた」というミナの声でした。
隊長の帰還に士気を取り戻す隊員たち。ミナは保科と隊員・四ノ宮キコルと連携してリーダー格の巨大怪獣を見事撃破! ミナと保科の強い信頼関係に胸が熱くなるシーンです。
亜白ミナを演じるのは瀬戸麻沙美さん。4月2日生まれ、埼玉県出身。『ちはやふる』の綾瀬千早役をはじめ、『呪術廻戦』の釘崎野薔薇役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
防衛隊のエースであり、多くの若手防衛隊員の憧れの存在であるミナ。その隣に並ぶことを目標とするカフカにとっては高い壁の象徴でもあります。公の場で見せる凛々しく美しい表情とオフのときの少女のような可愛らしさも魅力的です。第3部隊を率いる戦姫の活躍が楽しみですね!
1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。