「カリスマジャンボリー」に「リカピュア」に「ヤンキーロック」に「ムンラーラ」! 今回も要素モリモリな『カリスマ』2ndアルバム「カリスマジャンボリー」|草薙理解役・山中真尋さん×猿川慧役・細田健太さん×天堂天彦役・橋詰知久さんインタビュー
3人の「カリスマ声優」が選ぶ、一番気になる「カリスマキャラ」とは?
――前回のアニメイトタイムズでの1stアルバム発売記念インタビューの際に(「正邪のカリスマ」伊藤ふみや役)小野友樹さんが気になるキャラで「天堂天彦」を挙げていましたが、みなさんの気になる『カリスマ』キャラは誰でしょうか?
山中:やっぱり僕は「伊藤ふみや」です。あの底知れない感じが気になります。
そもそも「カリスマハウス」のメンツはふみやが集めているのですが、その人選にものすごい意味や意図があるのかな? とも思う反面、なにせ作品が『カリスマ』なのでマジで何もないかもしれない、それもあり得るかもしれない。そう感じるぐらい底知れないです。
橋詰:(笑)。
細田:2ndシーズンの最後、虎姫に声を掛けたシーンで。(おそらく声を掛けられた際の)過去のみんなの表情がパッパッパって出た時に、このシーンで何があったのかすごく考えたいけど、“なんでもない過去のシーン”っていう可能性もあるかもしれなくて。
橋詰:まぁ、その可能性も拭えないからね。
山中:ふみやくんの言葉の説得力って本当にすごいんですよ。
例えば、今後3rdシーズンが始まったとします。その冒頭でふみやが「俺たちは異世界転生した」って話すと、他の6人は声を合わせて「は?」と反応する。
だけど、そこからファンタジーの話が本当に始まったとしても受け入れられるような。そういう不透明さ、掴みどころのなさ、ある種の怖さがあるのでめちゃくちゃ気になります。全員、置いてけぼりでも説得力があるあの心、ふみやの心は(笑)。
橋詰:それそれ! ものすごくそれ。同じイメージを抱いちゃった!
だって『カリスマ』でふみやがそう話したら、今回はその世界線なんだなって納得できますもの。
――細田さんは誰が気になりますか?
細田:自分は「草薙理解」ですね。理解はツボなんですよ。山中さんのお芝居が本当にすごいので、それこそ「カリスマブレイク」した回のゲームセンターでの入るのかい入らないのかいっていうくだりとか。もう意味が分からないし、なんでこんなことをそんな風に受け止めるんだろう? って。
幼い頃に、「夜中のゲームセンターなんて行ったらダメ」って注意されるであろうことを、みんなどこかで「やっていいだろ」と思っている節があると思うんです。ダメって言われていることだからこそ反発したくなるタイミングがどこかしらであり、だんだんボーダーを守るという意識が薄れていく中で、理解はこんなにも薄れない存在であり続けているということが面白くて。
生きているだけで良い。ずっと見ていたいですね。だけど、猿目線でいうと隣にいたら面倒臭いだろうな。
理解はとても真面目なので、何をやっても面白い生き物だな(笑)。
山中:おい、何笑ってんだよ。
橋詰:でも、猿ちゃんってさ反発する相手が居なかったら寂しいでしょ? 1人だったらすごく寂しそうにするんだろうなって。
細田:寂しいと思います。だけど今回、衝撃的だったのは依央利のお姉ちゃんと話してる時に、「あ、こんな普通に会話できるんだ」って。猿川は生きづらいって思っていながらも、外に出してみたら意外といけちゃうのかも。今置かれている状態でイカれてる奴らが周りに多いから、より反発が色濃く出ているけど。
山中:行動を指示されたりすることが嫌いってことですよね。
橋詰:やっぱり「秩序」と「反発」って相性が最悪じゃないですか(笑)。
山中:だから最初からバチバチだったじゃないですか!(ドスの利いた声)
橋詰:フハハハッ、僕からみたらピュアとピュアにしか見えない。
一同:(笑)。
――そんな橋詰さんが気になるキャラは?
橋詰:僕は「テラ」の生き方が良いなと思いますね。現代に於いて自己肯定感が低い方が多すぎるし、僕も自己肯定感は低めな人間ではあるので、テラさんのようにあれだけ自分を愛することが出来るというのは現代の生き方として素晴らしい。
(テラを)見るたびに、「ああ、そういう風に生きてたら最高だな」って。もちろん人と接する上で、度合いというものはあると思いますが、ただ生き方のフォーマットとして見習いたいなと思いますね。
一同:たしかに。
――ちなみに、「カリスマ声優」のなかでカリスマ性を強く感じる方は誰でしょうか?
山中:さすがにみなさん、何かしらのカリスマを持っていると思うんですよね。細田さんに関しては、「どこまでイジられるの?」って思いますし、橋詰さんの場合は狙わずして笑いを掻っ攫っていく「天然のカリスマ」みたいなところがあります。
細田:まぁ(笑)。
橋詰:友人にはよく言われるけど同業者に言われることがなかったので、見つけてくださってありがとう。
山中:あと、僕が普通にすごいなと思うのは(「自愛のカリスマ」テラ役)大河元気くん。例えば、イベントの待機中とかに、すごく何でもない遊びを仕掛けてくるんです。
「コンビニって言ったら何? さぁ、答えてみましょう」ってそれで全員が揃うかどうか、とか。元気くんが特殊なルールを1つ付け加えた“しりとり”をしようって言ってくるんです。
そしたら、「この年でこんなに真剣にしりとりしたことがないんだけど?!」っていうぐらい全員真剣になっちゃったりするから元気君は「遊びのカリスマ」なんじゃないかな?
細田:分かります!
橋詰:本当に遊んだことあるような、ないような。中高生の時にみんなで盛り上がったものにプラスで特殊なルールが加わっている遊びなんです。
――なるほど……! それでは最後に、始動して約3年が経つ『カリスマ』の魅力をお聞かせください。
山中:理解くんがよく、「カリスマハウス」のことを動物園というのですが、良い意味でハチャメチャなところですね(笑)。特に1stシーズンはドタバタコメディをやっているようなものなので、“何も気負わず難しいことを考えずに楽しめるもの”だと思います。
最初にご覧になられた時に「訳わかんない?!」ってなると思うんですよ。その分からないところを楽しみましょう。
細田・橋詰:(頷く)
細田:魅力が明確にない部分が魅力というか。何が魅力ですかと尋ねられると、受け取り側が感じたファーストインプレッションが(受け取り側それぞれの)カリスマの魅力な気がします。
山中:本当に「エモい」はあっても胸キュン台詞が微塵も出てこないですからね(笑)。
橋詰:そうそう、イケメンだらけのコンテンツなのにキャラクターの動かし方の方向性が全然違うんだよね。イケメン台詞……ないない。
山中:いや、本当に『カリスマ』の魅力を言語化するのは難しいんですよ。なので、『カリスマ』を知らない方は一度で良いから見てください!
[取材・文/笹本千尋 撮影/井上顕太郎]
CD情報
カリスマ/カリスマジャンボリー
【発売日】2024年4月24日
【価格】3,300円(税込)
【アニメイト特典】
トレーディングカーサイン風マグネット カリスマジャンボリー ver.(全7種ランダム)
※サイズ100mm×100mm
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
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期間中、<超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』>関連の書籍・CD・DVD・BDを1点ご購入毎に 【ポストカード(全7種)】を1枚プレゼント!
※特典はお選びいただけません。
■開催期間
2024年4月13日(土) ~ 2024年5月6日(月)
■注意事項
※期間中であっても特典は無くなり次第終了となります。
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※同一注文番号内の購入金額を参照して特典を配布いたします。ご注文番号が異なる場合は、合算出来ません。
作品概要
ここはカリスマハウス。今日もカリスマな彼らは己の中のカリスマ性を日々見つめている。が、彼らはまだ『真のカリスマ』には辿り着けていないと言える。故にこうしてカリスマどうしで身を寄せあい、日々カリスマ性を育み、さらなる高みを目指すいわば仮住まいの状態。世間には嘲笑する者もいるだろう。が、カリスマな彼らにはノーダメージ。むしろそういった逆境を糧にさらなるカリスマを生成し、見事な『カリスマチャージ』を蓄積させていく。チャージの先にあるものとは……!? 凡人にはよくわからないと思いますがこれはカリスマたちの物語です。
≪キャスト≫
「正邪のカリスマ」伊藤ふみや:小野友樹
「秩序のカリスマ」草薙理解:山中真尋
「服従のカリスマ」本橋依央利:福原かつみ
「反発のカリスマ」猿川 慧:細田健太
「内罰のカリスマ」湊 大瀬:日向朔公
「自愛のカリスマ」テラ:大河元気
「性のカリスマ」天堂天彦:橋詰知久
カリスマ公式サイト
カリスマ Official Channel
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