音楽
『カリスマ』山中真尋×細田健太×橋詰知久インタビュー「カリスマジャンボリー」

「カリスマジャンボリー」に「リカピュア」に「ヤンキーロック」に「ムンラーラ」! 今回も要素モリモリな『カリスマ』2ndアルバム「カリスマジャンボリー」|草薙理解役・山中真尋さん×猿川慧役・細田健太さん×天堂天彦役・橋詰知久さんインタビュー

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の開発・運営を手掛ける EVIL LINE RECORDSと株式会社Dazedが立ち上げた二次元キャラクターコンテンツ、超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』。

「正邪」「秩序」「服従」「反発」「内罰」「自愛」「性」、それぞれが持っている己の中のカリスマ性を日々見つめている7人が、「真のカリスマ」に辿り着くためにシェアハウスでさらなる高みを目指していくストーリーです。

そんな『カリスマ』の新曲2曲を含む全11曲の他、ドラマの中に出てきた挿入歌4曲が「おまけ」として収録された待望の2ndアルバム「カリスマジャンボリー」が2024年4月24日(水)に発売されます!

今回は「秩序のカリスマ」草薙理解役・山中真尋さん&「反発のカリスマ」猿川慧役・細田健太さん&「性のカリスマ」天堂天彦役・橋詰知久さんの発売記念インタビューを実施。「カリスマ」キャラクターの魅力や2ndアルバムについてなど、さまざまなカリスマワードが飛び交う盛りだくさんな内容となっています!

 

 

「秩序」「反発」「性」のカリスマが今ここに揃う!

――まずはじめに、ご自身が演じる『カリスマ』のキャラクターについてご紹介お願いします!

「秩序のカリスマ」草薙理解役・山中真尋さん(以下、山中):僕が演じる草薙理解は「秩序のカリスマ」というぐらいですので、「秩序」「規律」を重んじます。少し融通が効かなくて、発言が厳しかったりしますが、彼は本当に心から相手の為を想い、世の中を良くしようと厳しく言っています。彼は優しいんです。

彼の厳しさは優しさであり、どこまでも真っ直ぐな男なんじゃないでしょうか。とても誠実ですし……これだけ挙げるとすごく良い男に聞こえませんか?(笑)。

一同:(笑)。

 

 
「性のカリスマ」天堂天彦役・橋詰知久さん(以下、橋詰):良い男ですよ。

「反発のカリスマ」猿川慧役・細田健太さん(以下、細田):良い男“では”ありますよね。

山中:(細田さんへ向けて)なに、そのちょっと引っかかった言い方!

細田:(笑)。融通が効かなすぎるんですよ! まぁそこが最高なんですけどね。

山中:あと、(服従のカリスマ)本橋依央利さんにいつも「ありがとうございます」って言ってるのは理解くんだけだと思いますよ! これはね、本当に大事なこと。

なにせ、依央利くんがご飯を作ってくれたり、家事をしてくれていますからね。ハウスのみんな、依央利くんにお礼言ってる?

細田:(流すように)まあまあまあ。

山中:当たり前じゃないんです!

細田:リアル理解(笑)。

 

 

――(笑)。最初に理解を見た時に、「こんなに笛を吹くコンテンツあるんだ!?」と思いました。

山中:フハハハ!(笑)。笛は吹いてますね〜。

猿川に「うるせえ」って言われたり、吹かなかったら吹かなかったで「吹かないの?」って言われたり。(猿川は)理解に対して、そういう態度の割には何かあった時に相談してきます。

細田:実は仲良し(笑)。

――続いて、細田さん演じる「反発のカリスマ」猿川慧について教えてください。

細田:猿の一番大事な部分は「芯」だと思っています。それこそ理解の融通の効かなさとは別に、彼はすごく芯が強い部分がまずある。それなのにも関わらず「反発のカリスマ」であるが故に振り回され……。

橋詰:呪いみたいだよね。

山中:ある意味そうだよね。

細田:生きづらい自覚はしているし言葉にもしますが、それでも猿川はその生きづらい生き方を変えないという芯がある意味、二律背反。矛盾している状態に常に置かれていて、それを理解して「これが俺だ」って言っているので、演じさせていただいている細田からすると「生きづらいだろうけど、お前はそれでいいよ! その生き方でいこーぜ!」と応援する気持ちになります。

 

 

――先ほど仰ってた、口癖が「生きづれええええーーーーー!」だったり、自分で「言わない」って言ってるのに結局、言っちゃってる部分がありますよね。

山中:本人はたぶん、格好良くありたいと思うけど、可愛いもんね。スイカ割り好きだったりさ。

橋詰:ピュアピュアだよ。

細田:可愛いのは分かりきっていることじゃないですか!

橋詰:おお!?

山中:今、「分かりきってる」って言った!(笑)

橋詰:おぉ?

細田:(笑)。でも本人は自分が可愛いって思っていないので、演じる上では難しい。

山中:可愛いを自覚しちゃったら違うもんね。

 

 
細田:絶対可愛くいちゃいけない。というのも本人が「可愛い」を自覚したら、きっと今みなさんが「可愛い」と思っている部分が可愛く見えなくなってくる。

スイカ割りが好きだったり、豆餡を美味しそうにしていたり、とか。あくまで滲み出てしまう部分が「可愛い」のであって、彼自身は真剣に真っ直ぐ、思ったことを言っているだけだし……ということを考えて演じないといけないなと思います。

――続いて、橋詰さん演じる「性のカリスマ」天堂天彦について教えてください。

橋詰:(間髪入れずに)まぁ、変態ですよ。

山中:いいの言っちゃって!?(笑)

橋詰:(笑)。「性」の伝道者として、「性」に対してものすごく真っ直ぐな興味を持っています。それを人々に伝えて周りたいというWSA(ワールドセクシーアンバサダー)としての天堂天彦。そこだけ切り取ると唯のエロガッパになりがちですが、同時に優しく包み込むような大人な側面も兼ね備えている。

そういう大人な部分をちょこちょこ出しているので、部分的に見ると「あ、この人ひょっとしたら真っ当なんじゃないか?」って思えるんですよね。性の伝道者という情報を伏せて「マトモな天彦」だけ切り取ってみたら、ものすごい真っ当ですよ。

 

 
細田:でもそんなのは天彦じゃないですよ!

橋詰:フハハハハ(笑)。

山中:部分的にみたら真っ当は7人全員そう……ん? ちょっと(伊藤)ふみやのことを考えちゃった。

橋詰:(湊)大瀬も最近ちょいちょい本質を出してきてるような気が。

ですから、性の要素を除けば割と真人間であり、ただ、弄ぶ時は弄ぶんですよ。猿ちゃんとかは大人のオモチャなので。

山中:追い詰められた人間に意外と為になる言葉を言うんだよね。

……それと、猿ちゃんのシャワーは何回邪魔するの!?

橋詰:ザッバーンザッバーンって、ピンポイントで狙ってんのかな? って。一番狙い撃ちしやすいしピュアだから、偶発的なセクシーを生み出してくれるんじゃないかという期待がありますよね。

細田:たしかに(笑)。

 

 
山中:天彦さんのカリスマが発揮される時って結構、人に絡みに行ってるんだよ。テラくんとか他のキャラは基本、自己完結なんだけど天彦さんは違う。

橋詰:父親(父彦)にすら絡みに行っているので、能動的で1人では完結しないですね。やっぱり、「性」を周囲に伝えたいという気持ちが大きいのかな。伝えずにはいられない。

細田:さっき話題にも出た、「部分的にマトモ」は条件が満たされないと発揮されないんじゃないかな。

誰かとの組み合わせの時、例えば猿川だと大瀬と一緒にいる時は急に良いお兄ちゃんになったり、夏祭りで理解と奇妙な絆が生まれたり。そういう誰かとの組み合わせで表面化するマトモな部分が、天彦はハウスの中で一番誰とでも合わせられる。だからハウス全員の前でも“大人な側面”を発揮できるんだと。

山中:たしかに、平等かもしれない。

橋詰:何度も言いますが、大人な時は本当に真っ当な人間で、ただおかしい時がおかしすぎるので。それでバランスが取れているのかな?

山中:いや、圧倒的にマトモなシーンの方が少ないだろう。

橋詰:……理解お兄さん、そんなこと言う?(笑)

山中:理解の話はもういいんだよ!

 

 

――そういえば、ドラマで理解が天彦の一番弟子って宣言する場面も印象的でした。

山中:理解くんも天彦の認めている部分は認めていますから。

橋詰:ええ、「先生」って仰ってくださって。

細田:(笑いまじりに)なんでだよ、絶対間違ってる!

 

 

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