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山下大輝が語る『ヒロアカ』デクの信念。見え方の違いが鍵となった6期、そして7期へ【インタビュー】

デクの信念を肯定したい。“見え方の違い”がキーとなった第6期、そして第7期へーー『僕のヒーローアカデミア(第7期)』緑谷出久役・山下大輝さんインタビュー

アニメ『僕のヒーローアカデミア』シリーズの第7期が2024年5月4日より放送開始! 第6期「全面戦争編」を経て、劣勢に立たされたヒーローたちですが、雄英高校の1年A組の面々は再び一致団結し、強大な敵(ヴィラン)たちに立ち向かいます。

放送を控える中、アニメイトタイムズではキャスト陣にインタビューを実施! 今回は緑谷出久(デク)役の山下大輝さんに、第6期のデクの心情や、第7期の見どころを語っていただきました。

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僕のヒーローアカデミア(7期)
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オール(OFA)を受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指し、ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと共に成長していく。デクたちの雄英2年目の春。ヒーローたちが死柄木たち敵<ヴィラン>の掃討作戦を決行し、まさに“全面戦争”と言える激闘が繰り広げられる。双方が大きなダメージを受け全面戦争は一旦の終結を見るが、ヒーローへの信頼は揺らぎ、社会は荒廃していく。オール・フォー・ワン(AFO)が狙うOFAの継承者としての使命感と、周囲の人間を危険に晒したくないという思いから、ひとり雄英を出て戦うデク。焦燥し疲弊していく彼に手を差し伸べたのは、1年A組のクラスメイトたちだった。ひとりじゃなく、皆で立ち向かう決意を新たにした雄英生とヒーローたち。ヒーロー殲滅のため次なる一手を狙う死柄木弔やAFOら敵<ヴィラン>。いよいよ“最終決戦”の時が近づく。そして、アメリカからもひとりのヒーロー...

“僕のヒーローアカデミア”を実感した第6期

ーーーー第6期は劇的なエピソードの数々でした。

緑谷出久役・山下大輝さん(以下、山下):そうですね。第6期は『僕のヒーローアカデミア』内の社会全体に動きがある話がたくさん描かれました。雄英高校を飛び出したと思ったら世界を巻き込む事件が起こり、話全体が大きなものになって。でも最後は『僕のヒーローアカデミア』というタイトルの回収になっていたりして、非常に完成度が高いなと。もちろん、これまでも完成度は高かったですが、第6期は「この話は『僕のヒーローアカデミア』なんだ」と実感できる締めくくりになっているなと思わされました。

ーー前半はヒーロー、敵(ヴィラン)が死力を尽くしてぶつかり合いました。

山下:「全面戦争編」という名にふさわしいくらい戦いの連続でした。痛々しい描写が躊躇なく描かれているから視聴者のみなさんもヘビーに感じたと思います。でもこの戦いの中で敵(ヴィラン)ってなんだろう、ヒーローってなんだろう、という大きいテーマが剥き出しになったなと。僕自身、それくらい敵(ヴィラン)という存在がただの悪ではなく、それ以上のなにかに感じました。

ーーヒーローと敵(ヴィラン)の違いはどんなところにあると感じられましたか?

山下:結局、僕が良いと思ったものがほかの人には嫌なものに映ることがあるように、“見え方の違い”なんですよね。そして、僕らが生きているこの世界でも同じようなことが起きているからこそ他人事とは思えない話になっているなと思いました。

ーーたしかに、現代と通ずる恐ろしさみたいなものを感じました。

山下:「この世界はもしかしたら明日の自分たちなのかもしれない」という緊迫した空気、危機感みたいなものを感じて。非常にグサっと刺さりました。

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