想いの強さはヒーロー以上! 最終決戦に向かう敵(ヴィラン)たちの信念ーー『僕のヒーローアカデミア(第7期)』死柄木弔役・内山昂輝さん&荼毘役・下野紘さんインタビュー
「もう勝ち確ですよ」
ーー第7期の注目ポイントを教えてください。
内山:序盤に描かれるスターアンドストライプとの戦いは大きな見どころだと思います。この戦いの死柄木はスターアンドストライプを相手に苦戦しつつ、まだまだ自我が揺れ動いているんですよね。
僕自身、これまでの死柄木像にオール・フォー・ワンを融合させた新たなキャラクター像で挑みましたが、フルスロットルでバトルが展開するので序盤から大変でした。
ーースターアンドストライプとの戦いはこれまで以上にアニメーション映えしそうですよね。
内山:原作の時点ですごく面白かったんですけど、アニメーションになって「こう描かれるのか」と驚かされました。映像的にも、スターアンドストライプというキャラクター自体も見どころ満載なので期待してほしいです。
ーー下野さんはいかがですか?
下野:「ダビダンス」を経て、荼毘=轟家の長男ということが判明しましたが、これからは再びお父さんと弟と戦うことになります。まさに最終決戦を迎えようとしていて、原作を読んでいるときもいろいろと想いが溢れました。でもそこを気にかけていたら荼毘を演じることはできないだろうなと思って。たとえ喉を壊そうが、とにかく全力でぶつかっていこうという気持ちでした。
ーー焦凍がどんな想いを持ってぶつかるのか楽しみです。
下野:荼毘を含めてみんなが絶望していた中、焦凍だけは希望を失っていなくて。今の焦凍は、自分の覚悟や素直な思いを持って荼毘を退治しようとしているので、荼毘と焦凍の関係性にも注目してほしいです。
ーー第7期でも敵(ヴィラン)側に変化があるのではないかなと思っています。
下野:またバックグラウンドが描かれるキャラクターもいますよね。
内山:死柄木としてはさらに強い力を見せられるんじゃないかなと思います。
下野:全体としては敵(ヴィラン)側が優勢ですが、ここからはどんな決着が描かれるのか気になるところですよね。
内山:状況的には優勢ですよね。
下野:荼毘にとってのエンデヴァーと焦凍のように、それぞれの戦いの中で、どういった話になっていくのか。気持ちのぶつけ合いみたいなものに注目してほしいです。
ーー逆に、劣勢に立たされたヒーローたちをご覧になっていかがですか?
内山:ヒーロー側はボロボロですよね。
一同:(笑)
内山:光が見えない状況ですよね。各国が日本にヒーローを送るのを渋るというか、自分の国を守るのが大事だから、という事情も描かれるので、そういった面からも日本が非常に大変な状況だと伝わると思います。むしろ、ヒーロー側はもう切れるカードがないんじゃないですかね。
下野:本当にボロボロだもんね。
内山:もう勝ち確ですよ(笑)。
[取材・撮影 MoA]
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』作品情報
第7期は5月4日より放送スタート
毎週土曜夕方5:30
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット ※一部地域を除く
TVアニメ第1期~第6期 各動画配信サービスで配信中!
配信情報:https://heroaca.com/onair/#ondemand
イントロダクション
コミックスシリーズの世界累計発行部数1億部を突破!週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の堀越耕平による大人気コミックを原作としたTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』。
舞台は総人口の約8割が何らかの超常能力“個性” を持つ世界。事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵<ヴィラン>から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを目指し、雄英校に通う高校生・緑谷出久“デク”とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情のストーリーが繰り広げられていく!
ストーリー
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オール(OFA)を受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指し、ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと共に成長していく。
デクたちの雄英2年目の春。ヒーローたちが死柄木たち敵<ヴィラン>の掃討作戦を決行し、まさに“全面戦争”と言える激闘が繰り広げられる。双方が大きなダメージを受け全面戦争は一旦の終結を見るが、ヒーローへの信頼は揺らぎ、社会は荒廃していく。
オール・フォー・ワン(AFO)が狙うOFAの継承者としての使命感と、周囲の人間を危険に晒したくないという思いから、ひとり雄英を出て戦うデク。焦燥し疲弊していく彼に手を差し伸べたのは、1年A組のクラスメイトたちだった。ひとりじゃなく、皆で立ち向かう決意を新たにした雄英生とヒーローたち。ヒーロー殲滅のため次なる一手を狙う死柄木弔やAFOら敵<ヴィラン>。いよいよ“最終決戦”の時が近づく。そして、アメリカからもひとりのヒーローが飛来する…。
果たしてデクたちは、皆が笑顔になれるあの日々を取り戻すことはできるのか―。
スタッフ
原作:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
総監督:長崎健司
監督:中山奈緒美
シリーズ構成・脚本:黒田洋介(スタジオオルフェ)
キャラクターデザイン:馬越嘉彦/小田嶋瞳
音楽:林ゆうき
美術監督:池田繁美・丸山由紀子(アトリエムサ)
色彩設計:菊地和子(Wish)
撮影監督:澤貴史
編集:坂本久美子
音響監督:三間雅文
オープニングテーマ:「誰我為」TK from 凛として時雨
エンディングテーマ:「蕾」Omoinotake
アニメーション制作:ボンズ
キャスト
緑谷出久:山下大輝
爆豪勝己:岡本信彦
麗日お茶子:佐倉綾音
轟焦凍:梶裕貴
飯田天哉:石川界人
蛙吹梅雨:悠木碧
切島鋭児郎:増田俊樹
八百万百:井上麻里奈
上鳴電気:畠中祐
峰田実:広橋涼
耳郎響香:真堂圭
常闇踏陰:細谷佳正
芦戸三奈:喜多村英梨
瀬呂範太:古島清孝
青山優雅:桑野晃輔
尾白猿夫:三好晃祐
障子目蔵:西田雅一
葉隠透:名塚佳織
砂藤力道:奈良徹
口田甲司:永塚拓馬
通形ミリオ:新垣樽助
天喰環:上村祐翔
波動ねじれ:安野希世乃
相澤消太:諏訪部順一
エンデヴァー:稲田徹
ホークス:中村悠一
ベストジーニスト:緑川光
エッジショット:鎌苅健太
ミルコ:木下紗華
スターアンドストライプ:朴璐美
オールマイト:三宅健太
死柄木弔:内山昂輝
荼毘:下野紘
トガヒミコ:福圓美里
スピナー:岩崎了
オール・フォー・ワン:大塚明夫
公式サイト
公式X(@heroaca_anime)
公式Instagram
アニメLINE公式アカウント ID:heroaca_line
読売テレビ番組公式ホームページ
劇場版最新作 作品情報
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
2024年8月2日(金)公開!
ストーリー
次は、君だ――。
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前になった世界で、“平和の象徴”と呼ばれたかつてのNo.1ヒーロー・オールマイトが“悪の帝王”との死闘を制した直後に発した言葉。
オールマイトがNo,1ヒーローの座を退いた後も、彼のヒーローの意志は、出久たち雄英高校ヒーロー科に受け継がれた。
出久たちが雄英2年目の春に勃発した、ヒーローvs敵<ヴィラン>の全面戦争。出久は恐るべき力を手に入れた死柄木弔と対峙、激しくぶつかり合う。ヒーローと敵<ヴィラン>の双方が大きなダメージを受け、死柄木の撤退により戦いは一旦の終結を見るが、再び相まみえる決戦の時は刻一刻と近づいていた。
そんな全面戦争の影響で荒廃した社会に突如、謎の巨大要塞が現れ、次々と街や人を飲み込んでいく。
そして出久たちの前に、“平和の象徴”を思わせる男が立ちはだかり……
スタッフ
原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:岡村天斎
脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
音楽:林ゆうき
アニメーションアドバイザー:長崎健司
アニメーション制作:ボンズ
製作:「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会
配給:東宝
製作委員会:東宝 讀賣テレビ 集英社 ボンズ 日本テレビ 電通 ソニー・ミュージックエンタテインメント ムービック
キャスト
山下大輝(緑谷出久 役)
岡本信彦(爆豪勝己 役)
佐倉綾音(麗日お茶子 役)
梶裕貴(轟焦凍 役)
石川界人(飯田天哉 役)
三宅健太(オールマイト/ダークマイト 役)
ほか
劇場版公式サイト
劇場版公式X(@heroaca_movie/)
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
(C)2024「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (C) 堀越耕平/集英社