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- 万木サエ
- 旅行、グルメ、テーマパーク系のライターを経て、アニメのジャンルへ出向。ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆
「あでぃしょなる・たいむ!」は『ブルーロック』のTVアニメ本編後に放送されていたミニアニメ。本編では見られないエゴイストたちの“ブルーロック”での生活やチームの戯れがコミカルに描かれ、TVアニメ放送時にとても話題になりました。
原作者の金城宗幸先生とノ村優介先生が原案・ネームを担当されていることもあり、『ブルーロック』の世界観はそのままに、キャラクターたちが深堀りされ、知らなかった一面が見えると大反響!
2024年4月19日から公開されている『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』でも本編後に「あでぃしょなる・たいむ!」が上映されています。この劇場版の上映を機に再注目されている「あでぃしょなる・たいむ!」を、本稿で改めてご紹介! 注目度の高いものや、筆者のおすすめをピックアップしてご紹介します。
まずは視聴回数の多かったものを5つ紹介します。TOP1は260万回超え! それだけみなさんが注目し、何度も見て楽しんでいるということですよね。私のお気に入りもTOP5の中にありました。何度見ても楽しいので、ぜひご覧ください!
千切が“お嬢”と呼ばれる由縁がわかるお話。始め、髪型にこだわる千切がかわいい! と思って見ていると、どこまでもマイペースな“お嬢”節炸裂! そしてミーティングを始めたいみんなの所にお嬢を連れていけるよう、機嫌を損なわないようにしつつ事を運ぼうとする國神の優しさにもキュンときます。
ランキングTOP3の3人がどういうコミュニケーションをとってチームを組んだのか、気になっていた人におすすめ! ネガティブ思考で気弱な発言が多いのに心の中で毒吐く時光のキャラが立っていたり、“オシャ”こと蟻生には終始キラキラオーラと不思議な効果音がついていたり、クセになる面白さがあります。
おんぶしてあげたりマッサージしたり、いつもはリムジン移動なのに凪のために自転車を漕いであげたり。普段は尽くされている側の玲王が、自分の宝物に過剰なほど尽くします。一方凪も「めんどくさい」と言いながらサッカーを嫌がってはいない様子。そんな2人の関係がエモい!
二次選考「奪敵決戦」前、3人1組のチームを作る2ndステージで凪と玲王が離別したあとのお話。真っ暗な中で「凪は戻ってくる…こない…」と歯ブラシで花占いをする玲王――病んでますね。このエピソードで“ヤンデレ玲王”が認知されてしまいました。
また、玲王のお話なのに、千切の可愛さや“お嬢”っぷりが見られるところも人気のようです。
お人好しの潔の両親らしい、可愛らしくてほんわかした雰囲気の2人。潔の幼い頃のかわいいエピソードを話していたかと思いきや、最後のほうは笑顔で息子をディスる母親が最高です。潔の子どもの頃の様子を知れる、ファンには嬉しいお話。
ここからは個人的におすすめの5選を紹介させていただきます。潔たちが所属するチームZの仲良しさがうかがえるものや、エゴイストたちの意外な一面が垣間見えるものなどをピックアップしました。声優さんたちの演技力も素晴らしいので、そこにもご注目ください!
潔と蜂楽が練習後、“ブルーロック”内で迷子になるお話。自分たちの部屋がわからなくなりキョロキョロする蜂楽と、蜂楽に対してお母さんっぽくなる潔にほっこり。可愛さが全面に出ていて、2人の相棒感にも癒やされます。
チームZのメンバーが「誰のモノマネでしょうか選手権」を開催。成早と蜂楽がモノマネを披露していると、そこに通りかかった千切もやってみてと言われてしまいます。断るかと思いきや、少し照れながらもクオリティの高いモノマネを披露。千切がモノマネをした人物とは……?
その②では、まず我牙丸と潔がモノマネを披露。どちらも似てなさ過ぎて笑えます。そして意外にノリノリで「ラスト、オレやります」と手を挙げる國神。しかも顔マネを披露! チョイスも独特で、國神らしからぬ可愛い顔が拝めます!
一次選考「総当たりリーグ戦」の最初の頃はギスギスしていたチームZでしたが、ミニアニメでは仲の良さを感じられます。ほかにもご飯派vs.パン派で言い合うお話もおすすめです。
二次選考「奪敵決戦」で潔と凪が馬狼を引き抜き同部屋に。気の合わない凪と馬狼は言い合い&物の投げ合いを始めます。突然、几帳面さを発揮する馬狼に対して「メイド・ばろう 爆誕」という凪。その後に放送されたものですが、メイド・ばろうの姿が強烈で、一度見たら忘れられません!
凪と玲王が“ちゃんと”高校生しているところが見られるお話。授業中寝てばかりの凪が先生に急に当てられて焦る姿や、玲王がいたずらして笑う悪ガキっぽいところがかわいいんです。そして授業を聞いていなくても98点取れてしまう凪……やはり天才です。
『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の「あでぃしょなる・たいむ!」は三宮宏太先生がネームを担当。4週連続、週替りで上映されています。
高校で友だちのいない凪は、最低限のコミュニケーション能力を維持するために、サボテンを買います。それが「チョキ」。凪が愛でる「チョキ」との出会いの物語が描かれています。
本編ではあっという間にチームVのリーダーのような存在になっていた玲王。どうやってみんなを手懐けたのか……? 御影コーポレーションの御曹司が、親譲りの帝王学を駆使してリーダーへとのし上がる様が見られます。
自分を賢く見せようと難しい言葉を誤用し、凪や玲王からバカにされている斬鉄。彼のトレードマークでもあるメガネにはある秘密が……!
4週目の映像は、タイトルも内容もまったく明かされていません。どんな物語が上映されるのでしょうか。ぜひ劇場でお楽しみください!
TVアニメ放送時、激しくぶつかり合うシーンが多い本編を見た後に流れるこのミニアニメの本編とのギャップにやられ、毎週楽しみにしていました。
自分の“推しキャラ”の日常が見られたり、本編では描かれなかった裏のストーリーを知ることができたり、まだまだ面白いお話があるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
アニメイトタイムズのお仕事のほか、旅行、グルメ、ウェディング、テーマパーク系のライターをしています。 旅行に行けなくなって、漫画やアニメにハマリ、今はもっといろんなジャンルを知るべく武者修行中! スポコンアニメを見て、一緒に泣いたり熱くなったりするのが最近のストレス発散方法。 ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆
Blu-rayには、映像特典として「あでぃしょなる・たいむ!」が収録されています。