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- わたなべみきこ
- 出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。
2024年4月より放送がスタートした『怪獣8号』(原作:松本直也先生)。怪獣が発生する日本で、それらを討伐する「日本防衛隊」の戦いが描かれている話題作です。
古橋伊春は、討伐高専を首席卒業した有望株で、主人公・日比野カフカの同期隊員。カフカの相棒・市川レノと良きライバルとして入隊後も切磋琢磨を続けています。
本稿では、古橋伊春の性格や人柄、強さに加え、レノとの関係、今後の注目シーンなどをまとめてお届けします。
※本稿はネタバレを含みます。
年齢:不明
誕生日:7月23日
身長:177cm
好きなもの:ロック、バイク、ヒーロー、ゴリゴリ君
八王子討伐高専の首席卒業した実力者。中学生の頃、第3部隊隊長・亜白ミナに助けられたことをきっかけに、彼女に憧れて防衛隊を志願します。負けず嫌いで仲間思いなムードメーカー。
カフカを「おっさん」と呼ぶなど粗野な言動の多い伊春ですが、とても仲間思いで、暗くなりがちな防衛隊という職場を明るくするムードメーカー的な存在です。
中学生の頃にミナに助けられたことで、防衛隊員になりたいと思うように。それ以降、強くなることばかり考えて生きてきたのだと言います。
守られる側でなく守る側になりたいという思いが強く、仲間がピンチのときには、分が悪い戦いだとわかっていても助けに入る勇敢さを持っています。また、非常に負けず嫌いであり、自分よりも実力のある同期たちを強く意識。彼らと競い合う日々を送っているようです。
【最新話更新!!】
— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) March 31, 2022
『#怪獣8号』第59話は、本日より配信開始です!
ぜひとも、ご一読ください…!https://t.co/bBbTfp00se
そして今週のキャラクターアイコンは、
八王子討伐高専を主席で卒業した実力者!
カフカやレノ、仲間たちへ抱く想いはアツい
古橋伊春!! pic.twitter.com/LGbkr5eavM
新人隊員たちの中で伊春がより強く意識しているのは、2つ年下の同期・市川レノ。平凡な成績で入隊し、伊春より防衛隊スーツの解放戦力も低かったレノでしたが、入隊後に急速な成長を見せ、伊春を追い抜いてしまいます。
完全にノーマークだった同期の急成長に焦りや嫉妬を覚えつつも、レノの長所を認めて尊敬することができるのが伊春の素晴らしいところ。強い悔しさをバネにして伊春も成長していきます。
伊春は討伐高専の出身で、首席卒業しています。5年間みっちり訓練を受けており、入隊試験の際の解放戦力は14%と新人としては高い数値をマーク(一般隊員で20%ほど)。
入隊後は24%まで上昇するも、それ以上はなかなか伸びず、どんどん成長していく同期たちの中で葛藤する日々を過ごすことになります。
解放戦力が伸び悩む伊春でしたが、実は瞬間適合者と呼ばれる稀有なタイプだったことが判明。
特殊な脳の構造上、解放戦力が高い状態を継続的に維持することができない代わりに、ごく短い間に発揮する爆発的な戦闘能力は隊長クラスにも匹敵します。いわゆるゾーン状態(超集中状態)です。
瞬間適合者は伊春で3例目であり、同タイプの第4部隊隊長・緒方の指導の下、意図的にゾーン状態を発生させる戦闘法を身に着けます。すると、瞬間的な解放戦力は88%まで上昇。大怪獣を1人で討伐するほどの実力を付け、防衛隊の立派な戦力に成長を遂げるのでした。
【本編第105話更新!!】
— 怪獣8号【公式】 (@KaijuNo8_O) April 11, 2024
9号の深層に触れ、薄れゆくミナの意識…
そこに現れたのは、在りし頃のカフカ。
ついに、存亡を賭けた戦いが始まる!!
『#怪獣8号』第105話は本日より配信開始!!https://t.co/2PnFhQ1qpQ
来週は「怪獣8号 side B」を更新!!
そして本日のスタンプ風画像は伊春です! pic.twitter.com/agD0cYK5H6
怪獣6号をベースに作られた強力な兵器「ナンバーズ6」の適合者となったレノの実戦試験に一般隊員として同行する伊春。彼は「ナンバーズ6」の力を得たレノに、さらに差をつけられることに内心複雑な思いを抱えていました。
それでも必死に食らいつこうとしますが、力の差は開く一方。伊春が愕然とする中、レノには異変が起き始めます。強力な兵器によって己を制御できなくなり、暴走状態に陥っていたのです。
これ以上は危険だと判断した隊長・緒方がかけたストップに伊春が割って入ります。共に切磋琢磨してきたレノの想いを知る伊春は、「レノは必ず実戦試験をクリアできる」と緒方に訴え、実戦試験に協力。
レノに対しても「なんでも1人でやろうとするな!」と仲間を信頼するよう叱咤。その言葉で落ち着きを取り戻したレノは、伊春と協力して怪獣を討伐し、無事実戦試験をクリア! 「ナンバーズ6」の正式な使用者として認められることとなります。
伊春は戦闘の中で、自分が天才でなくとも諦めずに必ず食らいついていくことを決意。伊春の高い精神力とレノとの友情に胸が熱くなるシーンです。
なお、このレノとの共闘の際に、緒方は伊春が自分と同じ瞬間適合者であると気付き、彼に自分の戦闘法を伝授することとなります。必死でレノをサポートする伊春の健闘があったからこそ、成長の機会が訪れたのです。
古橋伊春を演じるのは新祐樹さん。1994年3月6日生まれ、神奈川県出身。『東京リベンジャーズ』の花垣武道役をはじめ、『うちの会社の小さい先輩の話』の篠崎拓馬役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。
討伐高専をトップで卒業した伊春は、入隊後に自分より高い能力を持った同期たちの中でスランプ気味になり、葛藤する日々を送ります。しかし、腐ることなくもがき続けたことで、成長を手にするのでした。その葛藤と成長をアニメでも見守りましょう!
1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。