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『SHY』BD第1巻発売記念イベント公式レポ|下地紫野、杉田智和ら登壇

『SHY』Blu-ray第1巻発売記念イベント第2部の公式レポートが到着! 下地紫野さん、東山奈央さん、杉田智和さん、能登麻美子さんによる生アフレコやサイコロトークで大盛り上がり

2024年5月26日(日)に秋葉原UDXシアターにて開催された、TVアニメ『SHY』Blu-ray第1巻発売記念イベント第2部の公式レポートが到着!

下地紫野さん、東山奈央さん、杉田智和さん、能登麻美子さんが登壇し、生アフレコやサイコロトークで会場を大いに盛り上げました。

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SHY
21世紀半ば、地球から戦争が無くなった――各国に突如現れた超人的な力を持ち、平和を願う“ヒーロー”によって、世界は大きく変化したのだ。新たに得られた平和を維持すべく各国のヒーローたちが活躍する世界において、日本の平和を担っていたのは、人前に出るのが超絶苦手な“恥ずかしがり屋”の少女ヒーロー、シャイだった。作品名SHY放送形態TVアニメスケジュール2023年10月2日(月)~2023年12月18日(月)テレビ東京ほか話数全12話キャスト紅葉山テル/シャイ:下地紫野小石川惟子:東山奈央えびお:杉田智和スピリッツ:能登麻美子スターダスト:三木眞一郎レディ・ブラック:鈴代紗弓ミェンロン:村瀬歩ユニロード:井上喜久子スティグマ:田村睦心ツィベタ:沢城みゆきクフフ:日高里菜スタッフ原作:実樹ぶきみ(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)監督:安藤正臣助監督:谷口工作シリーズ構成・脚本:中西やすひろメインキャラクターデザイン:田中雄一キャラクターデザイン・総作画監督:髙井里沙 末田晃大アクションディレクター:諸貫哲朗CGディレクター:相澤楓馬美術監督:下山和人色彩設計:斉藤麻記撮影監督:魚山真志(chiptune)編集:内田恵(MarvyJack)音響監督:濱野高年音...

TVアニメ『SHY』Blu-ray第1巻発売記念イベント第2部 公式レポート

2024年5月26日(日)、秋葉原UDXシアターにてTVアニメ『SHY』Blu-ray第1巻発売記念イベントが開催されました。出演者は下地紫野さん(シャイ/紅葉山テル 役)、東山奈央さん(小石川惟子 役)、杉田智和さん(えびお 役)、能登麻美子さん(スピリッツ役)。第1部、第2部と行われたイベントのうち、第2部の模様をお届けします。

登壇した4人は冒頭の挨拶から和やかな雰囲気。第1部との合間に楽屋でも話が盛り上がっていたそうで、その雰囲気のまま最初のコーナー『サイコロトーク』へ。サイコロを振って出た目のトークテーマに従って、エピソードトークを展開していきました。

1人目の杉田さんは「インドアな話」として、部屋の毛布を片付けるタイミングがわからないという生活感あふれるトーク。「恥ずかしかった話」が出た能登さんは、漫画でよくあるメガネを頭にのせた状態で「メガネ……メガネ……」と探してしまったエピソードで笑わせます。結局は鏡を見て気がついたのだとか。

みんなが不思議そうにしていたのは、下地さんの「諦められない話」。物心つく前から抹茶味の食べ物が好きだった下地さんは、なぜかここ数年、2口ぐらい食べると満足するようになったといいます。「老いかな?」と冗談めかしつつも諦められない様子でした。

東山さんが「あなたにとってのヒーローは?」のテーマで回答したのは「母親」。中学受験の際、東山さんの苦手な漢字をまとめたノートを作成し、受験当日の朝に渡してくれたエピソードで、みんなを驚かせていました。そのおかげもあり、第1志望の学校に合格できたとのことです。

再び回ってきた杉田さんは「恥ずかしかった話」として、人の失敗に対して恥ずかしいと追求したり責めたりすることはしないと、自身の信念を口に。「シャイという言葉がプラスに転化しているのはこの作品のいいところ」だと、作品の魅力も語っていました。ラストの能登さんは「お酒で失敗した話」。山のようにあるという失敗談から、お酒を飲むとよく財布を落とすため、一時期お札を丸裸にして持ち歩いていたエピソードを披露し、杉田さんから突っ込まれていました。

続いては『生アフレココーナー』。事前投票によって選ばれた下記のシーンを第4位から順番に生アフレコで披露。先ほどのトークの雰囲気から一変、迫力や緊迫感のあるセリフ、細やかな息遣いなど、魂のこもった演技をみせてくれました。

第1位:第11話「伝わること、遺るもの」より「大好きよ、マーマ」
第2位:第3話「食卓会談」より「インドアなキャラクター、略してインキャなので…」
第3位:第10話「寂しい氷と小さな火」より「その凍えた心…私が灯してみせる‼」
第4位:第2話「ありったけの心で」より 「あなたの中の憎しみ全部、私にぶつけてくれていい!」

生アフレコの合間には各シーンにまつわるトークもありました。惟子の熱演も印象的だった第4位のシーンは、東山さんが全力で演じるために自身のライブ翌日だったアフレコの日程を変更してもらった裏話を明かします。このシーンにかける気持ちが伝わるエピソードとなりました。

第4位、第3位の迫力のあるシーンとは違い、第2位は日常が描かれたシーン。“陰キャ”と書かれることも多いインキャを、「“インドアなキャラクター”という言い方ならマイルドだよね」と下地さんが言うと、一般的にも“インキャ”は“インドアなキャラクター”の略だと思っていた東山さんが驚きの表情を浮かべます。さらに、えびおの話題になると、えびおはご飯を食べるのか、など動力源が気になって仕方ない4人でした。

第1位に選ばれたのは、「大好きよ、マーマ」のシーン。能登さんの想いのこもった生の演技は「鳥肌」「胸がぎゅーってなった」と感嘆の声があがるほど。第1位にふさわしい熱演を直に浴びる素敵な機会となりました。

さらに、本編のCパートで流れたOMAKEコーナーより「テンシンリンノナゾ」と「オマエハダレダ」も、特別に生アフレコで披露。オンエアでは声がついていなかっただけに、イベントだけで聴けるアドリブ満載の特別仕様でした。

ちなみに、イベントの第1部で選ばれたシーンとOMAKEで披露されたのは以下の通りです。

第1位:第1話「シャイなので」より「私は———私は『シャイ』なので」
第2位:第12話「せきをすれば、ふたり」より「さすさすしてほしいのかい⁉」
第3位:第10話「寂しい氷と小さな火」より「生まれて初めての、本気の親子喧嘩…!」
第4位:第3話「食卓会談」より「これが、ツヴァイハンダーだ! 」
OMAKE「ホントノリユウ」

放送情報や商品情報の告知では、2024年8月発売の「PROPLICA 転心輪」の実物も登場。下地さんと能登さんが実際に装着し、変身シーンが再現できるギミックを楽しんでいました。

最後に、4人からイベントの感想や第2期に向けた意気込みが語られました。

能登「作品のことや楽しいお話をして、あっという間に時間が過ぎてしまいました。頑張ろうという気持ちや前向きな気持ち、生きているっていいなと思えることなど、すごく温かいパワーが詰まった作品だと改めて感じましたね。第2期はキャラクターも増えてますますパワーアップしますし、現場は熱く楽しくやっております。ぜひ7月からの放送を楽しみにしていてください」

杉田「ヒーローを題材にした作品は多いですが、そこはチャンピオン汁ほとばしる秋田書店さんの『SHY』ですよ。アプローチがほかと違うんですよね。テル(シャイ)のヒーロー像は、勇気や優しさが全く押し付けがましくなく、すごく謙虚なんです。でも、自虐にも見えない、稀有なタイプだなと思います。こんなにも優しさや穏やかな自分の心の置き方で人を救うのは、まさにヒーローなんじゃないか、ってシャイに対して勝手に思っています。今後ともよろしくえびよ」

東山「皆さんが選んでくださったシーンをアフレコさせていただきましたが、鬼気迫るシーンもたくさんある中、テルと惟子ののほほんとしたシーンも上位に入っていて。ヒーローとしての必死の戦いだけでなく、テルちゃんが普通の女の子として歩む小さな一歩もすごく大切に描かれている、いろんな温かさが詰まっている作品だと改めて感じました。第2期でもキャラクターたちの葛藤が描かれますけど、敵もただの悪い人じゃないんですよね。第2期でどんなキャラクターが出てきて、どんな思いを打ち明けてくれるのか、ぜひご覧いただけたらと思います」

下地「生アフレコで『ちゃんと(好きだよって)伝えればよかったなぁ』ってペペシャさんのセリフがありましたけど、それって日々感じることだなと思っています。『SHY』に出会い、テルちゃんに出会ってから、ちょっと恥ずかしいけど『ありがとう』と言おうとか、『嬉しかった』と伝えようと思うことが増えてきました。私もインドアなキャラクター、略して“インキャ”ですが(笑)、そのおかげで前向きに優しさを届けたい気持ちがちょっとずつ大きくなった気がします。皆さんも『SHY』に触れて、そういう気持ちに少しでもなってくれたら嬉しいです。第2期もそう思えるような、繊細で優しい気持ちを取りこぼさないようにという思いが感じられる作品になっていますので、楽しんで見てくれたら嬉しいです」

退場する際には、杉田さんから「『SHY』の収録のあとに、海老天丼を食ってすみませんでした!」との懺悔もあり、最後までみんなを楽しませてくれたイベントは終了となりました。

TVアニメ『SHY』第2期は、2024年7月よりテレ東系ほかにて放送開始です。お楽しみに!

イベント概要

TVアニメ『SHY』Blu-ray第1巻発売記念イベント

<日時>
2024年5月26日(日)
第1部 [開場]14:00~[開演]14:30~
第2部 [開場]16:00~[開演]16:30~

<出演者>(敬称略)
下地紫野(シャイ/紅葉山テル 役)
東山奈央(小石川惟子 役)
杉田智和(えびお 役)
能登麻美子(スピリッツ 役)

<会場>
秋葉原UDXシアター

『SHY』作品情報

SHY

あらすじ

21世紀半ば、地球から戦争が無くなった――

各国に突如現れた超人的な力を持ち、平和を願う“ヒーロー”によって、世界は大きく変化したのだ。

新たに得られた平和を維持すべく各国のヒーローたちが活躍する世界において、日本の平和を担っていたのは、人前に出るのが超絶苦手な“恥ずかしがり屋”の少女ヒーロー、シャイだった。

キャスト

紅葉山テル/シャイ:下地紫野
小石川惟子:東山奈央
えびお:杉田智和
スピリッツ:能登麻美子
スターダスト:三木眞一郎
レディ・ブラック:鈴代紗弓
ミェンロン:村瀬歩
ユニロード:井上喜久子
スティグマ:田村睦心
ツィベタ:沢城みゆき
クフフ:日高里菜

(C)実樹ぶきみ(秋田書店)/SHY製作委員会
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